表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
藤本落語  作者: 藤本GJ
82/106

人間拒否

来世を決める神様やその部下達は驚いていた。


「来世もう一度人間になっても良いですよ」


と徳を積んだ人間に言っても、みんな人間になるのを嫌がるのです。


優しい人や周りから慕われてた人ほど人間を拒否するのです。


障害のあった人に聞いても同じで、拒否します。


身体であろうと知的であろうと、彼らも拒否します。


「来世は健常者として」と言っても拒否します。


徳を積んだり、不便な思いをした人ほど拒否します。


彼らは来世、動物や植物になりたがります。


人気だったのはタンポポです。花開きやすいからだそうです。


人間を拒否した人に第3希望まで聞くと、必ずどこかにタンポポを入れてました。



逆に嫌な事をした人間ほど、「もう一度チャンスをくれ」と人間になりたがります。


「もうしませんから」


「次は真面目に生きますから」


こんな奴らの言う事などこっちサイドも信用しません。あっちの周りにいた人達と同じです。


とりあえず昆虫になってもらいます。


どうしようもないのが悪い政治家で


「オレは日本と中国の仲を取り持ったんだ。和歌山にパンダ送ったんだ。貢献しただろ!」


となぜか怒りながら人間にしろと言って来ました。当然昆虫です。



しかし、良い人ほど人間を拒否するのか…


悪い奴ほど人間になりたがるし…


困ったな。僕らの間では大当たりの来世なんだけどなぁ。


良い人がそう思わないなら、隕石でも落とすか。







そんな訳で、今の地球にはタンポポと昆虫しかいません。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ