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現代日本でダンジョン生活!ハズレスキルで無双生活  作者: 色蓮
第2章 暗躍

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秘書

 食堂に向かう途中で日和から連絡が入る。


「秘書さんはマジでヤバイ人だから気を付けて」



向かう直前でそんな連絡が入ると困るんだが・・・遅れるとまずいと思いまだ時間に余裕はあるが足早に歩き始める。



食堂に着くと明らかに他の人とは違うタイトスカートを履きメガネをかけたこれが秘書ですと言わんばかりの人と日和が一緒にいた。


黒髪に腰まで伸びる長髪、しかもかなりの高身長。遠目にみても俺より高い・・・恐らく身長180cm超えってか足も長いし胸も大きい・・・とこちらの視線に気付いたのか二人してこちらを見る。


気付いたアピールをする為、手を軽く振りながら合流する。


合流するやいなや


「暁アキラ様、はじめまして霧崎ミレイと申します。本日はよろしくお願い致します」


そういって頭を下げてくる。


高身長の為か頭を下げられてもかなり圧がある。しかし近付いてわかったがメガネには度が入っていない所謂伊達メガネのようでそして恐らくかなり出来る人だということが動きの所作からわかった。



「こちらこそ私が頼りないばかりにお手数をおかけしてしまう結果となり申し訳ございません」


とこちらも、頭を下げる。


「とんでもないです!暁さんの実力不足という訳ではなくうちのトップが心配性なだけですので、それに私の仕事は他の3人と比べれば多くはありませんので気になさらないで下さい」



落ち着いた雰囲気もあるがかなり若く見える、同い年かそれか少し上くらいか?


女性に歳を尋ねるわけにはいかないので恐らく25から28位だと思われる。



「心配するのも当然だと思いますよ、希少ですからね」


「私としてはあなたの方が希少な存在だと思ってますよ」


その言葉の真意を図りかねていると沙月が小走りしながら向かってきた。



「遅れてすいませんでした」


「時間通りですし問題ありませんよ、こちらも急な呼び出しになってしまい申し訳ございません。私、本日同行させて頂きます、霧崎ミレイと申します。本日はよろしくお願い致します」


と頭を下げるミレイに沙月も頭を下げる。



「じゃあ挨拶も済んだ所で私は行くね、ミレイさん後はよろしく」


「はい、おまかせ下さい」



日和はそういってそそくさと離れていった。


確か今日は用事があると言っていたのでその件だろう。



「それでは、行きましょうか」


「はい、よろしくお願いします」


と二人で頭を下げ霧崎さんの後ろをついていく。霧崎さんの圧を感じているせいか特に会話もなくついていく。



黒いワンボックスカーの前に着くと


「運転に関しても私が担当しますので、お二人は後部座席にお座りください」


「運転までして頂いて申し訳ないです」


「問題ないですよ、それに本当は貸出する方も手続きも大変だったので・・・全く彼女は気軽に言ってしまうので困り物です」


そう言いながら車に乗り込む。



「先に小林様の家に向かいますね、その後に暁様の家に向かいます」


そう言ってナビを入力して車が出発した。


事前に住所は確認済みだったようだ。


車が出発ししばらく経ったが無言の空間に耐えられなくなり色々聞いてみようと思った。



「霧崎さん、話しかけても大丈夫ですか?」


「構いませんよ」


「なんで伊達メガネを着けてるんですか?」


「えっ!?」「えっ!?」


いきなり聞くのはどうかと思ったが気になってしまった以上しょうがない。


「暁さん、それは・・・」


「小林様、構いませんよ。特に隠している訳ではないのですが私の固有スキルの関係で付けています」


「そうだったんですね、不躾な質問をしてしまい申し訳ございません」


オシャレか何かかと思って聞いたのだがかなり突っ込んだ事を聞いてしまっていた。頭を下げ謝罪する。



「構いませんよ、それに関して言えば私はお二人の固有スキルを知っております。それを踏まえれば一方的に私だけが知ってるという状況の方が余程失礼に当たります」


そう言われれば4人はすべてを把握していると言っていた。こちらの個人情報は恐らくすべて知られていると考えて良さそうだ。



「なので私の固有スキルもお教えします。私の固有スキルは魔眼と申しましてこれも世界に3人しかいないレアスキルの扱いになっております」


「魔眼?」


「魔眼といっても色々あるようですが私の魔眼は魅了の魔眼でして直で見つめた相手を魅了する能力があります、基本的には発動しなければ問題ないのですが暴発の可能性もありますので伊達メガネをつけているのですよ」


「すごい能力ですね」


その美貌からぴったりの能力だと思ったが口に出すことはなかった。


「モンスターにも有効なので非常に役に立ちますよ、まあ目の無いモンスターには効かないのが難点ですが」


「霧崎さんもダンジョンに潜るんですか?」


「去年まではほぼ毎日のように潜っていたんですが、パーティを組んでたもう一人の子が引退してしまいどうしようかと悩んでいたらスカウトされそのまま職員にという感じですね」


「なるほど、そういう経緯で・・・」


「私としては、まだダンジョンに潜っていたかったんですけどね。一人で深部に潜るのは難しいので・・・」


「でも深部まで潜っていたってことはかなりレベルも高いんですね」


恐らく叡智でみて知っているであろう沙月が尋ねる。


「そうですね、新宿の職員の中では一番レベルが高いですよ!」


「それはすごいですね!氷川さんとか日和さんもレベル高そうですけど」


「あのお二人は仕事の合間にって感じなので高いは高いんですけど中堅に届かない位のレベルですね」


それからはしばらく他愛のない話を3人で話して盛り上がった。


探索者のあるある経験談はとても勉強になった。

最初は、緊張していたのかかなり態度が硬かったのだが話してる内にだんだんと軟化してきたように感じていた。


そうこうしてるうちに沙月の家に到着した。

2時間ほどかかる道中ではあったが、話していればあっという間であった。

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