62/82
4-20
組織の怪人として暗躍していた頃のことだ。
立て続けに組織の作戦が失敗することがあった。
作戦を立案し、実行に移し、その途上でリオークに嗅ぎつけられ、潰される。いつものルーチンだった。
しかし、リオークの駆けつけるタイミングがそれまでと比べて明らかに早すぎた。その都度毎に理由の説明はついたが、それでも不審は拭えなかった。
どこかから……組織内の誰かが情報を漏らしていると考えた方が自然だった。
その炙り出しの為にプラナリアンが抜擢された。
監視しやすいよう少人数で実行可能で、かつ、敵からすれば阻止せざるを得ない悪質性の高い作戦を立案、実行した。
呆気なく、怪しい人物の見当はついた。
編成されていないのに、必要以上に作戦要員に接触する者が居た。
二度三度、立て続けにダミーの作戦を実行し、疑惑は確信に変わった。
モグランダーと言う名の怪人だった。
念押しに、次の作戦に配属した。




