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現代日本でダンジョン生活!ハズレスキルで無双生活  作者: 色蓮
第7章 罪と罰

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尋問

 その後、少し時間が経ってから残りの7人の拘束を終えてミレイ達が戻ってきた。


この状況をサキに伝えるのは心苦しく戻って来るまで黙っていたのだが言わない訳にはいかない。

「サキに伝えたい事がある」

「弟はこっちにきてたみたいですがそのことですか?」

どうやら重々しい空気に何かを察したようで何かサキ自身も覚悟を決めた様な表情をしていた。


そこから事の顛末を伝える。

現状グール状態で穴に浮かんでいることに加えて現状解除する方法がないことも…そして今後どうするかをサキに委ねる事になってしまった。


「解除は不可ですか…」

「現状解除方法がわかりません…ポーションの類を使おうにも危険もあるので」

「竜化とかと同じなら魔力切れまで待てばなんとかなるんじゃないか?」

実際に竜化や硬化などは魔力が切れたら元の状態に戻る。

「そうしたいのは山々なんですが『魔力回復』とかいうスキルのでせいで魔力が全然減ってないんですよね」

『閃光』のスキルを十二分に使用する為にDDDから与えられたスキルなのだろう。

「そんなスキルあるのか…ちょっと羨ましい…」

「現状の回復力が倍になるスキルなのでアキラさんだと恩恵が薄いかもです…」

気まずそうに沙月が答える。

「それは残念」

「少しずつでも減ってるならそのまま放置でもいいんじゃないか?」

「このペースだと1週間位かかるかと…」

あまり現実的な時間ではなかった。

仕方ないので対処法を知ってそうな奴に聞くとするか。


「そっちの2人も同じスクロールを持ってたんだな?」

ソフィアに確認を行う。

「はい、先程確認しましたが腕に巻き付けてありました」

「なるほど…ってことはこの3人は最悪の場合このスクロールを使う手筈になっていた訳だ」

そっちの7人は特にスクロールを持ってなかったんだな?

「はい。確認しましたが所持してませんでした」

という事はあちらの7人はこのスキルについて少なくとも何らかの事を知っている可能性が高いという事だ。


「一人借りるぞ」

7人のうちの一人の男を持ちあげる。

あちらは全員状態異常無効を所持していたらしいがミレイの魔眼のレベルがあがった関係で全員魅了によって眠ってもらっている状態だった。

そしてこの男は7人の中で一番レベルが高かった。

「状態異常無効だからって効かない訳じゃないからな…」

俺はそういって頭を掴み『電磁操作』を発動する。

そして電気の刺激によって目を覚ました男に問いかける。


「おい、『不死』って知ってるか?」

目を覚ました直後で自分の置かれている状況が理解出来ていないのか辺りを見渡すように目を動かす。

「質問に答えろ!」

そういって身体に電気を流す。

状態異常無効によって麻痺にはならないが身体を電気が駆け巡ればダメージは入る。

苦悶の表情と声をあげながら男はこちらを睨みつける。

「不死?なんだそれは?知らないな」

「そうかじゃあいらないな」

俺はそういって穴の近く、正確には蓋がしてあるので盾の近くまで歩いていく。

「おい、何をする!?」

「知らないみたいだから見てもらおうと思ってな、この中にはあんたのお仲間が不死化状態で捕まえてあるんだ」

「離せ!何も知らないと言っているだろう」

「ああ、だから何も知らないなら問題ないだろう」

盾を足でずらして穴に光が差す。

それによって先程まで大人しくしていた彼が動き出していた。

先程まで浮いていたのだろうがこちらを襲おうとしているのか腕をバシャバシャとしている。

「ここに一人ずつ入れる」

「ふざけるな!なんでそんな事を!」

「だから何も知らないんだろ?だったら知ってるというまでお仲間を放り入れるだけさ」

盾がずらし終わり完全に穴が見える。


「おいそっちの一人を投げてくれ」

ランに頼んで掴んでいる人を投げるように頼む。

「えっ!?」

「いいから穴に投げ入れる要領で投げろ」

ランには念話であることを伝えると頷きこちらに向かって投げる。

40を超えた俺達にとっては人間一人の重さなど野球ボールと同じ位の重さしか感じないので放り投げるのは容易い。

弧を描くように飛んでくる人はこのままだと確実に彼の待つ穴に落下する。

「待て!!!!」

俺が掴む人物が声を上げたと同時に飛んでくる人物を蹴り飛ばし遠くに飛ばす。

「なんだ?何か知ってるか?ちなみに次の黙秘はもう一人を投げ入れるぞ」

苦虫を潰したような表情をしながら口を開いた。

「甘いな、どうせ次も投げ入れないんだろ!」

どうやら俺が助けた事で俺が本気ではないことに気付いたようだ。

「ああ、そういう態度を取るのね、沙月もう一人を放ってくれ」

「わかりました」


そして沙月が今度は放り投げる。

しかし、今度は俺は一切手を出さず穴へと飛び込んだ。

「この手は使えないなら仕方ない。カナタ、盾を戻しといてくれ」

「了解」

「おい!おい!早く上げろ!」

慌てる男だったが…

「はぁ?知るか危ないし離れるぞ!」

水音だけが木霊してそのまま盾で塞がれた。


「ふざけるな!早く出せ!」

そんな事をいう男を放り投げる。

「うるせえよ、お前が見捨てたんだろうが」

俺の手から離れた事で男はこちらに敵意を露わにする。

「はやくそこをどけ!」

「もう間に合わねぇよ、それともあの状況でも助けられるのか?」

「黙れ!いいからそこをどけ!まだ間に合う!」

「ほう…何を持って間に合うんだ?」

「国王ならなんとかしてくれる!だからはやくそこをどけ!」

「へぇ…」

その言葉を聞いて俺はすぐにその男に近づきアッパーを放ち昏倒させた。


「馬鹿な奴だな…まぁ仲間想いな点は評価してやるよ」

これで一つ解決策が見えた。

まぁそのためには色々と障害もあるがサキの為にもやるしかないか…。


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― 新着の感想 ―
そこまでしなきゃならん理由…ええ…? サキの弟枠とは言え これまでの行いから改心する事もなく こちらの対処が上回れたから人死には無かったものの 今回は確実に殺しに来た上で女性陣は拉致の作戦実行犯 サキ…
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