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僕の限界なんてこんなものなんだ

作者: 朝焼 悠

みんなの中に上手く馴染めなくて

転がり落ちた僕は いつからか孤高って言葉に憧れてていて


ずっと一人だったから

文字通りの一人よがりだったのかもしれないけれど

負った傷を押さえながら

時には抉りながら

僕なりにでも必死だったんだ


だけどそんな日々にも終わりはやってきて

気付いてしまったんだ

もうここが自分の限界なんだと

ずっと憧れてきた 孤高って場所に至れるほど

僕は強くも逞しくもなかった

そう ようやく理解したんだよ

僕なんかじゃ無理だったんだって

この程度だったんだって


一人じゃ 一人だけのままじゃこれが限界なんだって


こうやって外に自分を晒す様になって

返される声に教えられる事が沢山あって

自分の立ち位置とか 今居る場所とか

一人では絶対に持てなかった視点からの言葉とか

認めてくれたり 大丈夫だって背中を押してくれる様な言葉

本当に

一人だけで続けていたんじゃ

考えもしなかった 書けなかった

そんなものに触れられて


嬉しくて ありがたくて

でもそれに頼り過ぎてしまう気がして

少し怖くなったりもする

こういう気持ちのブレも

やっぱり一人だけでは得られなかったものだから


一人だから描ける世界がある

それでも一人じゃ見えない世界も沢山ある


僕は気付いてしまったんだ

所詮僕はこんなものだと

一人だけの自分を選び続ける僕の限界なんて

こんなものなんだと


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― 新着の感想 ―
[良い点] みんな病んでるから心配ない!所得に関係なくコロナも平等になるし、多かれ少なかれ悩みも抱える。クリエイトには苦悩はつきもの!新しい道を開拓しているのだから!新作待ってマース!
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