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3-10

 締め上げていたゴブリンを堕とす。もう片方、ゲル化して伸ばし、ゴブリンを掴んでいた腕を引き戻す。


 その勢いを利用し。


「オラァ!!」 

 

 強かに殴り付ける。


 あっという間の出来事だった。倒れ伏したゴブリンを観察しつつ、息を整える。動く気配はない。


「でかしたぞ、ルシャ」


 声を掛け、視線を上げるとルシャもがっくり倒れた。


「!」


 慌てて駆け寄り、抱き起こす。


 息はしている。寝顔も穏やかだ。


──消耗させ過ぎたか。


「ルシャは!? 大丈夫なのか!?」


 わりあい近くで闘いを見ていた男が心配そうに聞く。


「疲れ、ですね。気持ちよく寝てますよ」


 野柳の言葉にほ、と胸を撫でおろす。


「すげえな、アンタ! 流石に異世界から来ただけはあらあな! 一瞬でゴブリンどもをのしちまった。今度の勇者様は大当たりってワケだ」


 勇者。その言葉が野柳に突き刺さる。


 徐々に集まり始めた村人たちもざわめき始める。


「いえ。本物の勇者はこのル・シャタールです」


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