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黑への帰還  作者: 夢見る帽子
1/1

【警鐘】ヴァイオレンス・レベルMAX

初めましての人は初めまして。

ジョジョラーによるジョジョラーの為のジ◯ジョ風小説です。

鬱展開がありますが,しっかりと最後まで読み進めて下さい。

…ですが,「いいや!

      限界だ

      押すね!」

と言う方はブラウザバックをお勧めします。

 これは,僕が悪役(・・)になる迄の物語だ。

 勿論,創作(ストーリー)妄想(フィクション)…と言うわけではない。

 

 文字通り,僕が悪役になる迄の,物語だ___


 ♦︎♦︎♦︎


 時は20XX年。


 現代化学では『魔法』だとか『超能力』だとしか言い表せないような,そんな特殊な力を持つ者が現れた。

 一体いつから言い始めたのかは不明だが,それは『賢者の因子』だと言われるようになった。

 能力に関しては疑いようのない事実なのだが,因子云々の信憑性はかなり低い。が,他に表現が無かったので,皆そう呼ぶようになった。


 賢者の因子には危険指数(ヴァイオレンスレベル)があり,能力者が現れる度に国が一々それを調査しなくてはならない。

 

 現在,最も危険指数の高いとされている能力が,日本国防軍特殊平和維持隊 (通称SPK)隊長「(くろがね)(つかさ)」である。

 彼の持つ賢女の因子の危険指数は10。裏の世界での通り名は,「|ディストピアブレイカー《暗黒に世界の破壊者》」と言う。その名は古今東西問わず広く知れ渡っており,知らぬ者は余程の田舎者か情報源の無い奴隷程度だ。


 …自己紹介が遅れたね。

 僕の名前は影坂(かげさか)(みのる)

 一応イタリア国籍なのだが,父型の祖父が日本人だとかで日本人名になっている。


 薄々勘づいているかもしれないが,僕も因子持ちだ。

 能力については…追々話すとしよう。そろそろ行かなくちゃならないんでな。

 何にって?


 僕がこれから通う高校___『国立神ノ宮高校』の入学式だ。

 

 ♦︎♦︎♦︎


 退屈な入学式も折り返し地点。

 次は新入生代表______つまり首席合格者_______による挨拶だ。


 「新入生代表。夢織焔」

 

 その後は適当に言葉の羅列を右から左に受け流した。

 周りが席を立ちだす。そろそろ終わりか。


 ぶっちゃけて言ってしまえば,僕にはこの学校の教育理念だとか設備だとかに一切の興味は無い…しかし,この影坂稔には夢がある。

 その夢を叶える為,僕は地べたを這いずり泥をも啜る覚悟でここに来ている。


 ♦︎♦︎♦︎


 クラス表が配られた。

 僕は当然Aクラス。

 日本のライトノベルとか言う小説には,Dクラス等の底辺から成り上がっていくモノが多い…と隣の席のヤツが言ってきた。


 「そんでよ,やっぱ俺的には今期のいせてんには期待してるワケよ」


 「へぇ…でも僕としては矢張りトア魔女をお勧めしたいところなのだがな」


 「お!お前そういうのわかるクチか!?」

 

 「ああ。日本文化には一通り精通しているつもりだ。なんなら茶を一杯点てようか?」


 「和の文化とヲタク文化を同列に扱うヤツは初めてだな…」


 それからと言うもの,僕は彼(モブA)と雑談を交わしていた。

前書きで巫山戯過ぎてしまい書き忘れておりましたが,主人公の能力や技名は洋楽やロック系から取っています。

ですが,版権的な問題もあるので少しばかりニュアンスを変えております。


脇役達の能力は適当(悪い意味で)に英語の何か厨二な感じのする単語をくっ付けているだけです。


因みに。

当初は,ヴァイオレンスレベルを『ハザードレベル』にしようとしていたのですが,某天才物理学者が主人公の特撮番組にも出ていた事を思い出し,急いで変えました。

ヴァイオレンスレベルでは暴力指数になってしまうのですが…そこは察して下さい。






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― 新着の感想 ―
[良い点] ヴァイオレンスレベルがまるまるアンダーテールから引用していることがわかっていいと思います! [一言] 頑張って投稿してくださいね!
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