表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
藤本落語  作者: 藤本GJ
17/106

特別扱い

車椅子で生活を送るオジさんが何を勘違いしたのかエラそう。


電車やバスに乗る時は駅員さんや運転手さんに板を敷いてもらって乗る。


駅員さんや運転手さんはひざまづく形となる。


電車賃も障害者はタダ。



ほとんどの障害者の人はこのルールに感謝している。


「ありがとう!あんたらがおらんかったら電車乗れないんだ」と言う人もいる。



障害があろうがなかろうが結局は器である。


謙虚、感謝の気持ちである。



偉そうな車椅子のオジさんはあろう事か駅員さんに


「早く来い!」


中に乗ってる中学生に


「そこは俺らのスペースや。どけっ!」


中にいるおばちゃんにも


「荷物蹴るぞコラッ!」



言い分は合ってるが嫌われる口調である。


タダで至れり尽くせりなので自分はエラいと勘違いしてしまった。


天狗である。



特別扱いされた時に人は器が分かる。


このオジさんは天狗になっちゃった。




天狗は神様が懲らしめないとイケない。



オジさんの来世は決まった。





















TVを付けると女子アナがロケ地で興奮気味に



「皆さん!見て下さい!アスファルトの隙間から大根が出ています!」


近隣住民のおばちゃんがインタビューに答える


「私らは『根性大根』呼んでます」


女子アナ「取っていいのか迷う特別な大根ですね!」





男は過酷な環境で誰に取られる事も無く大根を咲かせた。しかし…












ブチッ!



ひゃあ!たっちゃんの根性大根焼きや!



TVに映った事で不良にもがれた。



不良達は根性大根を川に捨てた。



オジさんの天狗っぱなは、来世でへし折られた。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ