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雲散霧消(うんさんむしょう)
この作品はフィクションです。実在の人物や団体、四字熟語などとは関係ありません。
(四字熟語については、辞書でお調べください。)
俺の名前は、ロウ。(もうちょっとで)冒険者だ。
今日は薬草採取の依頼で森へ来ている。
剣で戦うだけが、冒険者ではないのだ。
病気で苦しんでいる人々の為になればと、薬草採取の依頼を受ける事にした。
俺にかかれば、こんな依頼は朝飯前だ。(朝食はしっかり食べてからギルドへ行ったけど。)
この森はガキの頃から来ているから、依頼の薬草が森の中ほどの岩山にあるのは知っていた。
もちろん、薬草は採取済みだ。
だが、今俺はありあえない光景を見ている。
眼下に、オークの群れが居る。ゴブリンではなく、オークの群れだ。
・・・。雲散霧消というのは、このことだな。
魔法が発動した気配がしたと思ったら、オークの群れは消えていた。
・・・。森ごと。眼下には、原っぱ(でも、草は生えていない。)が、出来ていた。




