エキストラ
何気なく話しかけてくれる貴方。
たわいのない会話ばかりだけど、私にとっては大切な時間。
だって、大好きな貴方との時間だもの。
でも、貴方にとって私との時間なんて些細なものなんだろうな。
貴方は私の人生の主役だけど、私は貴方の人生の主役にはなれない。
せいぜいエキストラだろう。
でも、いつかはスタッフロールに名を連ねてみたい。
貴方の心に私を残して欲しい、世界一の悪役でも良いから。
でも、どうか忘れないで!
それだけは哀しい、哀しいの…
好きな人に忘れ去られるなんて、あまりにも切ないわ。