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現代日本でダンジョン生活!ハズレスキルで無双生活  作者: 色蓮
第4章 転身

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マシーン系

 ドラゴン戦から一夜あけ、翌日。


「今日はマシーンモンスターと戦うんだが、特に準備もしてないので様子を見つつ狩れるようなら狩って無理そうなら撤退の方針で行こう」


特に問題もなく全員の了承を得て21階層に移動する。


20層から21階層への入口は多くの人で賑わっており人目を避ける為、ドラゴンを片付けてから向かう。


「消化試合感すごいな」


「俺とカナタで片付けれちゃうからな」


さくっとドラゴンを倒した後に21階層へと突入した。


21階層は遺跡のような作りになっており、荒廃した建物のような物が並んでいた。



「建物の影に隠れて何体かモンスターがいますね。そこの通路を進むと多分3体が飛び出してきます」


「試しでいきなり3体か…どうする?」


「特攻スキルを試すなら丁度いいんじゃないか?」


「そうですね、どうせ1体の個体を見つけるのは難しいのでここは行っても良いと思います」



「了解、じゃあとりあえず俺とカナタで1体を集中する感じですぐに倒せたら残り2体を二手に別れて処理しよう。1体目を狩ってる間は、ミレイは分身を使って抑えててくれ。沙月は様子を見つつ援護を」


「「「了解」」」



現れたのは狼型のマシーンモンスターだった。


そうしてまずミレイが分身で先行する、


現れた3体に対し俺とカナタで一体に突っ込む。



俺の攻撃を喰らい怯んだ相手にカナタの竜化した一撃を叩き込みモンスターは消滅してしまった。


「一撃か」


「それなら」



ミレイが牽制していた2体に対して二人で突撃する。


そして互いに互いの方に向かってモンスターを弾き飛ばす。


それに合わせ一撃を加えた所でモンスターは2体とも消滅した。



「2撃だな、確かに硬いっぽいけど大したことないな」


「そうだな、その気になればもっと大量にいても問題無さそうだ」


「以前に相手した時とは雲泥の差がありましたね」


「この感じなら問題なさそうなので討伐特典を確認してから地上に戻りませんか?」


「そうだな、俺とカナタの討伐特典がどうなってるか気になるし確認しよう」



それからはモンスターを狩り続けたが、このマシーン系のモンスター達はポーションや防具などをよく落とした。中魔石は確率が低いようだが落とす事は確認できた。確かにドラゴンと比べればかなり稼げるモンスターのようだ。


しかし、スライムと違うのは数だった。


他のパーティもいる為、モンスターの数がこちらの狩りのスピードに追いつかなかったのだ。


「うーん、1パーティで3体処理するのに30分以上かかるんですね」


「そうね、普通はかなり外装が硬いモンスター達だから時間がかかるの」


生命感知で他のパーティの様子を観察していた沙月が呟きミレイが反応した。



「こいつらって攻撃はどうなの?」


先ほどから攻撃を食らう前に倒してしまっている為、どれくらいのダメージを食らうかわかっていなかった。


「硬い身体を活かしての突進攻撃や噛みつき攻撃って感じかなぁ、爪で攻撃してくるパターンもあったはずです」


「数が多いから連携が崩れると一気に一人脱落になりかねなくてな、まぁそのせいで追い出されたんだが…」


「ほら、そこもう気にしない!」


「へいへい、もうそんなに気にしてねーよ」



「マシーン系のモンスターって確か22階層も出るんだよね?」


「ええ、以前行った時に22階層もマシーンモンスターだったから諦めて撤退したの」


「マシーン系を嫌がって22階層に行ったのにな…」


「ならいっそのこと22階層にいきますか」


21階層は人が多すぎて数を狩るには向かないと感じていた。

狩るスピードが異常すぎてメイン通路で狩る事が出来ない事も足を引っ張っていた。

現状の20階層を突破した探索者は、ドロップ品が美味しい21階層で狩るのがトレンドらしく多くのパーティがいた。


「でも22階層は狩ってる探索者も少なくて情報もないから危険もある。今回はやめたほうが良いと思うんですけど」


ミレイは反対のようだ。

下層は、まだマップが出回っていない。

そもそも下層は広大なフロアな上に敵も弱くはない。隅から隅まで探索が出来ていないそうだ。


「だけどこのままのペースだとアキラの討伐特典達成きつくねーか?」


ここまで2時間狩ってきて倒せたのは8体。


このペースで狩っても50体に届けようと思うと夜遅くまで狩りを続ける必要があった。



「確かに、討伐特典を考えるなら次の階層にいかないと…でも…」


「最悪討伐特典は置いといて22階層の下見ということでどうですか?」


沙月は提案した。


確かに未知の階層で討伐特典の為に、たくさんの狩りをするのは色々と問題を孕んでくる。それならいっそ今日は偵察と割り切っていくのは悪くなかった。



「そうだな、数体狩る位にしてみようか。移動時間も加味すると今日達成しようとすると無茶な狩りになる可能性もあるし」


「それなら、そうですね。賛成です」



ミレイの賛成を得て22階層に向かうことになった。


遺跡を抜けるのにかなり時間を要し途中で出てきたモンスターを狩ったりと、やはり移動するだけでもかなりの時間を消費した。



倒したモンスターの数は10体で移動には結局3時間を要した。



「入り組み過ぎて踏破に時間がかかる上にモンスターの奇襲の事を考えるとかなり厄介だな」


「沙月の広範囲生命感知のおかげでモンスターの位置がわかるからマシな方だぞ。以前来た時は分かってても死屍累々って感じだったけどな」


生命感知の問題は、敵の位置がわかっても地形がわからないことだ。

マップがない以上ひたすら次の階層への階段を探す羽目になった。


「いま歩いた所はマッピングしたので次からは迷わずにこれると思いますよ」


「えっそんなことしてたの?」


「戦闘中は特にすることもないので周囲の風景を撮影してストリートビューみたいな感じで地図を作ってました」


「ほんとに多才だねぇ」


「そんなこと無いと思いますよ、調べたら他にもしてる人いたので」


地図スキルがあれば、そんなことも不要になるそうだが結局地図スキル持ちに何かあった時の為にそういった事をして自作の地図を作成している人たちもいたのでそれを参考にしたそうだ。


「実践できるだけすごいことですよ」


そんなこんなで22階層に到着した。

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