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俺、更にマイちゃんに色々と話を聞く。

「うん、聖徳太子が、複数の人の話を聞ける人だったっ話聞いたことない?」

「ああ、言われてみれば、聞いたことある気がします」

「なら話は早いね。私はそれの上位互換なんだよね。複数の人の話を聞くことも出来て、同時に精神生命体である私は、他の人と話もすることが出来るんだよ」

「うわぉ。ワンダホー」

 俺は素直に関心して言った。

「そう、だから、その辺の心配はする必要がないよ」

「そうですか。でも、それにしてもモンスターが出るとはなあ」

「うん。でもだからこそ、このマラソンはある意味平等であるんだ」

「どういうことでか?」

「ねえ、君、RPGのゲームをやったことある?」

「え、ええ。何度かならやったことあります」

「その時、モンスターを倒したらどうなる?」

「モンスターを倒したら、主人公のレベルがアップしたりしますよね……ってまさか?」

「うん。そのまさかだよ。さっき言った肉体を別の法則が支配するというのがそれだ。君はモンスターを倒すと経験値を獲得して、レベルをアップさせることが出来るようになるんだよ」

「ええっ! で、でもそれとマラソンと一体何の関連性が」

「分からないかい? レベルアップするとどうなると思う? 少なくとも、君がやったことのあるゲームではどうなった?」

「そ、それは……。HPが増えたり、力や防御力が上がったり、素早さや、運が上がったり、賢くなったり、魔法が使えたりとまあ色々ですね」

「そう、その通りだ。つまりそれが答えだ」

「じゃ、じゃあもしかしてレベルが上がるとそういった能力が増えるっていうことですか?」

「オフコース。その通り」

 マイちゃんは嬉しそうに言った。


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