ちょっと横道④ 夢の中で
いきなり視界が開けて眩しくて、思わず一度目を閉じて擦ってしまった。
ここはどこだろう。見慣れた風景なのに、自分が今どこにいるのか分からない。ぼんやりしながら周囲を見渡して納得した。
……精霊の森……
深く鬱蒼と茂る緑の森の中にひとり、私は立ち尽くしていた。何故こんなところにいるのか分からない。直前までどこか室内にいた気がしたのに。
精霊の森は名前の通り、精霊たちの住みかなので天使はあまり寄り付かない。元々天使は仕事に関わらないことには一切思考を巡らさない生き物なので、精霊に興味もないのだろうと思う。しかし精霊というのは―特に風の精霊はとても噂好きで、傍で耳を立てているといろいろな世界のいろいろな話が聞けるので、私はよくここへ来てぼんやりと精霊たちの声を聞いていた。
くすくす……という笑い声がハーモニーのようにいくつも重なって上から降ってきた。声のするほうを見上げると、何体かの精霊が集まって噂話を始めたところだった。
「てんしがひとり、いなくなっちゃった」
「クスクス、そんなの皆知ってるよ! 神たちが知らないだけさ! フフフ」
「しらない、しらない! 神はしらないの? わたしたちのほうがモノシリね!」
小さな囁きはざわめきとなって木々を揺らす。子供のようにたどたどしく紡がれる言葉を聞きながら、私は意識が不安定に揺れているのを感じていた。
……天使がいなくなった? まさか、そんなことが
眠りに落ちる寸前のように落ちていく意識を必死に繋ぎとめながら、精霊たちの話に耳を傾ける。なんだか彼らの話がとても重要な気がした。
「あれ~? そこにいるのはだーれだ? かみかな? てんしかな? せいれいじゃないな、ひとのこかな?」
「クスクス、人の子はこの世界にはいないよ、いるはずないよ。……おやおや、誰かと思ったらアルシェネじゃないか、僕らのお友達の大天使サマ!」
「あるしぇね~? 姿が透けているよ! わたしたちとオソロイ?」
……姿が透けてる? どういうこと?
いいタイミングで浮上してきた意識を集め、精霊たちを見つめると彼らは私を見て笑っている。私は私自身を見て……
……ホントに透けてる。
目の前にかざした両手が、形を持っているというのにその先の風景を透かして見せている。手のひらをくるくる裏返してみても結果は同じ、枝先で笑っている精霊たちと同様に体は半透明に透けている。
存在してそれなりの時間が経っているが、体が透けるなんて経験は初めてだ。訳が分からずあわあわと体を点検していると、精霊たちはさらに笑い声を大きくした。
「アルシェネはここにいるよっておしえてあげる?」
「誰に? あの神に? それは必要なこと?」
「さがしてるから! いなくなったてんしをさがしてるから!」
精霊たちの賑やかなさえずりは徐々に遠ざかっていく。再び揺れだした意識を今度は掴みきれず、何か引き寄せられるような強い力に落ちて、声は途切れた。
暗闇の中で、私は強烈な眠気のような、妙に強制力を持った力を感じていた。何が起きているのか考えたいのに、瞼が重くて開かない。ふわふわと落ち着かない浮遊感の中で目を閉じたまま、このままどこへ行くのだろうと思ったら、次の瞬間また別の場所に立っていた。
白い雲の中に浮かぶ小さな島。緑の木々が生い茂る中にぽっかり開いた広場。壮麗な装飾の施された七の柱がぐるりと円形に並び、立ち上る靄の中に見え隠れしている。
……ああ、これは、夢だ。
天使には場所すら知らされない、幻のような庭園。神が集まるときに特別に使われるのだという、決して立ち入ることを許されない場所。“魂の海”のどこかにあるという、隠された小島。今眼前に広がっている光景が、噂で聞いたあの場所の特徴に合致している。ここは、『神の庭』。
……きっとそうだ。さっき精霊の森にいたのも今ここにいるのも夢。体が透けているのもおそらく、同じ理由。
しかしたとえ夢の中だとしても、この場所に立つことは許されない気がした。場所を汚してしまう気がした。けれども私はふよふよと浮いたままだったのでその心配は要らなかった。翼を持っているのだ、飛ぶことは容易だ。
幾何学に敷き詰められた石の上、何十にも張り巡らされた強い結界が七つの柱の中に見える。それが何の為の術式なのか全く分からないし知りたくもないが、相当強く簡単には壊れることのない結界だとは分かる。
……でも何故だろう。何故夢だからってこんなところに? 来たこともない場所なのに。
本当に分からなかった。来たこともない場所がこれほどまで鮮明に描けるものなのかと首をひねった。まるで今正にこの瞬間、自分は本当にここに存在しているかのような気の流れを感じる。魂の海から立ちのぼる濃く白い靄も、緑の草花も、ぼやけた光も何もかもが夢とは信じがたいほどの質感。でも大きく息を吸っても、においだけは感じることはなかった。まったくの無臭。何か一枚薄いベールを隔てたかのような、違和感とともに隔絶した世界に閉じ込められているような気がした。
「……ふむ、やはりいないの」
突然背後から声が聞こえて、驚いて身を縮め振り返った。こんなところに天使がいることが知れれば、大問題になる。夢の中の存在でも神は嗅ぎつけるだろうかと恐る恐る声の主を伺い見ると、そこには生まれたときから知っている、白いひげがふわりと浮いていた。
……雲じい。何で、こんなところに
小柄な体に低い背。皺だらけの顔に真っ白な髪と真っ白な長いひげ。羊のようだと言われているのを本人は気にしていない、むしろ気に入っているという変わり者。白い眉毛の下に半分隠れた小さな目をせわしなく周囲に向けながら髭を撫でた雲じいは、しきりに首を捻ってはぶつぶつと呟いている。
「ふむ、おかしいの、これだけ探してもいないとはな……魂の海で漂っているか、あるいは……」
……私が見えていないんだ
気づかれていないことに少し安堵した。いくら夢の中で、しかも相手が雲じいとはいえ、こんな場所まで入り込んだと知れば、見逃してはくれないだろう。ほっとため息を零すとその小さな音に反応したように、雲じいははっと振り向いた。
「誰かおるのか?」
まさか声が聞こえたのだろうか、とぎくりとして息を詰めた。思わず口を両手で多い、雲じいが周囲を不審げに見回しているのをじっと見ていた。心臓が鼓動するドキンドキンという音が、いやに大きく耳に響く。
「……おかしいの……」
雲じいには私の姿がやはり見えなかったらしい。がっかりしたように肩を落とした雲じいは、また首を振ってそのままどこかへ転移して消えてしまった。
誰もいなくなった庭園で、私は再び、今度は大きく息を吐いた。何故こんなところにいるのか分からないが、心臓に悪すぎる。夢ならそのうち覚めるだろうが、早く醒めてほしい……。
……夢? 夢を見ているの? 私が? 眠りを必要としない、天使の私が?
眠ったことなどない。存在してからこの方、眠りなど必要としたことがなくて、夢は人の見るものだとそう思っていたのに、いま自分はどこにいるのだろう。夢でなければ、今こんな場所にいる理由が説明できない。
存在自体が幻のはずの『神の庭』に立った私はひとり、自分自身に起こった事がまるで理解できずにぼんやりと回りを見回した。茂る緑の木々、光る空気、漂う靄。透ける体、他人に見えない私。
また重たくなってきた頭を振り、必死に目を開けて“一体何が起きているの”、と思った瞬間、再び世界は反転した。
気づいたときにはどこかの建物の回廊の天井付近に浮いていた。
丸い柱で支えられた回廊は建物に沿ってどこまでも続き、回廊を辿っていけば大概の部屋に繋がっている。よく迷っては似たような扉を叩いて、更なる迷路に迷い込んでいたこの場所は。
……今度は『宮』か。
『宮』とは神やそれに仕える天使たちが執務する場所で、様々な区画に分かれた巨大な建物群だ。全てが屋根つきの回廊で結ばれているが、全体的に似たような白い外観で、ぼんやり歩いているとどこがどこだか分からなくなってしまう。もっとも、迷うような天使など私のほかには滅多にいなかった。天使とは本来、そういうふうに完璧に作られているから。
数多の天使の中で唯一の落ち零れ的な自分にため息をつき、見慣れた場所ながら現在地を確認すべく首を巡らした。建物では区別は付き辛いが、周りに生えている植物はそれぞれの区画によって違っているのでそれを確認したらいい。回廊から身を乗り出してみると、今いる場所は建物の二階。三階部分まで高く伸び上がった木は、雨のよく降る場所で育つ熱帯性の植物。緑の大きな葉を張り出すように伸ばしたその木が生えていたのは確か、雨じいのエリアだったはず。
……雨じい、か。あんまり相性よくないんだよね。
昔から雨じいには出くわすたびに怒られていている。例えば廊下でふらふらしているときに見つかった時には、天使とはなんたるかを延々語られ、飽きてきた私が気持ち半分で聞いていたのが分かると、今度は比喩ではなく雷を落とされた。廊下をえぐるほどの威力の雷をどかんと落とされ、目を白黒したところまでは覚えているがその後どうなったのかは覚えていない。理由は分からないが雨じいは私を目の仇にしているようで、正直会いたくない神ナンバーワンだった。
何故滅多寄り付かなかいはずの雨じいの執務区にいるのかと首を傾げると、すぐ近くにあった大きな扉がギギ、と開く音がした。体は未だ透けたままでおそらく他のものには見えないのだろうけれど、もし雨じいに見つかればやっかいだと慌てて柱の影に隠れた。
扉から出てきたのは雨じいと雲じいだった。
「……いや、見てないのならいいんじゃ。別に大した用も言いつけておらんからな」
白髪頭がそっくりな雲じいと雨じいは小柄な体でゆっくりと歩きながら小声で会話をしていた。どうやら雲じいは雨じいに何かを聞きに来た様子で、申し訳なさそうに長い髭に手を当てて苦笑している。雨じいはそんな雲じいをじろりと睨みつけ、腕を組んだ。叱りつけるような語調に少しの苛立ちが混ざっている。
「じゃが天使たるもの仕事をせずにそっちこっち出歩いているわけにも行かぬじゃろう。じゃから昔言ったろうが、感情を持った天使など作るもんじゃないと。それなのにおぬしときたら……」
「ふむ、そうじゃったかのう、わしとしては失敗だったとは思っておらぬよ。あの子は……、ふふ、まぁ良いんじゃ。邪魔したのう、それではな」
少し苛ついた様子の雨じいをかわすように、雲じいは手をひらひらさせた。悪びれないその態度に雨じいは大きくため息をつくと、呆れたように身を翻した。
「……はぁ。おぬしは昔から変わらん。好きにせい、わしは一切関知せぬ。まぁもしアルシェネが現れたらばわしの方からうんときつく叱りつけてから連絡しよう」
「しっしっし、ほどほどに頼むぞ。またどこかを壊されては直すのがたいへんじゃからの」
雨じいの口からでた自分の名前に驚いているうちに、ふたりの小さな神は挨拶を交し合い話は終わってしまった。雨じいは重たい石の扉の向こうに消え、雲じいは回廊を向こう側へ去っていこうとしている。
……アルシェネが現れたら? 何、どういうこと? 私はここにいるのに。
一体全体、何が起こっているのかを雲じいに問いただそうとして私は口を開こうとした。その時緑色の光がいくつか飛んできて雲じいの前に立ちふさがった。
「くものかみ、おじいちゃんのかみ、ちょっときいてー!」
「雲の神よ、あなたは天使を探していたろう。先ほど」
「わたしたちの森にね、いたのよー。でももういなくなっちゃった。きえちゃった」
それは少し前に精霊の森で噂話をしていた三体の精霊たちだった。わざわざ『宮』まで飛んできたのか。あの森からここまではかなりの距離があるというのに。
いきなり小さな精霊たちに話しかけられた雲じいは驚いた素振りを見せたものの、すぐに精霊の言った内容に反応した。目の前に浮く精霊たちを鷲づかみにしそうな勢いで身を乗り出し、声を上げた。
「な、なんと? アルシェネを見たというのか? 精霊の森で? お前たち、もっと詳しく教えてくれんか」
真剣な顔で問う雲じいに対し精霊たちは一転、クスクスと笑いながら三体、顔を突き合わせなにやらこそこそ相談をしている。わざわざ雲じいのところまで飛んできたと言うのにこの態度、よっぽど暇をもてあまして面白いことを探しているのだろう。私は自分のことが話題の中心になっているというのに精霊たちの様子があまりに馬鹿にしているので呆れてしまった。
「のう、精霊たちよ。わざわざ教えに来てくれたのであろう? わしをからかっているわけでもあるまい、精霊は嘘をつかないのじゃから」
クスクス笑いを止めない精霊たちに対して雲じいは請うように言った。本来、神たるものが精霊に“お願い”することはない。神が本気を出せば精霊の存在をどうこうすることなど造作もないからだ。だからこそ精霊は神に近づかないし、このように精霊と話をする神も、雲じいのようなよっぽど変わった神くらいなのだ。
雲じいの必死な様子に精霊たちは笑うことを止め、じっとそれぞれの瞳を雲じいに向けた。そのまましばらく見つめあっているのを、私は雲じいの背後からそっと伺って緊張していた。何の話なのか未だに掴めない、けれども私に関わる大切な話のようだ。
再び重くなってきた思考と意識。ゆらゆらと揺さぶるような眠気がベールのように頭を覆ってくるのを感じる。ああ本当に、何がどうなっているというのだろう。透けた体、存在を感知されない自分。雲じいは誰かを、おそらく私を探している。探して、『神の庭』まで行った。あんなところにいるはずないというのに。
……ねぇ、私はここにいるのに。何故分からないの?
眠気と浮遊感の中にいた私の耳に、精霊の囁きがはっきりと聞こえてきた。
「かみにはみえないんだね。どうしてかな。ぼくたちにはみえているよ」
「そうだよ、アルシェネ。僕らのお友達。神には見えないのなら、もしかして僕らの仲間になったのかな?」
「ふふふ、あるしぇねならいいよー。歓迎する!」
精霊たちの視線は私のほうを向いていた。私に向けられた言葉。ああ、やっぱり精霊たちには見えているんだ、私の姿が。
雲じいは精霊たちの声と視線を辿り、私のいる方向を見てはきょろきょろしている。
「まさか、アルシェネがそこにいると言うのか? 何故わしには見えぬのじゃ……もしや魂のみが……」
思案顔で白髭を擦りながら目を彷徨わせる雲じいが、一瞬はっきり私を見た。目が、合った気がした。すると雲じいの眉毛に隠れた小さな目が大きく見開かれた。
「アル……シェネ……、そこに」
はっとして自分の手を見ると、相変わらず透けてはいたが、どうやら雲じいには私の姿が見えたらしい。驚きの表情で一歩一歩私に近づいてくる雲じいを宙に浮いたまま見下ろしながら、私はまた襲ってきた強烈な眠気に瞼を閉じそうになった。
……何、なんなの? 何故こんな眠い……
「あーアルシェネ、またきえちゃうー」
「あーあ。僕らの仲間になったわけじゃないんだね。遠くから魂だけやってきてたのか、残念」
「えー、仲間にならないのー? あるしぇね~、またねー!」
精霊たちの囁き声が徐々に遠ざかっていく。先ほどのように、またどこか別の場所で目覚めるのだろう、そんな気がした。落ちていく意識と共に、体をまっすぐに保つことができずにゆっくりと後ろへ倒れていく。
……魂、だけが、ここへ? そんなことが……、なら私はいまどこに……?
「アルシェネ! おぬし一体どこにいるのじゃ!」
いつの間にか近くまで歩みよって来ていた雲じいが、私を引きとめようと手を伸ばしてきた。しかし神の手さえもすり抜け、私の体は傾いでいく。
「アルシェネ! アルシェネ!」
必死に私を呼ぶ雲じいの声を聞きながら、私はぎりぎりまで開いていた瞼をそっと閉じた。もうこれ以上保てない限界まで、雲じいの顔を見つめていた。
……雲じい。……あれ、前にもあんな必死な表情を見た、ような……
ぴちぴち……と小鳥の囀る声が聞こえた。ざわめく風の音、光の気配。
そっと目を開けるともうすっかり見慣れた低い木の天井と電灯。分厚い布団の重み、温かさ。
「……アル? 目が覚めたのか?」
聞き慣れた低めの声。人が動く気配。
ふっと目の前が影になってその人の顔が見えた。
ゆっくりと瞬きをして確かめる。
……ああ、栄、だ。
大きく息を吸って吐き出すと、目じりを何か熱いものが伝った。
「……アル、泣いて、いたのか?」
遠慮がちに掛けられた栄の言葉に、未だぼんやりとした意識の中で思う。泣いている、私が? なぜ?
ふと、栄の指が私の頬に触れた。ぼんやりしている私を心配してくれたのだろうと思う。栄の顔を見上げると、彼は真剣な表情でじっと私を見つめながら、そっと涙を拭ってくれる。その優しい感触にまたひとつぶ、涙が零れ落ちる。
「……アル、大丈夫、か?」
心配そうなその視線を受け止めながら、こくりと頷いた。
「……大丈夫」
返事をしながらまた目を閉じた。深く呼吸しながら思う。……大丈夫、悲しいんじゃない。ただ、涙が零れただけ。
「……夢を、見ていたの……」
目を閉じたままで呟くと、当たり前のように栄は応えてくれた。
「夢? どんな?」
「……わからない、覚えていないの。ただ……何か、大切なこと」
「大切なこと?」
聞き返してくる栄の言葉にきちんと答えられない。先ほどまで夢を見ていたと思う。けれどもどんな夢だったのかを思い出せない。ただ強烈な眠気が思考をベールで覆い隠し、再びの眠りへ誘う。
「う、ん……多分、とても、大切な誰か…の……」
最後まで言えたのか分からない。栄と話をしながら私は、深い深い眠りへまた彷徨い始めた。でも今度は夢を見ないだろうと思った。何故だか分からなかったけど、もうあの夢は見ないのだろうと胸の奥で感じた。
黒い闇が私を優しく包み込む。
すべてを包んで何かを隠したような、そんな気がした。
更新ストップしていてすみません!まさかこんなにもお待たせすることになろうとは思ってもいませんでした…。忙しいのに付け加え、話が頭の中で纏まらず…。(実は未だに纏まってないんですが)
お気に入り登録してくださっている皆様が登録を解除することなく待ち続けてくださっているのを見て頑張ろうと思いました…!皆様が私の頑張りの糧です!!見捨てずにいてくださって本当にありがとうございます。
まだまだ先が見えないお話ではありますが(それでもラストがどうなるかは皆さんにもわかってしまっているのですが)、何とか書いていきたいと思います。これからもどうぞよろしくお願いします。
蔡




