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怪物と最強(戦闘②)

投稿遅くなってすいません


少しずつまた書きたいなと思えてきたので待っていただくと幸いです

キンキン!。そんな刀で弾く音が響く。


タイラントは爪を使い。連続の斬撃を放つ。ミナト避ける度に地面に爪痕が大きく残る


彼は避けながら、カウンターの斬撃を放つが

全てタイラントの爪によってガードされる。そんなに拮抗が数分続いたある時



タイラントは腕だけじゃなく。足の爪も出し

てきた。その見た目は脚の見た目はまさに獣



そして自身の体内電気と爪を使い、ジェット噴射の様な速度で接近し。

その速度で脚による爪の斬撃を放った。その一撃は岩の壁を両断する程の威力を持つ無慈悲の一撃である



だがミナトはしゃがむことで回避して、カウンターとして足に斬撃を放つ。その一撃によりタイラントの足は切断された。そうわさと斬られたかのように



[よし…]  ミナトは自分の斬撃が足を切断したことに安堵した。これでもし斬撃が効かないのであれば対処のしようがないからだ



ドコ! そのままミナトは打撃を放ち、見事に命中する。

タイラントは頬を殴られた痛みで怯みながら吹き飛ぶ。



吹き飛んだ衝撃で岩を破壊しながらタイラントは体制を立て直す。グシャ!。そんな音がミナトの背後から聞こえた瞬間に…彼の斬られた脚が動く



片脚が襲ってくるが、ミナトはそれを刀で切り裂き、脚をバラバラになる。だがその隙にタイラントはミナトに跳躍して接近し、首を掻っ切ろうとする


ザシュ!。そんな音が響く。だが斬られたのはミナトではなく、タイラントであった。なんとオズガルドがタイラントの背中を貫いていたのだ



[ウヴェ!?]  気絶していたはずのオズガルドがいた事に驚いたタイラントは隙を作ってしまう。その隙を見逃さず、[よそ見は駄目だよ]  ミナトはタイラントを縦斬りで真っ二つにしてしまった


[ウギァァァァ!]  血を吹き出しタイラントは断末魔を上げて倒れる。そして元の雷光剣に形を変えて戻った。


(最強VS怪物の戦いは今終わった)



[ふぅ…全くうるさい獣だった…]  オズガルドは血塗れのまま、何事もないようにため息を出す。……[君は?]  彼の視点だと突然現れた為、ミナトは困惑しながら彼にそう質問する


[言う必要あるか?…お前こそ誰だよ。]  オズガルドは血が垂れながら威圧感な声でミナトに大刀を前に突き出す。


質問を無視し、自身の獲物を横取りした、ミナトに敵対心を向けていた

そのまま太刀でミナトを襲おうとするが



その瞬間 輪道が雷光切(らいこうせつ)をしながら近寄る。オズガルドには回避されるが距離を取らせた


[輪道くん!?。鈴は!?]  驚きながら伝える。だが輪道は少し微笑みながら。[黒崎は安全な場所に置いてきた] と力強い声で言う


[そっか…ならよかった…。] ミナトは安心した表情で制限時間が過ぎ、消えてしまった


輪道は一瞬驚くが、聞いていたことなので

直ぐに冷静になりオズガルドを見る

オズガルドはこちらを見ながら警戒を怠らない


[なんだ…金髪の奴は具現化された存在だったのか…ならお前はその仲間といったところか…] オズガルドもミナトが消えた事に少し驚くが直ぐに分析し

ターゲットを輪道に変える


その瞬間オズガルドの体に気力が纏っていくのが見えた

胴体から始まり、最終的に全体にまで伸びていき纏っていった

輪道は驚愕していた、気力をそんな使い方をする者を彼は見たことがなかったから



[本来気力とは誰もが持つ者だ。それをここの者達は持て余している]  オズガルドが真剣な表情でそう語る

気力は転生者が唯一持つものではない、そう伝えるように


「気力は消耗するだけのものではない。纏わせることでその対象を強化できる。大半の馬鹿な能力者達はそれに気づかずに能力に頼り続けるがな」


[?…いきなり説明口調でなに言ってんだ?。] 突然そう言ってくるオズガルドに困惑した声が出る。

オズガルドは少し笑いながら一瞬にして目の前から消える



「お前に対して言ってるんだよ!」 風を切る音が聞こえ、輪道の背後に移動していた



その瞬間には蹴りが放たれており、見事に食らう、輪道は受け身をとりなから驚愕する



[お前、一切気力を纏わせてないだろ!だから弱いんだ!]

馬鹿にするかのような声で

また瞬時に移動して蹴り飛ばす


輪道は追いつけずまた食らってしまう

[ぐは!] 困惑しながら少し吹き飛ぶ。また詫間に移動して空中に吹き飛んでいた輪道を殴り落とす


[なんなんだ…あの速度は…] 着ていた服の裾が少し破れる

輪道は速度に驚きながら、そんなこと気にせず立ち上がり

目の前に移動していたオズガルドを睨む


オズガルドは輪道が弱いことを知ったのか

かなり余裕な表情で構える

まるで子供に対して稽古をつける大人のように


実力は明白であり、経験不足とキャリアの差が誰の目でも理解できた

だが輪道は諦める訳にはいかない、ここで死んでしまったら

黒崎と一緒にギルドに帰る者がいなくなってしまうから

それは彼にとってチームメイトを見捨てるにも値する行為なのだ


だから実力の差など彼にとってはどうでもいいのだ。

輪道は構える体でオズガルドにそう感じさせていた


おまけ


武器紹介

《名刀・影打》


オズガルドが愛用している大刀。

錬成武器の一つ


錬成の素体となったのは[ヤマカガシ] という夜の中を潜む魔物から作られた物


その特性として影で作成した所有者の残像を作ることができる


オズガルドがまだ子供の頃に友として出会い、剣の道の為に殺した魔物がベースとなっており信頼の関係を築けているのかは定かではない

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