登場人物
王城健吾
魔女シスにより召喚された日本人。心やさしき野獣系男子。まったく未発達な武装“鉄塊”を使う、規格外の武装使い。
・エヴェンス王国
◆仲間
ミリア
健吾によって帝国兵から助けられた少女。わりとシビアに突っ込む銀髪ロリ。
アウラス
ミリアの父。健吾に深い恩義を感じ、彼を全力で補佐している。政務無双の女顔系壮年銀髪優男。
ギルダー
湾岸都市タッドリーの豪商。長門かえでに協力(服従?)している。強欲で軽はずみな極彩色の雪だるま。指輪の武装“守護の指輪”の使い手。
長門かえで
魔女シスにより召喚された日本人。黒髪セーラーニーソの勝気系女子高生。幸か不幸か政治がわかる。健吾同様、規格外の武装を使う。戦艦の武装“超弩級戦艦”の使い手。
ヘンリー
エヴェンス王国北部で独自に都市を解放した武装使い。王家の血を引く銀髪碧眼優等生。剣の武装“斬鉄剣”の使い手。
メアリ
ヘンリーの補佐役を務める幼馴染。金髪快活系ボクっ子。不憫。
◆帝国
グート
帝国領エヴェンス王国の副王。奪って犯して殺せる狼系無表情巨男
。鉄城門の武装“大鉄城門”の使い手。
ラム
帝国領エヴェンス王国の王。帝国八王が一角で、通称“破城鎚の王”。戦闘以外無関心な梟系針金男。破城鎚の武装“砕破鉄鎚”の使い手。
鉄轍也
魔女シスにより召喚された日本人。帝国に従い、エヴェンス国王に封じられる。日本に居た時は真面目だった、抑圧開放型刃物を持たせちゃいけない系人間。戦車の武装“超重戦車”
の使い手。
・オルバン王国
◆仲間
魔女シス
健吾たち四人の人間を召喚した、絶世の天才と謳われる魔女。元八王、“杖の王”。黒いローブに杖を手放さない魔女ルックだが、中身は金髪紫眼の、年齢不詳の美女。杖の武装“魔法の杖”の使い手。
オルバン三大将軍
旧オルバン十三将軍から長門かえでが抜擢した、バート、オーカス、マシューの三人。オルバンの指導者代行。
◆帝国
メルヴ
帝国領オルバン王国の王。帝国八王が一角で、通称“鎧の王”。皇帝に叛意を持つ、俺様系野心家。鎧の武装“無敵甲冑”の使い手。
・ノルズ王国
◆帝国
ルース
帝国領ノルズ王国の王。帝国八王が一角で、通称“盾の王”。難治の地といわれるノルズを大過なく治め、将軍としての評価も高い“北の鎮護”。帝国の要とも言える生真面目で勤勉な王。盾の武装“守護の神盾”の使い手。
・ロードラント王国
◆仲間
テオドア
旧ロードラント王国の元王臣。解放軍を率いる白髪長髭の老人。シスリーとは立場を越えた友情を結ぶ。
シスリー
旧ロードラント王国において大侠として名を為したヤクザの親分。心腹の友であるテオドアとともに解放軍を率いる禿頭独眼の老人。
天掛美鳥
魔女シスにより召喚された日本人。黒髪ショートカットのゆるゆる怠惰少女。ぼくっ子。他の日本人同様、規格外の武装を使う。戦闘機の武装“紫電改”の使い手。
◆帝国
ボルグ
帝国領ロードラント王国の若き王。帝国八王が一角で、二代目“弓の王”。金髪緑眼の美青年。“神弓”と謳われた祖父ヨヨルの苛烈な修業に耐え抜き、“弓の王”を継いだ。祖父より弓の武装“神鉄弓”を継承する。
・クロウリー王国
◆帝国
エクス
帝国領クラウリー王国の王。帝国八王が一角で、通称“戦斧の王”。戦場で生まれ育った修羅のごとき男。初代統一帝の懐刀で汚れ仕事も厭わずこなす。戦斧の武装“割断大鉄斧”の使い手。
◆仲間
ロビン
クロウリー解放都市の代表である七賢者の一人。ほっそりとした顔に、端正に整えられた顎鬚の、君子然とした壮年の男。武略に長ける。
ネリー
エクスにより滅ぼされた部族、ホルンの生き残り。ロビンの養女。クラウリー解放軍の一員。エルフっぽい容姿を持つ。
・トレント王国
◆帝国
ランス
帝国領トレント王国の王。帝国八王が一角で、通称“槍の王”。王としての資質は劣るが、武将としての実力は超一流。自らを妨害する“結社”の存在を妄想し、トレントに粛清の嵐を巻き起こしていた。短剣の武装“黒槍”の使い手。
◆仲間
ウィストン
トレント王国ウッドストックの住人。ひょうひょう、といった風情の、三十がらみの無精ひげの野心家。出自にも武装の才にも恵まれなかったが、それでも立身出世を志す。
・ミーガン王国
◆帝国
ハルマン
帝国領トレント王国の副王。槍の王ランスの暴走に頭を痛めていたが、殺された槍の王の仇を討つことに人一倍執念を燃やしていた帝国を愛する軍人。
ソード
帝国皇領ヴィンを守る帝国八王の一人。通称“剣の王”。初代統一帝の弟にして“帝国の剣”と謳われる最強の武装使い。超越的な剣の達人にして規格外の膂力の主であるため、強度に特化した剣の武装“一ナル剣”以外の剣を振るえない。
◆仲間
アーサー
旧ミーガン王国王子にしてミーガン解放軍を束ねるウルスターの息子。金髪碧眼の、明るい少年。
・帝国皇領ヴィン
◆帝国
グラッド
老齢の帝国宰相。初代統一帝を支え、崩壊しつつある帝国を政治面で支え続けた。
皇帝
帝国二世皇帝にして破格の武装使い。“支配”に概念特化した武装“龍鳳皇座”は、被支配者に対し絶対の強制力を持つ。世界を司る祭壇“天壇”と、魔女シスの“魔法の杖”の概念凌駕により、世界と繋がり、世界の規格を外れた超越した力を得た。