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己
誰かのちょっとした仕種に腹をたてて、それが鏡だとも気づかないでいる。
風上にたって風を仰げば、その生ぬるさに自身を知る。
これ以上進めない訳じゃない。
ただ、進めないって決めつけているだけ。
誰かの手を借りたくないから、自分の限界値を下げる防衛本能。ただそれだけの事。
自分の首を絞めているのは自分の影。
そして、自分の頭を占めているのは、ただ平凡な理想像。
ただ優しくなりたいだけなのにね。
最初はそれだけなのに。
誰かのちょっとした仕種に腹をたてて、それが鏡だとも気づかないでいる。
風上にたって風を仰げば、その生ぬるさに自身を知る。
これ以上進めない訳じゃない。
ただ、進めないって決めつけているだけ。
誰かの手を借りたくないから、自分の限界値を下げる防衛本能。ただそれだけの事。
自分の首を絞めているのは自分の影。
そして、自分の頭を占めているのは、ただ平凡な理想像。
ただ優しくなりたいだけなのにね。
最初はそれだけなのに。
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