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難病指定
男は家の近所にある医者に行ったが
「僕達ではどうも…すいませんが他を当たって下さい。」
と言われ、断られてしまった。
とりあえず、家から遠い有名な先生のいる所に相談へ行った
「先生、助けて下さい」
「どうしたんですか?」
「最近、体が重くて重くて。外を歩くにもすぐに疲れまして…」
「他に何かありますか?」
「何をやるにも億劫で……やる気が出ないと言いますか…」
先生は体を調べてくれ、薬をくれた。
晩御飯を食べた後、水と一緒に2錠飲めば良いらしい。
この薬が効いて、男は次の日には元気になった。
しかし、先生が出した薬。実は味の無いラムネである。
「病は気から」と言うでしょう。
彼は『臆病』言う名の病気ですわ。




