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藤本落語  作者: 藤本GJ
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ウェルダンの向こう側

何でもイチャモンを付け、飲食店に対して「まずい、まずい」と言う男がいた。


そんな男の好きな肉の焼き方がウェルダンの向こう側。


後輩たちとステーキ屋に行った際、店員さんに「ウェルダンの向こう側」と頼む男。


「ウェルダンより上があるんですか!」


驚く後輩。ウェルダンって『よく焼く』って意味で本来一番上の焼き加減である。


「それのさらに上って黒こげじゃ?」後輩が聞くと


「ウェルダンの向こう側や!黒こげ一歩手前や!」


なぜか怒られる後輩たち。変な空気になる。


店員さんが少し焦がしたら「この店は最低だ」と言いながら仕方無しに食べる先輩。


ウェルダンの向こう側って一番難しい焼き方なんじゃないか。少し間違ったら焦げる。



また、焼き肉屋に行った際は先輩が自分で焼くがウェルダンの向こう側で焼いてると案の定焦げ


「この店のロースターは最低だ」と言いながら焦げた肉を食べる先輩。


小さくなった肉が隙間に落ちたら、落ちた肉に向かって


「ウェルダンの向こう側や!」とキレる先輩。



ウェルダンの向こう側って高い肉意味無いんじゃ…


後輩は思うに留めた。普通高い肉はそんなに焼かないか、焼いてミディアムである。


先輩の食べ方は高級の否定である。
















1年後、先輩が事故で死んだ話が入り、葬式に行った後輩たち。


お骨拾いの際、後輩の一人が骨を見つめて


「ウェルダンの向こう側や!」と叫んだ。


周りの後輩は笑った。文句ばかり言う先輩は嫌われていた。

「ウェルダンの向こう側」はオードリー若林氏の大喜利


「お骨拾いで衝撃の一言」の解答

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