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?話 人物紹介

 メインの登場人物は出切ったので、ここらでそれぞれの紹介をしたいと思います!



真宮(しんぐう) 直哉(なおや)


 高校一年生の普通の男子高校生であり、本作の主人公。ルックスは上の下。ある程度の運動神経と読解力理解力に恵まれた。


 小学校時代に読んだ漫画に子供ながら影響を受け、高校でモテるという野望を叶えるために中学の三年間を全て自分磨きに費やした。

 そして、学校で誰かと話し込むことも教室に入り浸ることもなく一人で日夜努力をし続けた結果、中学では友達と言える友達はいない。友達がいないということはもちろん中学でもモテず、むしろ空気のような扱いだった。かといってコミュ障かと言われればそういうわけでもなく、通っていたジムや親に紹介してもらった知人の職場の職場体験などで対人スキルは獲得しているので、むしろコミュニケーション能力は比較的高め。


 ちなみにその自分磨きは多岐に渡り、先述のジム、職場体験しかり、高校2年までの範囲なら全教科全てマスターし、すでに高校3年の範囲の半分以上を習得済み。ナンパされて困っている女の子を助けるとかいうこともやってみたかったので、キックボクシングや空手にも手を出した。好きなのは脚技。なんでって? 手より強えからだよ。

 基本的に頭がよく効率的に物事を考えるため、元の運動神経の良さや要領の良さもあいまってがむしゃらにやる人より遥かに身につけるスピードが早い。


 八代台高校入学当初から、磨き上げた自分を満を持して片っ端から女の子に見せつけていたが、逆にうざがられ相手にすらされなかった。また、女の子なら見境のないところもマイナス点だったようである。


 しかし、4月ももう終わる頃、自分の周りの反応を見てようやくモテないということに気付き、「モテないのにイキる自分」というそれまでの自分を省みては頭を抱えている。


 根はとても優しい人間であり、困っている人や悲しんでいる人を放っておけない性格。これまでに作り上げてしまった黒歴史という過去があるため、現在やや卑屈気味。


 名前の読は「まみや」ではなく「しんぐう」。これを間違えると「まみや なおや」というどこかのコンビ名のようになってしまうので留意されたし。いちいちルビ振るのはめんどくさいのでご勘弁。



花柳(はなやぎ) 詩織(しおり)


 八代台高校二年生であり、サッカー部のマネージャー。普段は黒い長髪を後ろで結わえており、いわゆる大和撫子的な美人。


 そのルックスと、献身的な姿勢から部内からも校内からも人気は厚い。真宮への第一印象は「運動神経は確かにいいけど、それだけの人」。好きなタイプは真面目で何かに真っ直ぐ取り組む人。もしくはその姿。


 真宮がサッカーに向ける思いが変わってからみるみるうちに変化していく真宮をみて興味を持ち始める。こっそりついていった先で、これまでのイメージを全て吹き飛ばすほどに強烈な真宮の姿を見て心打たれる。


 後日、夜な夜な練習に励む真宮の元に訪れて「来ちゃった♡」と言う…………つもり。



百衣(ももい) 美紅(みく)


 真宮と同じクラスの八代台高校一年。髪型は清楚系の代名詞ともいえる黒髪ロング。この代の一年の中で、後述の瑞樹 結衣と双角をなす美人。もちろん校内からも人気が高く、入学して間もなく告白されたりもした。


 成績優秀、運動神経抜群のまさしく文武両道タイプ。しつこく絡んでくる真宮が嫌いだったが、いつのまにか大人しくなった真宮が気になり、接触した。その際に自分の躓いていたところを優しく教えられ、さらには前には見せなかった恥じらいや慌てっぷりにギャップを覚え興味を持った。


 今ではなんとなく、そのギャップが可愛いなぁなんて思っている。



瑞樹(みずき) 結衣(ゆい)


 上と同じく真宮と同じクラスの八代台高校一年。髪型はすこし明るめの茶髪であり、胸のあたりまで伸ばしている。性格は男勝り。しかし根はちょっぴり乙女で、愛されたい体質。口は悪いけどいい子なのよ。

 初めの真宮のような口の軽い男を毛嫌いしている。しかし、真宮が殴られそうになったときは本気で心配するという優しい一面も持ち合わせている。


 工業高校の男に捕まりそうになった際、何事もなかったかのようにその男達をのしてしまった彼に股を濡らす。プラス、今まであった鼻に付く軽い態度は鳴りを潜め、恩を着せて無茶な要求をしてくるかと思いきやなにも言ってこなかった真宮への認識を改める。


 それ以降は、彼にお礼をするという名目でなんとか近付こうと画策している。



後藤(ごとう) 葉月(はづき)


 本作では記述していないが、少し離れた場所にある女子高に通う高校二年生。髪型はすっきりとしたショートヘアで、たまに笑ったときにちらりと見せる八重歯は多くの男を虜にしてきた。

 しかし残念ながら、女の子に囲まれた生活をしていた彼女は男に対してどう接すればいいのかわからず邪険な態度をとりがち。バイト先で新しく入ってきた真宮にも同じような態度をとってきた(多分原因はそれだけじゃない)が、それでもめげずに話しかけてきてくれることに好感を持つ。そしてついでに顔がタイプ。笑顔が素敵。


 真宮が現実を見て身の振りを考え始めてからはあまり話しかけられなくなり、人知れず寂しい思いをしていた。あるきっかけで真宮に抱きついていい子いい子と撫でられたときに初めて自分の恋心を自覚する。


 初めて会ったときから目で追って、話しかけられては内心少し嬉しくなっていた……これは、ひとめぼれ? ……お米じゃないよ。


 その後は、もう一度真宮の胸の中に行きたいと思いながら悶えている。



雨宮(あまみや) (とおる)


 真宮の数少ない友達。真宮の中にある優しさや温かさを初めから見抜いており、彼が態度を変えてからも変わらず付き合っている数少ない人間でもある。


 真宮と同じクラスの八代台高校一年。部活はしていないが、天性の運動神経と運動センスでぶっちぎりの運動能力を誇る。そのかわり頭は弱い。でもその分難しいことを考えないでいてくれるので、とても付き合いやすい人だと言える。結婚すると多分嫁の尻に敷かれるタイプ。



 追伸―グリンチを見ました。マックスが可愛すぎてひっくり返りました。誰か一人マックスに改名してもいいですか? だめですか? そうですか。

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