表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

社畜聖女は定時で帰りたい

最終エピソード掲載日:2026/02/14
過労死した。
それが広告代理店で進行管理をしていたミコトの人生の結末だった。

目を覚ました先は異世界の神殿。
聖女として召喚された彼女を待っていたのは休日なし残業無限のブラック職場。
前世より酷い。

三日目にして悟る。
このままでは二度目の過労死だ。

だから宣言した。
定時で帰ります。

前世で叩き込まれた進行管理のスキルを武器にトリアージを導入しシフト制を敷き予約制度を整える。
数字は嘘をつかない。
改革の成果は確実に出ていた。

けれど神殿を支配する大神官はミコトの改革を怠慢と呼び王宮に罷免を訴える。
慈悲深い笑顔の裏で彼が二十年間隠し続けてきたものを知った時ミコトの手にはまだ一枚のカードも残っていなかった。

唯一の護衛だった騎士団長は聖女が倒れたら国が困ると言うだけの無愛想な男。
任務だと繰り返すその人が夜中に誰にも言わず治療院の残務を片付けていることをミコトはまだ知らない。

契約書に仕込んだ一行は届くのか。
四十七日分の記録に書かれていたものは何か。

過労死した魂が休んでいいと言われる日は来るのだろうか。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ