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4-4

「解った。今はそれで良い。休み直したまえ。兎に角水が足りない。起きて体力が戻っていれば早速オアシスを取り戻しに行こう」


 野柳が言うと、ルシャは目を開け耳から手を離した。問い掛けるような視線。


「だが覚えておいておくれ。操られたり判断を誤ったりしてまた人々を苦しめる側に回るなら、ルシャに討たれた方がよっぽど幸せだってことをな」


 納得はしていない。納得はしていないがルシャは反論なく砂布団を被った。


「あ、あと、チーム名決めといたから」


「は!? え!? は!?」


「え? なになになに」


 被ったばかりの布団を跳ね除け飛び起きるルシャに、野柳は驚く。


「なんで勝手に決めるんですか!?」


「名乗った方がキマる感じの流れだったから……ノリで……」


「ノリで!?」


 力を込めたオウム返しに思わずたじろぐ。


「名乗ったって……みんなの前でですか!?」


「はい」


「取り返しつかないじゃないですか!! どうして相談してくんないんですか!?!?!?」


「気絶してたし……気絶してる時に良い流れ来ちゃったから……つい……」


「ついじゃないでしょう!! 報酬の件と言い、どうしてそう言う大事なこと勝手に決めちゃうんですか!!!」


 一応引き合いに出してはいるが明らかに報酬の件よりキレてる。この二つにはルシャの中で明確な線引があるようだった。


「それで! 何て名前にしたんですか!?」


「……ブラストレイダーズ」


「めちゃくちゃ良いじゃないですか!!! 私がブラストで師匠がレイダーですね!!!???」


「……解ったから。悪かったから。寝てくれ……!」


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