1話
祭りでよく売ってるヒョットコのお面をした
男か女かわからないやつが、複数名の人に話しているようだ。
「みっなさーん
こんにちは!!」
(…。)
「あっれー?聞こえないなーどうしちゃったのかナー?」
(ブルブル)
「あれれれれれ??ねぇもっともっっと叫んでよ。
そんなんじゃ聞こえないよ?。正義のヒーローだっけ?そんな人も来れないと思うよナー?君より困ってる人を助けに行っちゃうんだからナー?」
(ガクガクブルブル。)
お面の人は、頭を下にさげさせて頭を踏んだ。
「ねぇ。もっと抵抗してナー。そんなんじゃつまらないナー?なんか面白くならないじゃんかナー?」
(ビクッビクッ)
「あれ?こんなんで気絶するような人もいるんだナ〜。
オドロキだナー。アヒャヒャw。」
お面の人は満足したかのように何処かにいこうとした
そして哀れな人たちはその姿をみて、糸が解けるように崩れ落ちた。
「もう酷いナー。そんな人たちには、心の中のユメを貰っていっちゃおうかナー?
ヨシ。ソウシヨウ。」
仮面の人はブツブツ言いながら、片手にそこにいた人達の人数分のナニカをもっていた。
「じゃあね?また今度。」
そう仮面のが言って、そのナニカを得体の知れない肉に突っ込んで放り投げた。
投げた先にはさっきの人達がいた。
そして後には一つの肉塊ととても大きい宝箱があった。