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俺、考える。

さあ、24時間で何文字書けるのか。挑戦だ。

「ふうっ、今日は3月19日かー」

 俺はなんとはなしに呟いた。

 もう、いつの間にやら3月だ。ついこの間、年を越したと思っていたのに、あっという間に桜の季節がやってきた。

 なんだかなあ。

 俺は特に、これからの人生明確な目標があるというわけではない。

 今まではそれで、なんとか生きてこれた。そんな長されるがままの生活も悪くはないと思っていた。

 だけど、本当に果たして目標もなく、このまま流されるがままの、漠然とした毎日を過ごしていていいのだろうか。そんな風に感じるようになった17歳の俺。

 高校に入って部活は面倒くさいから入るのはやめた。

 中学時代は、スポーツ種目はサッカーをやっていて、全国まで行くことが出来た。

 だけど、将来サッカー選手になりたかったわけではなかった俺は、強豪校からのスカウトの誘いを蹴って、近場の高校に通うことに決めた。

 今思えば、その選択は果たして正しかったのだろうか。別段サッカーに興味があったわけではなかったけれども、今の何の張合いもない生活に比べれば、サッカーを夢中でやっていた中学時代の方が、輝いていたのではないだろうか。ただ単に記憶に補正がかかって、中学時代の地獄をもしかしたら、美化しているだけかもしれない。一つ言えることは歴史はもう元には戻らないということだ。完成したパズルはバラバラに壊しても、時間をかければ、元の絵柄に戻すことは出来るが、人生はそうはいかない。一度きりなのだ。もう元には引き返せないのだ。

 そういう結論に達した俺は、再び部屋の畳に横になった。そして買いだめしていた、ポテチの袋を開けた。

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