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下、さよならの涙と二度目の初恋。

誰にだって初めては存在する。


初めて家族の名前を呼んで、初めて自分の足で立ち上がって、初めて友達が出来て、初めて社会に出るものだ。誰だって最初は素人で、要領やセンスの差はあれど徐々に高みへと昇っていく。だから一歩目で失敗したとしてもそこで絶望なんてしちゃいけない。失敗を通して学び、次は成功させるんだと成長していく、それこそが人間の持つ力なんだから。


「分かってる。私だって、そう分かってるんだ……でもこれは勉強とか、寝坊したとか、そんな簡単に切り替えられることじゃなくて」


何が違うのか、そんな私には分からない。でもただ痛くて、苦しくて。


「涙が、止まらないんだ」


地球の影の中に、月と街灯の仄かな光。そして何億光年先にある恒星たちが生み出す無数の輝きが私を包み込む。そんな明かりを乱反射させながら、行き場のない悲しみは地面へと染み込んでいく。


「ちゃんと、伝えた。悔いなんてない、そう言い切れるくらい全部伝えられた」


それでも私の想いは届くことなく。私は他に好きな男の人がいる、なんて在り来たりな言葉で散っていった。少なくとも同性愛に対して忌避の視線を向けられることがなかったのは幸いか。


「本当に大好きだったんだ……全部、あの子に捧げてもいいって、思えるくらいに」


「そうね。貴女は頑張ったわ、香織」


いつも通り凪は私の隣にいる。それが今いる場所を、どれだけ苦しかろうが間違いなく現実であると認識させてくれていた。痛みに震える心を癒やすように、滑らかな五指が俯いた私の髪を撫でていく。それが心地よくて、安心して、また涙が溢れてくる。


「やっぱり、私が女の子だったから駄目なのかな。カッコいい男の子だったら、彼女は受け入れてくれたのかな」


「そうかもしれないわね。でもその問いは、いくら考えたって答えが出てこないわ」


「分かってる。分かってるんだよぉ! でも、今日までずっと頭の中はあの子で一杯だったから、幾ら考えないようにしても忘れられなくて。あの時、ごめんなさいって言葉を聞いた瞬間の、急に世界から何もかもなくなってしまったような恐怖の感覚を思い出して。その度にもう死んじゃいたいくらいの無力さが私を襲うんだ」


本当は死んじゃいたいなんて言葉でしか言えない。そんな勇気すらない程に、私は弱い人間で。普段は考えたこともないようなネガティブなことばかり脳内に浮かんで、もう何も考えたくないと私は頭を抱えようとして――その指が、彼女の細い手の甲に触れた。


「貴女は今日頑張ったわ。たった二十年も生きていない私たちだけど、きっと人生の中でも特別な、勇気を振り絞った日になったと思う」


凪は私の手を掴んで自分の胸へと抱えるように握り締める。触れたのはいつもと変わることのない冷たい体温と、少しだけ温かい上着の感触だけ。その筈なのに、どうしてだろう。かつてない程に熱くなった彼女の想いが、私の心を芯から暖めてくれているような気がした。


「私は香織がどんな想いで、どれだけ頑張ったか知ってる。そして今感じていることだって分かるわ」


「……嘘だ。初恋の痛みは私だけのもの。凪にだって分かる訳ない」


「そうね。こんな月並みな言葉じゃ貴女には届かない。でも香織がそう主張するように私だって譲れないのよ? 恋の痛みを知っているか、なんて議題なら尚更ね」


ずっと一緒にいた幼馴染み。彼女が誰かと付き合っているなんて噂は聞いたことがないけれど……凪のことだ、私に内緒で恋愛を謳歌していても不思議じゃない。そう考えると、先を越された妬みからか私の心がズキズキと痛みを発しだした。


「凪も恋したことあるの?」


「ええ。ずっと昔に、初恋を経験したわ」


ああ、まただ。そんな乙女な声を出さないで欲しい。何だからムシャクシャしてしまう。どうにか心の中に生まれた黒い感情を抑えつけ、私は乾いた笑いを零す。


「そうなんだ、ごめんね。分かる訳ないなんて言って。凪だって初恋くらい、経験してるんだよね」


「ええ、初恋は実らない。それくらい知ってるのよ」


……そうか、昔誰かから聞いたことがあるって思っていたこの言葉は、もしかしたら凪から聞いたのかもしれない。本当に私は忘れっぽくて、馬鹿だ。ずっと一緒にいた幼馴染みの変化にも気付けないくらいに。


「そりゃそうだ……こんな私なら、厳しい性格のあの子に振られても仕方がないよね。きっと女であろうと男であろうと、結果は変わらなかったんだ」


私は何も知らなかった。あの子の気持ちも、自分がこうして馬鹿やってる内に凪は知らない場所で恋をして、愛を育んで、抱き締め合っていたことも……いつも自分のことしか考えられない、そんな人間なんだ。そう考えれば考える程に、私の呼吸は苦しくなっていく。一体何なんだろう、このやり場のない気持ちは。


「ははっ、凪には勝てないなあ……やっぱり私みたいな馬鹿じゃ、誰も振り向いてくれないよね」


「そうかしら? 貴女、結構人気あるわよ? 小さくてピョンピョン跳ねてて、まるでリスみたいだって」


「誰が小動物だ……」


「ツッコミにも覇気がないわね。いつまでも過去に囚われず、貴女らしく前を向いてほしいわ」


「前を向く……か。次の恋なんて、私には無理なのかもね」


錆びた言葉は宙を舞い、寒空へと掻き消える。物静かな暗がりに私と彼女の白い呼吸だけが小さく響く。上手に笑えない私の手を、握る力が強まった。


「ねえ、香織。貴女が委員長への想いを忘れられるように、私の初恋の話をしましょうか」


「いい。そんな自慢話、聞きたくない」


「いいから聞きなさい。あれは、小学二年生の時の話だったわ」


私の気を知ってか知らずか、無理矢理に凪の昔話は始まった。あまり詳しくは覚えてはいないけれど、あの頃から彼女は落ち着いた大人っぽい子だったはず。幼稚園からの幼馴染みだから、流石にずっと一緒にいたことは朧気に覚えている。


「そんなに前なんだ。気付かなかったのは私だけか……あはは」


「そうね。貴女は気付かなかったわ。私が好きになった人はね、とても優しいの。高圧的だろうと寡黙だろうと海外の人だろうと、一人ぼっちで寂しそうにしている子を見かけたらすぐに声を掛けていたのよ」


それだけ優しければ、彼女が恋に落ちるのも当然だろう。きっと心と同じように、見た目もカッコいい人なんだろうな。そうじゃないと凪には釣り合わない。


「そんな性格だから昔から皆から好かれていた。明るくて、小さくて、男子からも女子からも人気があったの」


やっぱり恋愛を成就させられる人はそれだけ周りに好かれる人なんだろう。それにしても小さい、か。何だか親近感が湧くな……でもそんな男の子、学校にいただろうか。


「あまり私と違って誰にでも優しかった。それが眩しくて、憧れで……この想いが恋だということに気付いたのが小学校の二年目。皆に囲まれて楽しそうな貴女を見て、誰にも渡したくないって、私だけのものにしたいって理解したの」


流石に恋の話をするのは恥ずかしいのか、凪の白い肌は朱色に染まっていく。そして興奮しているように言葉数が多くなって……え、ちょっと待って、今なんて言った?


「でも私は貴女みたいに勇気がなかったから、勝手に想って、勝手に諦めた。親にも誰にも相談出来ないまま、ね。女性同士なんておかしいって、数年前まではそれが当たり前だったから。何があっても絶対に嫌われたくなかったから、初恋は胸に秘めて、なかったことにした。でも――」


――今は違うって貴女が証明してくれた。その言葉に思わず顔を上げると、彼女は濡れた瞳を細めながらこちらに身体を倒していた。私よりも遙かに大きな膨らみを揺らしながら前屈みになって、上目遣いで色っぽく見詰めてきて。


「あの、凪……? ちょっと」


「香織が悪いのよ? 嬉しそうに好きな人が出来たなんて報告する貴女が。私は諦めたのに、女の子が好きだなんて言う貴女が」


頬が熱くなっていく。まだ冗談かもしれないのに、私が勘違いをしているだけかもしれないのに。


「な、凪っ、ちょっと落ち着こ――」


「本当は貴女の背中を押したくなんてなかった。でも香織は一度走り出したら止まらないって分かってたから。二度目の覚悟もしたのよ? これから幼馴染みとして、ずっと一緒に居続けるだけで我慢しようって」


凪の顔が近付く。熱い吐息が鼻に当たるくらいに、早まった鼓動さえも伝わってきそうなくらい傍に彼女が寄ってくる。


「でも、もう我慢しなくていいわよね。貴女は振られて、フリーなんだから。告白してしまえるくらいに、異性も好きになれるんだから。そして世間は少しずつ女の子同士の恋を認めようとしているのだから」


そうして。


「かつて破れた初恋を、もう一度やり直しても……」


柔らかい感触が、ぶつかる。


「んんんん――っ!?」


甘くて、熱い、何となく懐かしさを感じる優しい柑橘系の風味。


目の前は影に塗れ、いつも通りとは掛け離れた情熱的に赤く染まった顔がある。そしてそれは彼女の瞳に映った私も同じようで。焦点が合わない程に近い、愛に塗れた双眸から目が離せない。強く反抗すれば根の優しい彼女はやめてくれる、そんなことは分かっているのに。私の本能は彼女の長い長い接吻を受け入れていた。


「ぷはぁ……っ!? な、な、ななな、なぎぃ……!?」


ようやく終わりを迎えた唇の逢瀬。厭らしく自身の唇を舐め取っている凪に、私は言葉にならない声をあげていた。


「好き。大好き。私は、香織のことがずっと好きなの」


「う、うえぇ!?」


混乱の末に告げられた好きの言葉。薄々気付いていたものの、それを聞いた私はベンチから飛び上がり、警戒する猫のように距離を取る。思わず両腕を上げてファイティングポーズを取りながら、闇鍋のように掻き混ぜられた思考を何とか整理しようとしていた。


「い、いいい、いつから!?」


「言ったでしょ? 小学校二年生から」


「そうだった! じゃなくて、えっと、あの、その、どういうことでしょうか!?」


「こういうことって、身体で証明したわ」


駄目だ、頭が混乱して直ぐに言い返されてしまう! いや、それは元からだ!


「本当は弱ってる貴女に付け込むなんてしたくなったんだけど……貴女が教えてくれたんだものね。そんなものは、立ち止まる理由にはならないって」


「それはそうだけど! わ、私は凪のこと、そういう目では……」


「今は見てくれなくても大丈夫よ。私が絶対に振り向かせてみせるから」


「む、無理だよ! だって、だってぇ」


何も考えが定まらない。どうすればいいかも、自分が何を言っているかも分からず、慌てて逃げようとした私の身体を凪は立ち上がって、駆け寄って、ぎゅっと抱き締めてきて。


「返事は直ぐじゃなくていいの。落ち着いたら、ちゃんと私の気持ちを考えてくれたらいいから」


「うえ!? えっと、う、うん……」


「だから、聞いてくれてありがとう。私の香織」


「お前のじゃないからね!?」


強く抱き締めてくる彼女の温かみと、厭らしく囁いてくる声に頭が爆発しそうだ。ああ、我ながら何という尻軽さだろう。今日の放課後まではあの子に夢中だったのに、ボロ泣きするくらい振られたことに落ち込んでいたのに。今や凪のことしか考えられない。


「そんなに不安そうな顔しないで、笑っていてよ。言ったでしょ? 香織は忘れっぽいの。でもそれは欠点だけじゃない。物事は一つの視点だけでは語れないくらいに沢山のことが詰まってるんだから」


「ど、どういうこと?」


「忘れっぽいからこそ、香織はいつも前向き。辛かったことも苦い思い出すらも振り切って、すぐに明るく笑ってくれる。でもだからといって薄情な訳じゃない」


凪は言う。あの子のことを忘れるのは決して悪いことじゃない。後悔してばかりでは誰も前に進めなくなってしまう、そんなことは貴女もあの子も私も願わない。


「貴方の忘れっぽさはね、誰かを、そして貴方自身を救ってるのよ。人は何かを忘れることで、また一歩前へ進めるのだから」


その言葉は、胸にすんなりと染み込んだ。私の不安な気持ちも、悲しい感情も全部巻き込んで、ただ嬉しくて幸せな想いへと変換していく。


「……いいん、だよね。忘れても」


「いいのよ。私がそれを許すわ」


「ははっ……何様なのさ」


自信満々な凪の言葉に、ようやく私は本当に笑うことが出来た。凪の言うことは絶対に当たるんだ、彼女の言葉だから信じられるんだ。だから、自分にもあの子にも救いになるのならそれを選ぼう。この失恋を、忘れよう。


だって私には叶わなかった想いを忘れて、いつものように前を向いて、やらなければならないことがあるから。


「考えなきゃね……今、ここで」


咥内に残る、甘い柑橘系の匂い。レモン味のキャンディを舐めているような、温かさに包まれて想う。


「私が悩んで、苦しんで、頑張ったように」


凪だって私のことで悩んで、苦しんで、頑張ってたんだ。彼女は勇気が出なかったと言っていたけれど、そこには私が悩まないようにと考える優しさもあったはず。何故そう思うのか、だって私も。


「私も……女の子を好きだって言うの、苦しかったもん。ただ好きになっただけなのに、まるで悪いことをしたみたいに感じて辛かったから」


恋という気持ちを一度学んだ私には、その答えはどんな問題よりも簡単に出てきた。それに回答は最初から持っていたのかもしれない。だって私は……ずっとお前のことを目で追っていたんだから。


「あの子を好きだという気持ちは嘘じゃなかった。間違いなく、恋人になりたいと願っていた。でも、そんな中でも、私は」


厳しくて、私を弄んでばかりいるけれど。そこにはいつも優しさがあって、それがとても心地よくて。ただ近すぎて見えなかっただけで、もうそこにはこの感情が在ったんだ。


「だからきっと、この気持ちは――」


不義理で、あの子に悪いとも思えるけれど、気付いたら止まれない。


だってどんなことも私を立ち止める理由にはならない。だから伝えよう。月夜の下、赤くなった彼女へと、白く染まる言葉の熱を。


「――好きって、言うんだよね」


「……っ!」


ぎゅうっと抱き締めれば、その身体が震えていたことが分かる。それは冬の夜、手が悴みそうになるような気温のせいじゃない。


「ごめんね、凪。お前の想いに気付けなくて」


「……いいの、いいのよ。これは私の我儘だったんだから」


「我儘って、自分勝手なことを言うんでしょ? だったら私のことを考えに考えて導き出してくれた凪の答えは、きっと我儘なんかじゃないよ」


そう言うと、彼女は破顔して。


「ふふっ、香織のくせに頭の良さそうなことを言うじゃない」


「むっ、私だって日々成長してるんだからね」


「知ってるわ、誰よりも私が知ってる」


震えが収まった凪は、ゆっくりと私へ体重を預けてくる。緊張していた身体が弛緩して、ふにゃりと緩んだ頬はいつも以上に彼女を美しく彩っていた。


「ねぇ、香織。本当に私のことが好き?」


「……うん。違う人に告白したその日に言うのも何だけど、私は凪が好き」


「嬉しいわ。なら性的な目で見てくれる?」


「せいっ!? しょ、しょれはしょの、えっと」


「ふふっ、私はいつも見てるわ」


「獣がこんな間近で放し飼いになってる!?」


彼女が私を弄ぶ、いつものように代わり映えしない光景。だけれどその心の距離はいつも以上に近く、身体は密着してお互いの体温を伝え合っていた。


ああ。想いを遂げても、関係は何も変わっていないみたいに気安くて楽しい。もしかしたら私たちはずっと前から、恋をしていたのかもしれない。


「……ありがとう、凪。いつも私のことを見ていてくれて」


「当たり前でしょう? 好きな人を見つめたいなんて、普通の欲求なのだから」


「そうだね。私も今、お前を見てドキドキしてるよ。今日告白するまでの、あの子を見ていた時みたいに……いや、それ以上に」


「嬉しいわ。でも貴方の気持ちは言葉だけじゃ足りないの。だから……ね?」


「う、うん……わ、分かったよ、凪」


そうしてゆっくりと彼女の顔へと近付いていく。お互いの持つ温度が数目盛り上がって、心臓が跳ねる程に熱い吐息が触れて、睫毛の一本一本が詳細に見えるくらいになった瞬間。


「んむぅ……」


私たちは、また一つになった。




恋は一体、どのタイミングで一回と数えるのだろう。誰かを好きと言った瞬間? 告白をして恋が実った時? それとも熱いキスをする度だろうか?


それを決める人はいない。いいや、誰も決めてはいけない。私たち一人ひとりの心の内で持っておけばいいだけ、ルールなんてものは無粋で無用なんだ。だって私が考えるこの瞬間が、私にとって間違いなく――


――初めて恋をした瞬間だって、思うから。


「大好きだよ、凪」


「ええ、私もよ。香織」


これが私の、私たちの――もう一生忘れることのない、二度目の初恋。


お久しぶりです、「夕月かなで」です。

「忘れない、二度目の初恋。」をお読みくださり、ありがとうございました。


今作はPixivの「第2回百合文芸小説コンテスト」に応募した小説です。

苦くも甘い、そんな同性愛を描きたいという想いを込めて書きました。


また、ご報告なのですが……


夕月かなで、この度VTuberとしても活動を始めました。

https://youtu.be/DB8vGgpMAKc


連載が止まってしまった作品も更新再開・改稿していく予定です。

今後とも、よろしくお願いいたします。

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