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現代日本でダンジョン生活!ハズレスキルで無双生活  作者: 色蓮
第7章 罪と罰

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救出作戦

 狙っていた訳ではないが救出作戦をするには完璧な人員であった。

警備員に関してはミレイの魔眼で無力化できる上に移動についてもカレンの跳躍スキルがあるのでサクッと侵入が出来た。

 建物が全面ガラス張りで助かったがこのビルの周りではモンスターが破壊活動をしてるので気が気でないが…。


「これってエルフを避難させたら確実にこの建物壊されないか?」

「人は狙いませんけど建物は狙いますからね…なので救出ついでに外に避難してもらいたい所です」

こちらとしても大量殺人をしたい訳では無いのでエルフを救出してはい、さようならといかないのはこの作戦の難しい所だった。

「そこは権力者に私の魅了をかけて先導してもらいましょう」

どうせエルフと一緒にいるであろう権力者を操ってビルから退避させる腹積もりであったが避難中のモンスターに狙われないかが不安である。

「降りる時に公園があったのでそこに避難させましょう、あそこなら狙われる事はないはずです」


普通に話ながら来ているが沙月の念動操作で監視カメラの向きを変えるもしくは使用不可にして索敵スキルで目標は既に補足済みな上に警備員もすべてスルーできるのだから思っていた以上にイージゲームであった。


「やっぱり高レベルの探索者はいないのか?」

「エルフの側に一人いますけどそれ以外はいないみたいですね」

「ちなみにレベルは?」

「31です、ただスキルを全然所持していないのでレベルだけあげただけの人かもしれないですね」

「まぁそれならいいか」

「そのレベルなら魔眼が効くと思います」

「さてここからは人がたくさんいるので避けるのは無理なんでそのまま行きますよ」

どうやらここから先は避難してきた人がいるエリアのようで人が多く人目を避けるのは難しいようだ。

「まぁ代わりに警備は手薄なのでとりあえずこれに着替えてそこの警備を魅了してもらって中に入ったらさくさくと上にあがりましょう」

ここにくる道中で魅了して装備を脱いでもらってそれを頂いてきていた。

魅了後はしばらくは意識が飛ぶのでそれまでに終わらせる必要があるが…。


そんなこんなで着替えた後にここからは念話で会話をする。

(ミレイさんよろしくお願いします)

ミレイが魔眼で警備員を魅了して普通に中に入れてもらう。

装備自体は彼らと一緒なので他の隊員は特に気にした様子はなかった。

(こっちです)

沙月の案内に続いて上に上がっていく。

無駄に50階層もあるそうなので現在10階層なのでここから登っていくのはなかなか骨が折れると思っていたのだが普通にエレベーターに乗れてしまった。

(何も言われなかったがよかったのか?)

(こんな混乱状態なので皆誰が何をしてるか把握してないんじゃないですかね。最悪階段も考えてたんですけどすんなりいけてよかったです)

エレベーターを止められると非常にめんどうな事になると思ったが…

(正直止められても登れちゃいますしね)

沙月の言うことも尤もで階段よりも空間が空いてる分、そこから登る方が速いかもしれないと思った辺りでやっぱり人外じみてきているなと実感する。


(10個下の階で降りて階段で上がりましょう)

近隣の階でエレベーターが止まれば警戒させてしまう恐れがあるので10個したの階で降りる。

ここも避難民のフロアのようで警備も手薄なようで民間人がフロアに溢れていた。


そしてそのまま階段を通じて上がる途中で警備の人間ですれ違ったがそのままミレイの魅了で昏倒させて上に上がっていく。

そして到着した50階さらに上に10階層あるが戦力はこの階に集中しているようだ

(こっからは俺がいくからここで待機しててくれ)

(おまかせします)

階段の扉を開けた瞬間に踏み込んで加速する。

そのまま警備員…いやここのフロアはほぼ全員兵隊だな。

兵隊に近づき雷天を食らわせて麻痺状態にする。

いきなり隣の隊員が倒れたことで動揺しているようでこちらに銃口を向けるがそのまま頭を掴み麻痺状態にする。

階段付近は警戒していたようで他にも2組が近くにいたが突然2人が倒れた事で声を上げて近づいてくる。

すでに離脱済みなので背後から近づいて2人の首元を掴んで麻痺状態にする。

俺の姿を捉えた兵隊がどこかに連絡をしようと無線に手をかけようとするがそれを接近して止めてそのまま麻痺させる。

もう一人の隊員はそれに怯えて少し後ずさりする。

(ミレイ良いぞ)

ドアをあけてミレイが飛び出しその隊員を魅了状態にする。

(さてこれで後はこの隊員に案内させるぞ)

その隊員に案内されてそれに続く。

エルフの部屋が近づくにつれて兵隊が増える。

さすがに誤魔化すことは難しそうで不審そうな顔をしながらこちらに近づいてくる。

(ここは俺が制圧しとくから部屋の中は頼んだ)

(((了解)))

「おい、そいつらは誰だ?」

魅了状態の隊員に声をかける。

恐らく位が上の隊員なのだろうかこの兵隊よりも装備が豪華だ。

「下の階で問題があったので報告に伺いました」

「そんなものは無線でいいだろ!一体何を…」

そんな問答が中断された。

まぁ下のは、俺だった訳だが一瞬で近づき吹き飛ばす。

「残念、俺がその問題の侵入者です!」

その声を聞いて全員の視線が集中する。

ここにいる隊員は全員レベル10以下負ける気がしない。

俺に向けて銃を構えるがそもそもそんな物に当たってもダメージはない上にそもそも当たる訳がない。

すぐに移動して先程吹き飛ばした隊員に近づくこの瞬間に銃は使用不能となる。

銃に手をかけていた隊員がすべて構えを解く。

吹き飛ばした隊員はまだ痛みで悶絶していたがその男の首を掴み持ち上げる。

俺よりかなり身体はデカいがそんなものは関係ない。

そして隊員たちに盾のように前に出すと全員が息を飲んだ。


「撃つならどうぞ?」

隊員の頭の装備を外して構えた事で全員が固まる。

掴まれている隊員は俺の手を離そうと攻撃を加えているが残念ながら痛くも痒くもない。

足の辺りからナイフを取り出し俺の手に突き刺そうとしてきたので電気を流し麻痺状態にする。

「ほらどうした撃たないのか?」

俺の役目はこいつらを足止めすることで別に倒す必要はない。

特に避難する時に昏倒状態の奴が多いと困るからな。


という訳で時間稼ぎをしてる間に沙月達は部屋に侵入は成功している。

(終わりました)

(そうか、そっちで停戦命令は出せそうか)

(今から交渉します)

(ならもう少し遊んでるわ、ごゆっくり)

(あんまり無茶しちゃダメですよ…)

(出来るだけ怪我させないようにするわ)

そういって俺の口元が緩む。

目的は達成したので後はここにいる奴らと戯れるだけだ。

そう思い手に持つ隊員を投げ飛ばす。

そしてそのまま数十人の隊員を相手に大立ち回りを続けて10分後に沙月達によって停戦と同時に避難勧告が出されるまで戯れていた。



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