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東方無表人録  作者: 無表 豊
第一章
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第一章 幻想郷へ

こんにちは無表です

小説の二次創作を書くのは始めてなのでなにかおかしい所や作品の矛盾した点や質問があればコメントにどんどんお願いします

ある日、和服を着て頭に狐の面(頭の右側に着けている)をつけた少年がある家の庭の縁側で日に当たりながらお茶を飲んでいると。


???「師匠お久しぶりです、ついに...妖怪と人間の共存した世界...幻想郷が出来上がりました」

少年「やっぱり紫か...久しぶりだな、百年ぶりくらいかな、ついに出来たんだな、人間と妖怪が共存した世界...幻想郷か」


師匠と呼ばれた少年は表情を一切変えず無表情のまま答えた


紫「やはり、師匠は表情が変わらないので感情が分かりにくいですね」



少年「仕方ないだろ、俺の表情の事は、それより紫、俺のことは『無表むひょう ゆたか』って呼べって頼んだろ?」


紫「師匠、私は師匠のことは師匠と呼ぶことに否定はしませんでしたよね?」


無表は無表情である


無表「はぁ~俺は否定はしないが賛成もしてないよな?」


やはり無表は無表情である、それに紫は耐えられなかったようで


紫「クスッ」


無表「あっ紫なんで今笑った!?」


紫「やはり師匠が真面目に話していて、無表情なので堪えられなかったんですよ」


無表「よーし、表出ろ!紫ぃ!」


無表は紫の腕を無理やり引っ張りながら


紫「嫌です、師匠と殺りあうとか絶対無理ですって」


無表「関係ない!表でやがれ!」


紫「ヤバイですよ、無表情で怒らないで下さい、止めてください」


無表「はぁ、まぁいいかそれより紫、ただ雑談しにきただけじゃないんだよな?」


紫「え、えぇそうです、今日は大切な話があって来たんです、









師匠、幻想郷に来ていただけませんか?」








無表「まあ、そう言われるのはわかってたけどな、高校三年間の友達に別れを告げる時間をくれないか?」


紫「そういえば師匠は高校に通ってみているんでしたね、師匠が来るか来ないかを決めるので来てくれるのでしたら、いくらでも待ちますよ」


無表「ありがとう、気になったんだが、紫はやっぱり忙しいのか?」


紫「ええ、師匠これでも一応幻想郷の管理者ですからね、では失礼します」


無表はなにかを思い出したように


無表「あっ紫待ってくれ」


紫「ん?なんですか?」


無表「帰る前に髪の毛を切っていってくれないか?」


紫「そのくらいいいですよ」


紫は紫の能力『境界を操る程度の能力』で作ったスキマの中に手を入れてハサミを取り出し無表の髪に手を伸ばし


紫「師匠の髪は透き通るような青で綺麗ですね」


無表「この髪は俺も好きなんだよな綺麗でさ、まあ色が変わったりもするんだけどな、あと紫のそのスキマ便利だよな俺の能力でも作れないからな」


紫「師匠の能力『操る程度の能力』でスキマが作れるところが自分の師匠に勝っているところだから作られたら困りますよ」


無表「俺はなんでスキマ作れないんだろうな」


紫「それは分かりません、あ髪の毛切り終わりましたよ、ではそろそろ帰りますね」


無表「ああ明日の朝にまた来てくれ」


紫「わかりましたそれでは」


そう紫が言うとスキマを開きその中に消えていった


無表「さあ友達の早苗に別れの挨拶を伝えに行かないと」


無表は立ち上がり早苗のいつもいる守矢神社に向かって歩きはじめた。


無表「こっちも色々あって楽しかったなぁ」


いままでにあったいろんな出来事を思い出しながら歩いていると、早苗が歩いていた


無表「あっ、おーいさなえー」


早苗「あっ豊君こんにちは」


無表「こんにちは早苗、早苗にちょうど用があったんだ」


早苗「なんですか?」


無表「実はないきなりなんだが、俺すごい遠い所に行くことになったんだ、それももう会えないくらい遠いところに」


早苗「えっ、いきなりそんなこと言われても...冗談ですよね、冗談なんですよねえ」


無表「...すまん、冗談じゃないんだ,.,」


早苗は泣きはじめて


早苗「ひっぐグスッ...どこにいぐんですか」


無表「すまん、言えないんだ..,すまん」


早苗「なんでなんですかっ...なんで...なんでなんで教えてくれないんですかっ」


無表「......」


早苗「どうじでも言えないんですか?」


無表「うん」


早苗は涙をふき、満面の笑顔で


早苗「高校での三年間ありがとうございました」


無表「ああ、本当に三年間ありがとうな...そのこのストラップうけとってくれないか?」


そう言いつつ蛙のストラップをポケットから取り出した


早苗「これって...豊君とお揃いのやつですよね」


無表「ああ、俺のことは忘れないでくれ」


早苗「忘れるわけないですよ豊君...やっぱり豊君こういうときもやっぱり無表情なんですね」


無表「それは生まれつきだって説明したよな、前に」


早苗「覚えてますよちゃんと...またいつか会えることを信じてますね」


無表「...ああ、またいつか会えるといいな、じゃあ俺やらなきゃいけないことあるから」


早苗「わかりました、グスッまたいつか」


無表「また...いつか」


両方とも手を振りながら別れた


無表(また、あえると嬉しいが)


家に着くと風呂に入り今日は眠りについた

次回から幻想入りです


「」はセリフ

()は頭の中で考えてる

『』は名前です

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