-7-冒険者ギルド
困った事がある、お金がない
喫茶店に寄ったはいいけど、金がない!
会計時に気づいてハッとしたね、とりあえずヨガフレイムで払い終わった事にしました。
今回はいけたが、何度もヨガフレイムに頼む事もできない、人に見られたら不審がられる
ともあれ、金の為とはいえ働く気とかおきないし、とりあえず楽してお金ゲットできそうな所さがしてたら
冒険者ギルドってのを見つけましてね…ええ。
働く気は起きないけど、少しだけ興味あるっすわ、少しだけ
って事でやってきました冒険者ギルド
うひょー、受付の姉ちゃんぼいんぼいん
「すみませーん!ギルドに入りたいのですが!」
「ええと、身分を証明できる物はお持ちですか?」
身分証明…
「持ってないです」
「そうですか、でしたらこちらのシートに項目事項、ルールなどが記載されているので空欄を埋めてください」
おお?、出生地に名前と年齢、性別に魔法属性?魔力量、適正武器とか後半よくわかんね!
「書けた!」
「はい、どれどれ……」
東方の島国
男
鈴木太郎
25歳
魔法属性はわかりませんけど最強です
魔力量はそのへんの男には負けないポテンシャル秘めてます
この拳だけあれば充分
「…はい、とりあえず奥の部屋で属性と魔力量だけ測りますね。ご案内します」
何か奥の訓練場的な場所につれてこられた、こわい
「ではまず属性を調べますね!この水晶に手を乗せて魔力を流してください」
きたきた!
って魔力てどう流すねん
とりあえずヨガフレイムしとく
「ヨガフレイム」
「ヨ、ヨガ?!」
瞬間水晶が玉虫色に光だした
なにこれ
「見た事のない色…まさか、新種の属性かしら…でも…」
なんかブツブツ言ってるし
「つ、次はこちらの杖を握ってください!魔力を込めますと杖の先から数値が浮かび上がるので、浮かび上がった数値が魔力量となります」
ほおほお。
「ふんすっ」
ポキッ
「ああっ!」
杖へし折れてもうた
「しょ、少々おまちください!!」
弁償とか勘弁すよ?