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~ちょっとおかしい友達を添えて~

俺は、高校デビューをする事に決めた。

その為に、誰も行かないであろう

家から電車2つ分先の高校を受験した。

俺の学力では、危なかったので

3年に入ってから死に物狂いで勉強した。

俺には、どうしても受かりたい事情があったのだ。

そして、見事受かることに成功した。

それに伴い、暗い性格を封印し、

皆に明るく振る舞う爽やか好青年へと

クラスチェンジさせた。

目元まで垂れ下がっていた前髪を

全て上げてワックスで固める事により

イメチェンを果たした。




俺は、県立高校「海山高校(かいざんこうこう)」に通う高校生だ。

名前は、「(たちばな) (レン)」だ。

こんな名前と暗い性格のせいで、

俺は、小、中学校とクラスの奴に

いじめら……いじられてきた。

危ない、危ない。もう少しで病み俺が

帰ってくるところだったぜ。

この件に関しては、中学校卒業と共に

あの中学校(吐き溜め)へと、おいてきた。




そして、本日は入学式。

俺のクラスは1-C組だった。

式が始まるまでは、教室で待機との事なので

俺は教室へと廊下を歩き出した。

教室に入ると、くそ真面目そうな奴らが

大半を占める中、一人悪目立つする男がいた。

そいつは、教室の1番後ろの席で寝ていた。

髪は、茶髪で耳にピアスを開けている。

明らかに、関わったらやばい奴だと思ったが、

そうもいかない。

何故なら、そいつは、俺が本来座るで在ろう席で

寝ているからだ。

昔までの俺なら、奴が起きて消えるまで

大人しくしている所だが、俺は変わったのだ!

ここで男を見せなければどこで見せる!

俺は、その男の前まで近づき、

「なぁ。そこ俺の席なんだけど?

どいてくんない?」と、できる限り

強がりながら言った。

「ぐぅーぐぅー」

しかし、そいつは、熟睡している様で反応が

なかった。


仕方ない。出来ることなら事を

荒らげたくは無かったのだがな。

俺は、腕を振り上げると、


チョン、チョン


優しく肩を叩いた。

別に、チキった訳では無いからな!!

クラスメイトには、優しく接するべきだろ?

だから、断じて逆ギレされて

殴られるのが怖いとかではない……うん。

「うっ…ん?あれ、誰?」

目を覚ましたようだ。

顔は、女子ウケするイケメンだった。

俺も惚れるかと思ったわ。

「いや。そこ俺の席だからどいてくんない?って

言ってんの。」

「えぇ?何言ってんの

橘って書いてあるよ。

なら、俺の席じゃん。」

そう言うと、机の前に貼ってあった名前を

指さした。

こいつ。同じ苗字だったのか。

これは、こいつと仲良くなれるきっかけに

なるのでは?

見た目の割に優しそうだし。

よく見たら、俺が座るはずだった席の

前の席も橘って書いてある。

なら、そっちがお前だろ。

「なんだ。お前も橘っていうのか。

奇遇だな。実は、俺もなんだよ。

下の名前は、なんて言うんだ?」

「俺、蘭。」

「俺は、恋だ。

よろしくな。」

「うん。よろしくレン。」

よし、クラスの中でも目立つ輩と

仲良くなることが出来た。

こいつ、マジで見た目の割に緩いな。

もっと怖いやつかと思ったわ。

「という訳で、蘭。

お前の席はこっちだからそこをどいてくれ。」

「え〜?ほんと?ごめーん。」

そう言うと、蘭は立ち上がった。

うぉ!?高!?

俺の身長は、ギリギリ170cmなのだが

そいつは俺の頭1個分デカかった。

多分180cmくらいだろう。

クソ!羨ましい!

蘭はフラフラと立ち上がると、

前の席に移動し、速攻寝た。

こいつ、どんだけ寝んだよ!

昨日何してたんだよ。

てか、よくこんなやつ受かったな。

と、下らないことを考えていると

校内放送が流れた。

「今から、式が有るので在校生の皆さんは

体育館に向かって下さい」

と、放送と同時に男の先生が入ってきた。

「皆さん。今から式があるので体育館に

向かいます。私についてきてください。」

そう言うと、廊下に出ていった。

「おーい。蘭起きろ。

式始まるから移動するぞー。」

「…ん。分かった。」

そう言うと、眠そうに立ち上がった。

「俺が、押してやるから早く行くぞー」

「おっけぇー」

ほんと、変なやつだな。



体育館の中から聞こえる拍手に迎えられながら

俺達1年生は中に入った。


入ってすぐに思った事が二つあった。

1つ、2・3年生の髪の色カラフルすぎだろ!?

確かに、この学校は特に見た目に対する

規則が無い。

そのおかげで、俺もこの髪型に変えたのだ。

に、してもだよ…金髪、茶髪はまだしも

緑やらピンクやらなんなら青までいる。

どこのアニメのキャラクターですかね?

なんかバスケやったら強そー(小並感)


そして、もう1つ思ったことがある。

1年生はA~C組までの3つに分かれているのだが、

他のクラスを見て気がついた。

男女比率おかしくね!?

俺のいるC組には40人クラスなのに

女子が数人しかいない。

しかも、地味子ばかり。



地味子は趣味ではない!!!

もっと太ももを出せ!薄着になれ!

もっと大胆になれ!



それに引き換えA組。

なんだありゃあ!?

クラスの大半女子じゃねぇか!

しかも、ギャルっぽい奴らが多い。

俺の性癖にどストレートに

刺さる様な子が沢山いる!

羨ましい…泣。うちのクラスにも分けてくれ…泣

そんな、くだらない事を考えている中

式は、新入生代表挨拶となった。

登壇したのは、うちの後ろに立っていた

地味子だった。

いや。ただの地味子ではなかった。

よく見ると、とてもかわいい女の子だった。

他のクラスの男子や先輩達もざわめいていた。

でもなぁー、俺もっとエロ可愛い子が

いいんだよなぁー。

もっと、褐色肌でパンチラしそうな子がいいなぁー

あの子に足りないものは、大胆さだ!

可愛いし、スタイルがいいんだから。

もっと、出していけばいいのに。

「新入生代表 (たちばな) 蓮華(れんげ)

くだらない事をかんがえていたら話が終わっていた

てか、あの子も橘っていうのか。

世間はせまいなぁ。

「ねぇねぇ。レン」

前にいた蘭が俺を呼んでいた。

「ん?どうした。ラン」

「レンが座ってた席、あの子のじゃない?

あの子ずっと教室の後ろに立ってたし。

俺の前にももう一個橘って席あったし。」

「はぁ!?そうだったのか!?

なんで早く言わねぇんだよ!」

「いや。眠かったし。」

「それを言い訳にすんな!」

「ご、ごめん…」

「謝んなって。

後で、一緒に謝らないと行けないな。あの子に。」

「うん。そうだね」



退屈な式が終わり、俺達は教室へと帰ってきた。

先程、代表挨拶していた蓮華さんは

案の定教室の後ろに立っていた。

急いで俺は、彼女に声をかけることにした。

「あのー。橘さん?」

「はっはい!

なっなんですか…?」

「いや。なんか俺達が橘さんの席を

取ってたみたいでさ。

それに気づけなくてごめんね?」

「いっ!いえ!わっ私が、

声をかけないと行けなかったのに

しなかった私が悪いんです!

本当に!ごめんなさい!」

そう言いながら、頭を下げている。

ちょっと、守ってあげたくなるなこの子。

しかし、分かったことがある。

彼女は、どうやらコミュ障のようだ。

俺も、昔はそうであったが……今は違う!!!

彼女を上手く導いてあげようではないか!

この俺が!


「いやいや。橘さんが、謝る事じゃないよ。

ほら。ランも謝っとけ。」

「うん。ごめんね蓮華さん。」

「はっはい。どういたしましてです!」

うん…この子はどうやら重度のコミュ障のようだ。

自分の発言がおかしい事に気がついていない。

てか、サラッと下の名前で

呼んでるランすげぇな!?

「なんだよ。ラン。お前いきなり下の名前で

呼ぶとか知り合いか?」

「まぁね。同じ中学校だったんだ。

たまに話をしたりするよ。」

「へぇー。そうなのか。じゃあ俺とも。

友達になってよ?橘さん。」

「はっはい!橘くんが私なんかで良ければ!

よろしくお願いします!」

顔を真っ赤にして答えてくれた。

「うん。よろしくね。」

やべぇー。俺ちょっと青春してね?

小・中学校の時の俺に見せてやりてぇなー

生きてればいい事あるって……泣

あそこで、踏みとどまって良かったわ。

「あっあの。橘くん…」

「うん?何橘さん?」

「わっ私も橘くんのことレン君って

呼んでもいいですか?」

「もちろん!なら俺も橘さんのこと

蓮華さんって呼んでもいい?」

「えっ!?あっ…はい!」

また顔を赤くしていた。

本当、この子守ってあげたくなる。

俺、母性目覚めそうだわ。


3人で駄弁っていると先生が入ってきた。

「おーい。全員席に着けー

HR始めるぞー」

「じゃあ。座ろっか。蓮華さん。」

「はっ…はい。」

俺達は、前から蘭、俺、蓮華さんの並びで座った。

ランはまた速攻寝てしまった。

3度ほど先生が起こしたが、

無駄だと気づき、諦めたようだ。

「こいつ、寝ることに関しては、誰にも

負けねぇな。」

「では、蓮華さんちょっと前に

出てもらっていいかな?」

蓮華さんは、先生に呼ばれ前に出た。

「えぇー、彼女は中学の時のテストでは、

全国TOP3位に入る程の天才だったそうで、

入試でも、全テスト満点だったそうです。

皆さんも、彼女の様に勉学に

励んで頑張りましょう!」


えぇ!?マジか!

蓮華さんそんなすげぇ人だったのか。

そりゃあ、学年代表で発表するわな。

すると、窓際の席に座っていた数人の女子が

コソコソ話していた。

「マジ、気持ち悪いよね。」

「ほんとほんと、一生1人で勉強してろっての」

「あいつ、キモオタらしいよ。やばくねー?」

「やばー。皆の為に、ちょっとやっちゃう?」

「やろやろ。放課後に呼び出しちゃお。」

その会話が聞こえた俺は、過去のトラウマが

蘇っていた。


----------------------

「おいw「こい」の野郎、2次元に

恋してんだってよ!

ただでさえ、気持ちわりぃのに。

更に、気持ち悪いわw」

「マジそれな。キモオタは家に

引きこもってろよ。」

「あいつに、近づくと

キモオタが移るぞ。」

「こっち来んなよ!

痛い目にあわせんぞ!」


ドカ! バシ!


俺の身体には、痣が幾つもできた…

-----------------------


俺だから、耐えられたけど

そんな事を蓮華さんにするってか?

そんなん許せるわけねぇだろ 。

てめぇらには、恐怖を味あわせてやるよ。

後悔させてやるからな…




それから、時間は過ぎ昼休みとなった。

我が高校は、頭がおかしい事に、

入学式の日なのに昼から早速授業がある。

やる気だけはあるんだな。この学校。


「よし!蓮華さん、ラン、一緒に飯食おうぜ。」

「うん。いいよー」

「わっ…私もいいんですか?」

「当たり前じゃん!だって友達じゃん!」

「あっ……ありがとう…ございます」

顔を真っ赤にして照れていた。

俺今日から、お母さんになります。

ごめんなさい!父さん、母さん!

僕はこの子の母親になります!

と、そんな冗談は置いといて。



「蓮華さんちょっといい?」

さっき、陰口をたたいていた。

女子の1人が声をかけていた。

「はい。なんですか?」

「ちょっと放課後、教室に残ってもらっていい?

ちょっと勉強で聞きたいことがあってー。」

「はい。私で良ければ良いですよ。」

「ありがとう!じゃあまた放課後ね。」

「はい。」

そう言うと、女は立ち去って行った。

「ねぇ?レン。何でそんな怖い顔して

蓮華さん見てんの?」

「ごっごめんなさい!

私なっ何か不快にさせてしまいましたか!」

「あっ?えっ?

いやいや!ごめんごめん!

ちょっと考え事してただけだから

安心して!何も悪くないよ!」

やば。顔に出てたのか。気をつけないと

2人に嫌われちゃうかな。

「それにしては、人でも殺しそうな目だったよ」

「うるせぇ。目つきが悪いのは

生まれつきなんだよ!」

「そ・れ・よ・り!華蓮さん良かったね!

友達から勉強のお誘いなんて!」

「はっ…はい…」

「俺も、蓮華さんの教える勉強会なら

参加したかったけど、せっかくの女子会に

首を挟む訳には行かないから…

頑張ってね!」

「はっはい…

私もレンくんが来なくて悲しいです…(小声)」

「ん?なんか言った?」

「いえ!?なにも。」

「蓮華さん。意外に積極的だね。」

「あっ。聞こえてました…?」

「うん。バッチリ。」

「内緒でお願いします。」

「うん。いーよー。」

「ちょっと待て。ふたり共なんの話?」

「レンには内緒だよ。ねっ?蓮華さん。」

「はい…レンくんには内緒で…す…。」

「もー。2人で隠し事とかずるいぞ!」


そんな、他愛ない会話をしていると

昼休みが終わった。



そして、放課後となった。

「蓮華さーん。こっち来てー」

悪口を言っていた女達が、

集まって蓮華さんを呼んでいた。

とりあえず、俺はここから退散しよう。

「よーし。ラン一緒に帰ろうぜー

祝!友達記念ってことでどっか遊びいこう!」

「うん。いーよー」

「じゃあ、蓮華さんは、また今度遊ぼうね!」

「はっはい!ぜひお願いします。」

「じゃあ。バイバーイ」

そう言いながら、俺とランは教室から一旦退出した

そして、ランに適当に言い訳をつけ、

先に帰ってもらった。

俺は、廊下で女子達を見張ることにした。

すると、早速。

「ちょっと、さぁー。

蓮華さん調子乗ってない?」と、

黒髪ショートの髪の女が言った。

「えっ!?いえ!そんなことありませんよ…」

否定する蓮華さん。

しかし、

「いやいや。乗ってるんだわー」

「うん。乗ってるよねw」

と、同調する黒ポニーテールの女と

黒ボブヘアの女。

「実は、私達ランくんのファンでー

追っかけてこの学校来たんだよねー。」

「私達は、ランくんを見てるだけで幸せだった。

なのに!あんたは今日会ったばっかの

よくわかんない男と一緒に!

ランくんと楽しそうにはなしてた!」

「そんな事許されるわけないの。分かる?」

「ただでさえ、あの頭おかしそうな

男が関わることが許せないっていうのに。」

あいつら、ランのひっつき虫だったのか…

クソ…俺のせいで蓮華さんに迷惑かけたな…

「てなわけでーちょっと蓮華さんには

分からせようと思う。

あなたの立場ってやつを!」

さっきまで、ニコニコしていた顔が嘘のように

目が鋭くなった。

「とりあえずー全部服脱いじゃおっか。ここで。」

「私たちが、それを写真に収めてあげるから

早くしなよ?じゃないと、痛い目にあうよ?」

「嫌なら。私たちがやってあげるよ。」

と、3人が蓮華さんを取り囲んだ。

完全に、蓮華さんは黙って固まっている。

助けに行こう。

俺は、こうなることを予想して

近くの席の引き出しにボイスレコーダーを

入れて置いた。

ここまで、録音すれば奴らを脅す道具と

なるだろう。よし、入ろう!




と…した瞬間。


「はぁー穏便に学校生活を送ろうと

思ったのになぁー。」

突如、蓮華さんがため息と共に妙なことを言った。

「えっ?なに?蓮華さん突然?」

「だ・か・らぁー。アンタらのせいで

私の予定が狂ったっていってんの。

これは、痛い目に合わせるしかないよね?」

そう言うと、隣にいたショートの女の胸ぐらを

掴んだ。

「あんた今まで猫被ってたの!?」

ショートの女は困惑する様子で聞いた。

「えっ?被ってないよ。

ただ、大人しく観察してただけ。」

そう言いながら、にこやかに笑った。

「そしたら、ダブル橘くんが声を

かけてきたってわけ。」


「初めは、めんどくさいなと思った。

けど!レンくん!あの子面白いんだ!

あの子、多分中学校の時にいじめられてたね。

それなのに、それを感じさせないような

立ち振る舞い!相当頑張ったんだね。

でも、逆にそこが目立ったんだー

前は、相当暗かっただろうに

こんな私に気を配ってくれてた!

ほんっと!!可愛いなー。

あの子に告白して、結婚したいなぁー。

もっと、彼の事が知りたいなぁー!」

ダムが決壊したかのように捲し立てる蓮華さん。

「それなのに。あんたら。

さっきなんて言った?」

突然、声音が変わった蓮華さん。

どうやら怒っているようだ。

そして、呆気に取られていた3人は

思い出した。

自分達がさっき

蓮華さんが惚れている男(俺)を

頭おかしい奴呼ばわりした事を。


蓮華さんは、掴んでいた女を窓際の方に押し

他の2人も掴んで窓際へと追いやり座らせた。

彼女はおもむろに、カッターを取り出した。

「3人さぁ、今一番

やっちゃいけないことしたってことがわかる?

あんたら、レンくんを侮辱したんだよ?

そんなの死んで償う以外ないよね?」

3人は顔面蒼白となった。

「えっ!?私が悪かったから!

謝るから!だから止めて」と、謝るショートの女。

「私は、別に言ってないから!

だから許してよ!」と、自分の無罪を主張する

ボブの女。

「嫌だ!やっやめて!

殺さないでぇ!」と、恐怖するポニーテールの女


そんな3人を見下ろしていた蓮華さんは、

こう、提案した。

「じゃあ、いいよ。殺さないであげる。

その代わり、3人とも服脱いで土下座してよ?」

「「「えっ…」」」

3人の声が揃った。

「何驚いてんの?

あんたらがさっき私に言ったことでしょ?」

「嫌なら、ここで殺すけど?」

そう言うと、ショートの女の首元にカッターを

突きつけた。

「わっわかった…するから。

やめて…」

そう言うと、ショートの女は服を脱いだ。

「で?アンタら?」

更に威圧する蓮華さん。

「やっやります…」

「します…」

さっきまで、虐めようとしていた3人は

立場が逆転し、服を脱ぎ土下座をしていた。

「「「ごっ…ごめんなざいぃぃ…」」」

泣きながら、3人は謝った。

「いーよ。許してあげる。」カシャ!

「ただし、次ふざけた事したらこれネットと

学校に住所と一緒にばらまくからねー」

と、満面の笑みを浮かべた。

その一部始終を見てしまった。俺は。



逃げた。

逃げた。

逃げた。

逃げた。

逃げた。

逃げた。



気がつくと俺は、自室のベットで寝ていた。

自分がどうやって帰ったか記憶がない。

それほどまでに俺は、頭が混乱していた。



ありえねぇ…

ありえねぇ…

ありえねぇ…

ありえねぇ…

ありえねぇ!!!



俺は、どっと疲れがでて眠ってしまった…

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