表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
現代日本でダンジョン生活!ハズレスキルで無双生活  作者: 色蓮
第2章 暗躍

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

35/224

ドロップ品

 早朝いつもの朝食からのトレーニングを沙月と共にこなす。


メニューは戦闘訓練を中心に攻撃、防御、回避を中心にやっていく。



そのまま時間になったらダンジョンに向かう。


いつものように日和と別れる。



「じゃあさくさくと狩ってレベルをあげましょうか」


言葉通りにひたすらスライムを狩っていく。


あれから何度もスライムを狩ったがドロップ品に変化はなくずっと魔石が落ちるだけだった。


「うーん確率の問題なんですかね?」


「もしかしたらスライムはランク変わっても同じ説もあるけどね」


そんな話をしながらもスライムを狩り続ける。



1時間ちょっとで100匹を達成する。



『討伐特典』


【1】特攻モンスターの変更

【2】特攻モンスターのドロップ品開放

【3】特攻モンスターの攻撃値アップ

【4】特攻モンスター以外への攻撃値アップ

【5】特攻モンスターからの経験値アップ【完】



相変わらず経験値アップは押すことができず、今回もドロップ品開放を押す。



『ドロップ品開放ランク2→ランク3』




「これでランク3になったみたいだけど、まぁ狩っていくか」


「そうですね、狩らないとわからないですし」



あれからレベルは1もあがっておらず沙月にきくとあと300匹で1上がるそうだ。経験値効率が良い俺達でこれということは一体どれほど狩れば30に上がるというのか・・・実に途方もない。


まぁそれでもやめるつもりは毛頭ないが。



何匹目かを狩った時にドロップ品に変化があった。


小さな魔石ではなく明らかに一回り大きい魔石をドロップしたのだった。


「おお、これは小魔石ですかね?いつもの魔石とは大きさが違うし色も違う気がします」


「ほんとだ、これがランク開放の効果ってことかな?」


「でもこの魔石提出したらバレちゃいますね・・・」


「あっそういえば・・・」


「とりあえずロッカーを借りてそこに預けときますかね」


ロッカー自体は誰でも借りることが出来るため、とりあえずそこに預けておくことが出来る。


「そうだな、とりあえずはそれで凌ぐか・・・」


それからスライム狩りを再開しひたすらスライムを狩る。



大体、10匹に一個くらいのペースで小魔石が落ちるようになった。次にあげたらどうなるのかわからないが効果が実感できるようになって良かった。



そんなこんなで100匹の討伐が終わりまたウインドウが表示される。


『討伐特典』


【1】特攻モンスターの変更

【2】特攻モンスターのドロップ品開放

【3】特攻モンスターの攻撃値アップ

【4】特攻モンスター以外への攻撃値アップ

【5】特攻モンスターからの経験値アップ【完】



ドロップ品開放を押す。


『ドロップ品ランク3→4』



そして栄養補給を軽く済ましスライム討伐を再開する。



ランク4になったがドロップ品に変化はなかったが小魔石のドロップ率が上がっていた。


10体に1個が5体に1個ほどに変化していた。


「これはなかなかだな」


小魔石の取引価格は5000円、クズ魔石とは比べ物にならないほど高い。


これ一つで掃除機や、ゲーム器などの電化製品は動かすことが可能。そのおかげか需要が高く小さくても高値で取引されている。



この魔石を落とすモンスターを狩れるようになると探索者として一人前と言われるようになる。


この小魔石を落とすモンスターは10階層より下のモンスター達の為、この低階層でこれだけのドロップはかなりの収入になる。



「これだけ落ちるなら今日は豪勢に何か食べてもいいかもなんですけどね・・・」


「残念ながらこれを提出したら色々バレちゃうからなぁ」



使えないお金をひたすら集めてるみたいで少し億劫になる

。しかも、小魔石はそれなりの大きさがある為、荷物が嵩張る。

しかもロッカーに預けておけばといっても帰りなんかに日和に見られたらバレてしまう。


最悪、ダンジョンに捨てていくことも考えたが、5000円を捨てていくなど庶民にできるはずもなくその選択は、なかった。


そんなことを思いながらまた100体討伐を達成した。


『討伐特典』


【1】特攻モンスターの変更

【2】特攻モンスターのドロップ品開放

【3】特攻モンスターの攻撃値アップ

【4】特攻モンスター以外への攻撃値アップ

【5】特攻モンスターからの経験値アップ【完】


迷わずにドロップ品開放を押す。


『ドロップ品ランク4→5』



「さてこれで400体目、次の特典の時はもしかしたら前みたいにモンスターがでるかもしれないから準備が出来てから押すよ」


「了解です、ウインドウが出たら教えて下さい」


前回は討伐500体目で出現したため次の特典の際は注意する必要がある。


ランクがMAXになったときに出る可能性もあるため沙月には討伐特典を選ぶ際は少し離れてもらっている。



そこからもひたすら狩り続ける。


もうすぐ100体目かと思われるところで身体に違和感を感じた。


沙月の目を見ると頷いていたのでやはりレベルがあがったようだ。これで27レベルになった。



先は長い、ドロップ品は順調に小魔石の数が増えており3匹に1個は落とすようになっていた。


だがそれ以外のドロップはない。



そしてついに100匹目、前回のボーナスモンスターの出現から500匹目。


「沙月、特典を選ぶからそっちの岩陰にいてくれ」


「了解しました」



そして覚悟を決めてドロップ品開放の項目を押す。


『ドロップ品ランク5→6』


と表示されたがMAXの表示はなかった為、少し安心したが


「ボーナスモンスターが出現します」


その表示に一気に緊張感が高まり周囲の状況に気を配る。



そしてすぐそこに見たこともない大きさのスライムが現れていた。

40000PV突破!総合評価800突破!

応援ありがとうございます。


この調子で更新がんばりますので応援よろしくお願いします

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ