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怪物の喧嘩

すいません。長く書く予定でしたが。読みやすやでこうなりました。



雷光剣のタイラントとオズガルド…この2匹の怪物と呼ぶに相応しい存在が今現在、対峙していた。


警戒を怠らず、相手を睨んでいる、普通よりも小柄なタイラント。その姿はまるで獲物を狩ろうとする獣そのものだった。


対するオズガルドは太刀を構え。戦う姿勢をする。その姿はまるで襲いかかる猛獣を殺そうする熟練した猟主のようだった。


こうして2匹の怪物は…倒れている黒崎のことなど無視してタイマンで戦うことにした。


[ヴァア゙!] そんな雄叫びを上げタイラントが先制を取り、拳による打撃を放った。それはまるで落雷が発生したような迫力と威圧感が付与されていた。


[ふっ…] オズガルドは少しの笑みを浮かべ、その打撃を避ける。そしてそのまま腕を斬り落とす。キン!。…そんな音が小さく放たれていた。


[ギャァ゙ァ!] タイラントは痛みで怯むが、まだ諦めていない。今度は片腕での打撃を放った。


その迫力はまったく衰えていない


[またか…知能が低い奴…。め!?] オズガルドはそんな言葉を言っていた刹那。首を絞められる息苦しさが突然襲ってきた。


なんと切断した片腕が首を絞めていたのだ。タイラントは部位を斬られても体内の電気で筋肉繊維を活性化して動かすことが可能だったのだ


[がぁ!…はぁ……ひゅ…まずい!] オズガルドは首を絞められながら打撃を必死に避けようとするが、そんな状態で避けられる訳もなくそのまま顔面に直撃した。


直撃し、吹き飛ばされたオズガルドは草原を巻き込みながら、遠くで見えていた転移門の場まで飛んでいった。


ガコーン!!!。門に直撃する音が響いていた。オズガルドはそのまま地面に落ちてしまった。


その姿は何とも哀れで、同情すら誘うほどだった。


たが…血塗れでなんとか立ち上がり、反撃しようとしたが。すでにタイラントは姿を消していた。オズガルドは不戦勝かと思いガッカリしだすが。


その瞬間。タイラントは背後に移動していたのだ。あの一瞬で。そして吹き飛ばした衝撃で、オズガルドの首から外れていた片腕を筋肉繊維で繋げて治し、再び打撃を放つ


否…それを素直に受け入れるオズガルドではない。当たる瞬間に体を傾ける事でなんとか避けた。これを避けられたのは彼の今まで経験、そしてただの運だった


そして避けた後に武器の能力である。[影縫]を発動した。自身の動きに残像が追加され。相手の視界を惑わせる。これによりオズガルドは、タイラントの懐に忍び込めた。


そのまま大刀で胴体を突き刺さそうとする。その斬撃をタイラントは手で貫かれながら受け止めた。


その勢いを利用してタイラントは横蹴りを放つ。それは拳による打撃の何倍もの威力があるのが風を切る音で見て取れた


オズガルドは避けようとしたが。大刀ごと自身の腕を筋肉で受け取められていた為、抜けず動けなかった。


その蹴りがオズガルドの胴体に当たり、鈍い音が響いた後。オズガルドの体は打撃の時、以上に吹き飛んでいた


[ぐは!……] 鈍い声でそう叫んだ後に。オズガルドは草原の景色を飛んでしまい、転移門の柱に当たり。ドコーーン!!!。そんな破壊音を経て柱が粉々に砕がれてしまった。


そんな無慈悲な攻撃を受け。立ち上がれるわけもなく。そのままオズガルドは血塗れの状態で気絶してしまった。


そしてタイラントは気絶したオズガルドの頭を掴み。そのまま地面へと叩きつけてしまった。


こうして怪物同士の戦いは獣が勝利を得る形で終了した。


だがタイラントはこんな事では満足してないようで、次は倒れている黒崎をターゲットとして襲う。


[ヴァァァ!] そんな雄叫びを上げながら使い手なのををお構いなしに急速に黒崎の元へと襲おうとするタイラント。だが襲える距離まで接近した時…


ガキン!。そんな武器で防がれる音が聞こえ、ある人物により黒崎は守られた。その人物とは…羽織を着て、金髪の髪をしている。そう。



[主の使い手に対してそれは禁手でしょ?…。怪物…] 神風(カミカゼ)ミナトである!。どうやらタイラントとオズガルドが戦っている最中で何とかここに着くのが間に合ったようだ。


[黒崎!…大丈夫か!?…。あの怪物は…タイラントか?] 輪道が黒崎の側に近寄って担いで別方向に歩く。どうやら輪道もタイラントの存在を知っているようだ。


タイラントは獲物を横取りされたと思い、[ヴァァァア゙!!!…]そう雄叫びを上げてくる。


対するミナトは鈴の刀を構え。[君は…もう既に武器に錬成されたんだから。素直に従いなよ…] そう威圧感を出した声で言う。


こうして…最強VS怪物の…誰も予想していなかった連戦が始まってしまった。


おまけ


《雷光剣の暴走》


使い手がピンチになると雷光剣が自力で動き出して、タイラントへと形を変える。そのタイラントは通常とは違い。人間一人分(ニンゲンひとりぶん)ほどのサイズしかない、そのため本来不可能であった俊敏性と小回りを会得している

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