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蒼き剣のアリス  作者: 門司柿家
2章
23/30

二十二.向こう槌は両手で持つ。柄が


 向こう槌は両手で持つ。柄が長く、先端の鎚の部分はずっしりと重い。

 十歳のアリスは緊張した面持ちで柄をしっかと握っていた。

 金床の向こうにはゲンザが腰を降ろし、炉の中に突っ込んだ鉄をジッと見つめている。


 自分で手鎚を持つようになったアリスは、いよいよゲンザの仕事を手伝う許可をもらった。

 いつもはシヅがいる場所にアリスは立ち、シヅが持っている鎚を持つ。それが嬉しくもあり、また非常なプレッシャーとなって圧し掛かって来るようにも思われた。


 蕩けたような色の延べ棒が金床の上に置かれた。

 ゲンザがアリスの方を向き、手鎚でこつんと叩く。アリスはゲンザの打ったのと同じ所を狙って打った。しかし少し狙いがずれる。

 ゲンザは眉をひそめた。


「もっと腰を入れろ。ふらつくな」

「は、はいっ」


 向こう槌は手鎚よりも重い。両手で持っているとはいえ、狙った所に振り下ろすのは難しい。アリスはぐっと腰を落とした。

 かつん。

 今度は上手くいった。アリスはぱっと顔を輝かしたが、ゲンザはにこりともせずにすぐに次の手鎚を入れる。アリスは慌てて相槌を入れたが、今度はまた狙いがずれた。ゲンザがぎろりとアリスを見る。


「集中しろ」

「ご、ごめんなさい……」


 家で何かしている時の父は、愛想こそないけれど、それとなく家族を気遣っているのがよくわかる。

 しかし鍛冶場にいる父の顔は職人然として、たとえ十歳の娘であろうといささかの甘えも享受させてくれそうにない。

 そんな父の姿が頼もしくもあり、また恐ろしくもあり、アリスは深呼吸して再び鎚を構える。


 けれど、また打ち損じたらどうしよう?


 そんな風に思うと何だか腕が震えて、余計に狙いが悪くなるような気がする。

 アリスのそんな様子を見て取ったのか、ゲンザは鎚を入れずに、そのまま延べ棒を炉の中に戻してしまった。

 ゲンザの視線が炉の方に向いて、アリスは肩を落とした。悔しいのと、情けないのとで涙がにじむような心持だった。

 その時、ぽんと肩に手が置かれた。


「大丈夫。落ち着いてやってごらん」


 見るとシヅがにっこりと微笑んでいた。


「母さん」

「父さんを見るんじゃ駄目だよ。鉄をしっかり見てあげるの。どこを打って欲しいのか、父さんが手鎚でしっかり示してくれるから」


 再び金床に延べ棒が置かれる。

 おずおずとシヅを見上げると、シヅはぱちりとウインクして後ろに下がった。

 ゲンザがこつんと延べ棒を叩く。父を見るのではない。鉄を見るのだ。

 そうか、ここか。


 こぉん、と心地よい反動が腕の方に跳ね返って来た。

 ゲンザはすぐに次の鎚を打つ。それを見て、打つ。

 父の手にある鎚は、アリスの相槌を導いてくれる。余計な事を考えずにそれに委ねて行けばいい。


 しばらく打ち延ばしてから、再び延べ棒は炉の中に入った。

 アリスはふっと息を吐く。何だかほんの少しの間にかなりくたびれたような気がした。


「凄い凄い。上手だよ、アリス」


 後ろで見ていたシヅがやって来て、アリスを抱くようにしてわしゃわしゃと撫でてくれた。それで何だか嬉しくなって、アリスは母の胸にぐりぐりと頬ずりした。

 ゲンザは何も言わない。ただ手を動かすだけだ。しかし何も言わないという事が、ゲンザにとっては誉め言葉と同義だというのはアリスにもわかっていた。


 何度かは打ち損じたけれども、それでも次第に鉄は剣の形に打ち延ばされて行った。

 しかし段々とアリスの腕は疲労が溜まり、震えるようになって来た。柄を握る手に最初ほど力が入らない。


「シヅ。代われ」


 炉の中の鉄を見ながらゲンザが言った。


「父さん、まだ」

「無理はするな」


 素っ気ない言い方だったが、どことなく優しかった。後ろから優しく肩に手が置かれる。


「よく頑張ったね、アリス」

「母さん」

「さ、後は任せてね。しっかり見てて」


 シヅはアリスの手から向こう槌を取った。アリスは後ろに下がる。

 金床に素延べの鉄が置かれる。ゲンザが手鎚で打つ。シヅがそれに応える。早く、迷いがない。

 アリスは目を皿のようにして、食い入るように見つめた。一打ち一打ちが力強く、それでいて力任せではない。

 こんなに凄い人たちが父さんと母さんなんだ、とアリスは何だか足踏みするくらい嬉しくなって来た。延べ棒が炉に戻り、息をついているシヅに駆け寄って抱き着く。


「おっと、どうしたの?」

「母さん、すごい! えへへ……」


 ぐりぐりと頬ずりするアリスを、シヅはくすくす笑いながら優しく撫でた。ゲンザは表情を変えずにずっと炉の方を見つめている。



  ○



 ヒイラギの工房は実家のものとは少し違っていて、打ち出し以外の加工をする為のスペースが設けられていた。大まかに形を打ったものを鑢やセンで整えて、時には金属に穴を開けて組み合わせたりもする。

 普通は薄暗い鍛冶場で、そこだけはランプが置かれて煌々と明るい。

 野鍛冶の現場では少し変わった形の道具を作る事もあるので、アリスはこれらの仕事もすぐに呑み込んだ。鎚を握るのとはまた違った仕事だが、これはこれで面白い。


 鎚を持って鉄を延ばし、大まかな形を作ってから細かく加工をする。

 部品によっては平らな金床ではなく丸みのついた部分を使って形を作る事もある。魔導鉄の導線を調整しながら打ち延ばさねばならないので、一つを作るのにもかなり神経を使う。

 なるほど、これは確かに一人ですべてやるには骨が折れるだろう。

 今回は特に剣の形状から斧の形状に変化させる為に溝を作り、そこを噛み合わして形を変える細工が必要で、それは鎚で打ち出すだけでは難しい。そういう部分は細かく削ったり整えたりして、良い具合に納める必要があった。


「……よし」


 梃子棒を持っていたヒイラギがそう言って、鉄を炉の中に戻した。向こう槌を振り上げていたアリスはふうと息をついて腕を下ろす。


「これが最後ですかね」

「そうだな。予定より早く済みそうだ」


 とヒイラギは炉の方を見ながら言った。


 ここに来てもう十日ばかり経つ。

 着いた翌日からさっそく仕事にかかり、あれこれと材料を揃えたり打ち出したりして、概ねすべての部品が今回の打ち出しで揃う予定だ。

 武器の形状の為の部品は多くないものの、それぞれに魔導鉄や魔獣由来の鉱物などを組み合わせて、それを折り返し鍛錬で加工する必要があったので、部品を作る前段階の材料造りでかなり時間を取った。

 さらに魔石を組み込む加工も必要である。ミサゴの剣を作った時の経験が活きたか、これも何とか問題なく済ます事ができた。


 しかしまだ完成ではない。ここからこれらの部品を組み合わせて行かねばならない。普段している鎚を振う仕事とはまた違った仕事だから、一筋縄では行かないだろう。

 ここでしくじればまた部品から作り直しである。また、組み上げてみて、魔力が上手く流れないようならば手直しする必要も出て来る。

 ヒイラギは梃子棒を回しながら口を開いた。


「今日はここまでにするぞ。しっかり休んで、頭と手元をしっかりさせて明日から組み上げだ」

「うん、そうだと有難いかな。さすがに今日すぐは厳しいよ」


 アリスはホッとした心持で言った。

 そもそもがもう昼を過ぎて夕方に近い。日が長くなり始めているとはいえ、暗くなり始めればつるべ落としに日が落ちる。


 最後の部品を打ち上げて、工房を掃除して、母屋に引き上げる頃にはすっかり辺りが暗くなっていた。

 かまどに向かって立っていたムツキが肩越しに振り返った。


「お仕事、終わり?」

「うん、今日はね。明日からは少し難しい仕事になるかな」

「ん」


 ムツキはかまどにかけた鍋の中身をかき混ぜた。

 妹は既にトゲツの市場の道が頭に入ったようで、日々買い物に出かけたり海辺の市に行ったりして、食事をこしらえている。

 ナルミの方も、自分の勉強やちょっとした金策なんかをしながら洗濯や掃除などをしており、二人が家事を請け負う事でヒイラギも仕事に集中できているようだ。三人で押し掛けたのが迷惑ではなかっただろうかと少しばかり気を揉んでいたアリスも、これにホッとしている。


 夕餉を終え、布団を引く頃にはもう外はすっかり暗い。ナルミは枕元のランプで本を読み、ムツキは既に寝息を立てている。

 締め切った雨戸ががたがたと音をさせて、それから庭先の木々の枝がざわめいた。風が出て来たらしい。


 囲炉裏の傍で一人設計図を見直していたアリスは、顔を上げた。どこかから風が入り込んで来るらしく、ひんやりする。


「……あんまり大風にならなきゃいいけど」


 アリスはしばらく風の音に耳を澄ましていたが、やがて再び手元に目を落とし、設計図を丁寧に畳んでから、うんと伸びをした。


「はあ……」


 突いた後ろ手に体重をかけて、天井を見上げる。木目がすすけて奇妙な模様になっている。

 隙間風が吹く度に蝋燭の火がちらちらと揺れ、それに合わせて影も揺らめいた。


 部屋に布団を敷いてはいるが、何となく気が昂ってしまって、眠る気分になれない。明日の作業の事を考えるとうずうずして、布団の中でジッとしていられないのだ。

 ヒイラギは自分でやるべきところはしっかりと自分でやるが、アリスを見習い扱いせずに、難しい部分も任せてくれる。

 明日からの仕事も、二人でそれぞれに加工する部分を分担する予定だ。

 自分が一人前のように扱われるのは、むず痒いながらも嬉しい。


 しかし、それに見合うだけの仕事を自分ができるかどうか、それが不安ではある。

 だから、今すぐにでも工房に駆け込んで、金属に穴を開けたり溝を刻んだりしたい。腕を上げて、他人に見くびられないように練習を重ねたい。そんな風に思う。

 だがそれで寝不足になっては元も子もない。

 鍛錬は集中力が必要だ。眠気で緊張が途切れる事があれば手元が狂ってしまう。

 そう頭ではわかっていても、心がざわつくのでは落ち着けない。切り替えが下手なのは自分の今後の課題だな、とアリスは頭を掻いた。


 しばらく座ったままのアリスだったが、やがて思い立ったように立ち上がり、上着を羽織って、剣を片手に外に出た。

 どうせ寝ずに便便としているならば、体を動かした方がいい。少しくたびれた方が眠れるだろう。


 幸い風は弱まっていた。微かに髪の毛を揺らす程度だ。

 家の庭先は切り立った崖のようになっていて、低い竹の柵で仕切られていた。その向こうにトゲツの町が見える。驚くほどの眺望ではないが、見晴らしはいい。港の辺りも見え、まだその辺りは明かりも灯って賑やかな気配がした。


 庭先は月で白々と明るかった。所々に輪郭のはっきりした雲が浮かんでいるが、さっきの風が雲を押し流したらしく、薄雲がない分、空は磨かれたように澄み渡り、月明かりを空そのものが反射しているかのようだ。

 庭先でアリスは剣を抜いた。青い刀身が月光を照り返して光った。


 舞うように、剣を振るいながら庭先を動き回る。

 素振りだけは欠かしていないが、こんな風に駆け回って剣を振るうのは何だか久しぶりな気がする。

 元々アリスは剣士としても評価が高い。アリス自身も剣術を鍛冶の添え物とは考えておらず、剣は剣でいくらでも修練を積みたいとは思う。

 しかしまず家族の事を念頭に置いているアリスは、危険でその日暮らしのダンジョン通いを主たる収入にしようとは考えていない。

 もし両親が健在であればわからなかったが、今は自分が家計を支え、家族を養わなくてはならない以上、危ない橋ばかり渡っているわけにはいかないのである。

 それでも、やはり剣術そのものに抗いがたい魅力を感じているのも確かだ。

 そうでなければとうに素振りなどやめて、仕事の為に少しでも長く寝ていようとするだろう。しかしそれよりも剣を振るう方がアリスにとっては気持ちを整えてくれる事なのだった。


 しばらく体を動かして、うっすら汗ばんだ額を手の甲で拭った。今は気持ちがいいが、少しすれば身震いしそうだ。しかしこれならぐっすり眠れそうである。

 アリスが剣を鞘に収めようとした時、急に刀身が青く光った。


「どうしたの?」


 アリスは怪訝な顔で剣を抜き直した。刀身は警告するかのように青く明滅している。


 ――何か来るよ。


 不意に頭上の枝ががさがさと鳴った。

 アリスはハッとして身構える。

 何かが樹上を移動しているらしい。一瞬人間に見えたが、全身を真っ黒な体毛に覆われており、月明かりに照らされたその顔は猿のものだった。


「……クロマシラ!」


 猿の魔獣である。群れる事はないが、大人と同じくらいの体躯と、人間以上の膂力と素早さを持つ危険な魔獣だ。


 アリスは剣を持ったまま石段を駆け下り、クロマシラの後を追った。

 魔獣は斜面の木々の枝を飛ぶように移動して、時折民家の庭に飛び降りている。襲われたらしい鶏のけたたましい断末魔が響いて来る。

 雨戸を開けて怒鳴る人の声と、クロマシラの咆哮。それに続く悲鳴と、勢いよく雨戸が閉められる音。


「結界を抜けて来るなんて……!」


 とアリスは舌を打った。

 大抵の町には魔獣除けの塀の他に、主神ヴィエナの力を込めた札や魔導球で魔除けの結界を張っている。

 トゲツも例外ではなく、鍛冶場町の山手側にも柵と結界で魔獣や野獣を避けるようになっていた。下位の魔獣はそれで十分に寄せ付けないのだが、あのクロマシラは結界を恐れぬほどの個体らしい。

 死人が出ていませんように、とアリスは走る足に力を込めた。

 クロマシラは庭から飛び出てまた枝を渡り出す。


 早く追い付いて食い止めたいが、ムツキたちと違ってアリスは鍛冶場に籠ってばかりであまりここいらを歩き回っておらず、しかも夜だから昼間と様相が違う。

 どう道を辿ればいいのかわからず、じれったくなったアリスは途中で壁をよじ登り、屋根の上や塀の上を駆けてクロマシラを追っかけた。


「おおい、何があったんだ?」


 上から声がした。見ると、物見櫓の上から衛士が怪訝そうな顔をしてこちらを見下ろしている。

 アリスは口元に手を当てて怒鳴った。


「クロマシラ! 魔獣です! あっちに! ほら!」

「なにぃ!?」


 慌てた衛士が半鐘を打ち鳴らす。たちまち鍛冶場町中が大騒ぎになった。

 アリスは瓦を踏み、板塀の上を駆け抜けて、とうとうクロマシラに追い付いた。太い腕を振り回している。居合わせてしまったらしい運の悪い人々が、身を低くして逃げまどっている。


「待て!」


 アリスは大声を出して、クロマシラに斬りかかった。

 不意を突けたけれど、体毛一本一本が硬く、刃が容易に届かない。アリスは舌を打った。


「逃げてください!」


 怒鳴ると、背後で悲鳴と共にばたばたと逃げ去る音がした。そちらを見る余裕はない。

 近くで見るとかなり大きい。通常のクロマシラよりも大型だ。毛も普通より硬い。変異種かも知れない。

 アリスは剣を構え直した。刀身は青く光り、クロマシラの凶暴な顔を照らしている。鶏を食いちぎったのか、口の周りは血と羽根で汚れていた。吠えると、鋭い犬歯が見えた。そのまま腕を振り上げて猛然とかかって来る。

 アリスはひるむ事なく一気に前に出た。滑るように身を低くしてクロマシラの腕をかいくぐり、半ば転がるように背後に回り込んだ。そうして膝裏、足の腱と続けざまに刺突を放った。

 斬撃は体毛で阻まれても、刺突は効果があった。クロマシラが苦悶と怒りが混じった声を上げた。回転するように体をよじり、そのまま腕を振り回して来る。


「まだま、だっ!」


 アリスは少し距離を開けた後、クロマシラが腕を振り切ったところを見計らって再び地面を蹴った。

 矢のような勢いで肉薄し、その勢いのまま首元に剣を突き込む。耳を聾さんばかりの雄たけびが響き、クロマシラが滅茶苦茶に暴れた。丸太のような腕が髪の毛をかすった。

 アリスは冷や汗を掻きながらも何とか距離を取る。


 クロマシラはアリスが距離を取ったと見るや、即座に逃げ出した。

 しかし足を傷つけられているから、高く跳び上がる事ができない。四足で地面を踏みしめて駆け出す。

 アリスは慌てて追いかけたが、傷ついているにもかかわらず、クロマシラは速かった。転げるように坂道を下って塀に激突し、方向転換しようとする。


 だが、そこにかがり火やランプを持った衛士隊や冒険者の一団が殺到した。

 矢が放たれ、槍の穂先がきらめく。火や雷、氷といった魔法も飛んだ。断末魔の後、遠いざわめきばかりが聞こえるようになった。

 アリスは足を止めて剣を収めた。


「……やれやれ」


 頭を振る。明日は大事な仕事なのに、とんだ騒動になったものだ。

 アリスは自分の体の方々を触って確かめた。怪我はしていないようだ。多少体が重いのは急な運動のせいだろう。帰って眠れば問題ない筈だ。

 状況を確認している衛士や冒険者たちに加えて、野次馬がどんどん集まり出し、辺りはたちまち喧騒に包まれた。アリスに気を止める人はいない。


 後は衛士隊や冒険者に任せればいい。

 アリスは近くの人に道を尋ねて、帰路に就く。

 汗ばんだ体に寒風が吹き着け、アリスは小さく身震いした。



諸事情につき3日ばかりお休みします。

次回更新は土曜日の予定です。よろしくお願いします。

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