表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
現代日本でダンジョン生活!ハズレスキルで無双生活  作者: 色蓮
第2章 暗躍

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

45/335

クローンスライム

 これでボーナスモンスターは、4体目だが出現場所が背後だったり、眼の前だったり見えなかったりと不安定の為、周囲を警戒する。



そしてそれはやはり、急に現れた。



今回は、眼の前だった為、前回同様よく観察する。



今回のスライムはマジックスライムより小さいが普通のスライムより輪郭がしっかりしている、グミのような感じだった。だが、普通のスライムと違い中に丸い球体のような物が浮かんでいた。



観察していると沙月が叫ぶ。


「速く倒してください!分身スキル持ちです!」


その言葉に反応し拳を出すが、一歩遅かったようだ。



スライムはポップコーンが弾けるように一気に眼の前で数を増やした。



「は?増えすぎだろ!?」



一気に数を増やしたスライムが一斉にこちらに向かってくる。



それを拳で弾いていく。拳に当たったスライムは特攻スキルのおかげで一撃で消滅するため大したことはないがいかんせん数が多すぎる。


増えたスライムがまたさらに増えているのを見た。


キリが無いと思ったが分身したスライムにはある物がなかった。



「なんだ!じゃあ余裕だわ」



拳でスライムを倒しながら、あのスライムを探す。


そしてそのスライムを視界に捉えた。



「沙月、この分身達って経験値入ってるか?」


「入ってません」


沙月の答えを聞いて分身スライムを弾き飛ばしながらあるスライムを目指す。


「お粗末な分身だな!」


分身したスライムには中の球体が存在しなかったのである、素早く移動していた本体だったが


「元ボクサーを舐めるなよ、このスピードを目で追うくらい余裕だっての」


本体のスライムに拳を叩きつけるとそれもやはり一撃で消滅することになった。



「今回が一番楽だったな」


「ほんとはあのスライムを捉えるのが大変だと思うんですけど、私はあの分身した時に見失いましたし感知には全部一緒で・・・」


「いや、あの程度なら全然目で追えるからね。余裕」


で、分身系のお約束で本体が消滅したと同時に数百匹に分身したスライムが一瞬で消滅した。


「さて今回のスクロールは」


攻撃スキルかと期待があったがそのスキルは『分身スキル』


「分身スキルってさっきのか?」


「とりあえず詳細を見ますね」


詳細を見てもらうために沙月に渡す。



「これ、魔力値制限がかかってます」


「は?」


「制限はB以上です、能力は触れたものを分身させる効果があるみたいです」


「触れた物?それは複製じゃないのか?」


話をきいた限りだとそれは、分身ではなく複製スキルのように感じた。



「分身できるのは生物に限り、増やしたものの大きさによって魔力を消費するみたいです」


「なるほど生物限定か、それなら納得」


「増やした分身はある程度自分の意思で操れるみたいですけど耐久力とか紙みたいでちょっとした衝撃ですぐ消えちゃうみたいです」


「本当に分身って感じだけど自分以外も出来るのは反則じゃね?」


「分身スキルってなってますけど多分、これ英語でクローンスキルっていうんじゃないですかね?さっき倒したスライムもクローンスライムって名前でしたし」


「なるほど、そっちの意味ね、それなら納得」


「スキルレベルがあがると分身体の精度があがって、数が増やせるっぽいですね」


「まぁどっちにしても使えないからな、頼んだ」


「私、もらいすぎな気がするんですけど・・・」


「そうはいっても魔力値B以上なんて・・・あっ、ちょっと使うの保留にしとこうか」


「ん?あぁそうですね、勧誘材料としては最高かもしれません」



無事にボーナスモンスターを狩れたが魔法スキルではなく二人共内心落ち込んでいたが、このスライムの討伐を持って二人共レベルが30にあがったことで目標レベルには到達した。



後は、勧誘すると同時に内通者を突き止めるだけだ。



その為に、時間までは打ち合わせを行い、とりあえず明日はお休みすることとなった。



「うまくいきますかね?」


「うまくいかせるしかないって感じだが、あの人次第ってとこだね」


「はぁ、気が重いですね・・・」


「確かにな、これがうまくいったとしてその条件を引き出せるかどうかも未知数な訳だし」


「まぁとりあえず明日はデートですね!エスコートよろしくお願いします!」


「デートって、まぁ頑張るよ」



そんな会話をしながら日和と合流する。



「おまたせーってかなんか元気ないね、なんかあった?」


「いえ、何も・・・」


会話中ずっと小魔石を砕いていた沙月を見て何かを失った顔をしていた。


5000円がぁぁああああああああ!と心の中で叫んでいた。


「そう?まぁならいいけど」


「今日も狩ったわねぇ」


「もう作業みたいな感じですね、ひたすら、探して狩ってみたいな」


これだけ狩れるようになればほんとはゴブリンに移行してもいいのだが、いかんせんゴブリンになると


アキラの効率が下がると思われている為、ゴブリンへの移行は勧められなかった。



それから検査室まで移動して検査を行ったがいつも通り特に問題もなく終了となった。


そこで日和に明日の予定について伝える。


「明日、物件探しに行こうと思うからお休みでいいか?」


「ああ、まだしばらくはここにいるわけだし焦んなくてもいいんだよ」


「一応、施設の資料はもらったから一回下見に行ってみようと思って」


「なるほど、そういうことなら全然お休みで大丈夫、ってか疲れたりしたら気楽に言ってね。仕事じゃないんだし、それで沙月ちゃんはどうするの?」


「私もせっかくなんで一緒に行こうかと思ってます、その後にモールで買い物に付き合ってもらおうかと!」


「ほうほう、じゃあそのように伝えておくよ、じゃあ私は仕事があるから」



そう言った日和と別れ、部屋を出た所で霧崎さんに電話をかけた。


霧崎さんも丁度、業務が終わったそうで食堂で待ち合わせすることになった。



明日に向けて、モールに寄って準備を整え、食堂に向かった。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ