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この作品には 〔ガールズラブ要素〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

過去作短編&掌編

エキストラ

作者: Hiasu

何気なく話しかけてくれる貴方。

たわいのない会話ばかりだけど、私にとっては大切な時間。

だって、大好きな貴方との時間だもの。


でも、貴方にとって私との時間なんて些細なものなんだろうな。

貴方は私の人生の主役だけど、私は貴方の人生の主役にはなれない。

せいぜいエキストラだろう。

でも、いつかはスタッフロールに名を連ねてみたい。

貴方の心に私を残して欲しい、世界一の悪役でも良いから。


でも、どうか忘れないで!

それだけは哀しい、哀しいの…

好きな人に忘れ去られるなんて、あまりにも切ないわ。

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