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マーシャル視点

「ねぇねぇあれなに?どーなってんの」


「お前知らねーのか、あの二人ちょっと前からあんなんだぞっ」



レティちゃんに注文した後、団長達があまりにも気になって、店の片隅に同期の奴引っ張ってって聞いてみた。



「明らかに何かありました。けどって、感じだね。誰か知ってんの詳しいこと」


「アーチーさんにレオンさんが聞いたってよ。あそこに聞くのが最適だってね。その結果は、『私は団長の私生活に興味ありません。もし、内密に知ってたとしても、貴方には話しませんよ』って鼻で笑われたってよ」


「レオンさんが、アーチーさんに聞くからそんな回答だったんだろ。ってことはアーチーさんは何か知ってるってことか。ふぅーん。俺も調べてみっかな」



最近、俺の隊は忙しくて走り回っていたから、久々に美味いものってレティちゃんの店に来たら、団長とレティちゃんの間から、初々しいぐらいのピンクオーラが漂っていた。


 何だかなぁほんっとに……まあ、調べなくてもお互いに、ちょー意識し合ってるってのは丸わかり。


 ふぅ~ん。面白くなってきたな。団長にやっと春がきたかぁ! 団長と俺は、俺が騎士団に入った時、直属の上司だった縁もありいまでも良くしてもらってんだよな。


 俺は、団長の為なら何だってやる覚悟はできてる。命だって差し出せる。騎士団は幅広くどんな人間でも、受け入れると言っているが、結局は貴族重視なんだよ。俺たちみたいな庶民や身寄りのない奴は割食うんだ。


 最悪な上官に当たった奴が居て、変に好かれて身体の関係を強要されていたんだ、それをたまたま知った俺が庇ったら、その貴族の奴。仲間呼んで俺をボコボコにしようとしたらしいが、俺がそんな能無しの奴等にやられるわけないからさ。


 反対にボッコボコにしてやったわけだが、腹いせに色々あいつらの良いように塗り替えて俺を騎士団から辞めさそうとしてたんだが、団長が全てを明るみに出してくれた。


 何も嘘偽りなく表にな……最高だよ団長は。あの人なら俺は何があろうと着いていく。信じられるから。信じているからな。



 レティちゃんと団長、上手くいくと良いけどな。団長って、かなり上の貴族だけど、レティちゃんなら身分的にも申し分ないだろうな。



 二人とも応援してるよ。

読んでいただきありがとうございました。嬉しく思っています。皇子

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