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現代日本でダンジョン生活!ハズレスキルで無双生活  作者: 色蓮
第7章 罪と罰

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フェンリル戦2

 残りのメンバーで突破をしようという話になったのだが残念ながら開幕の『咆撃』を防ぐのに沙月は外す事は出来ず、カナタとサキで火力は大丈夫だろうということで沙月、カナタ、ミレイ、サキ、ソフィアで挑んだのだが…残念ながら撤退することになってしまった。


「加速状態が対処できませんでした…」

「『重力操作』でなんとかならなかったか?」

「そもそも捉えられませんでした…」

どうやら加速状態のフェンリルを重力範囲に捕まえる事が出来なかったそうだ。

「後は、魔法による飽和攻撃は?」

一応これが第二プランだった。

沙月とミレイ、サキによる魔法でひたすら削る作戦も立ててたのだが…。

「そもそも雷撃以外はまともに当てられないので全然ダメでしたね。足止め出来るように氷で凍らせたり土壁作ったりもしたんですけど咆撃で一掃されました」

これはダメだと思って障壁作って耐えながら撤退したそうだ。


「そうなると一人ずつキャリーする感じか?」

「加速さえなんとか出来れば削れる気がするのでアキラさん、サキさん、私を固定で2人ずついけると思います」

という沙月の提案を受けて最初は、ミレイとランを入れて突入した。

最初の攻撃を受けつつ止んだタイミングで俺とランに加えて『分身』で作った俺も遅れて飛び出した。

ランが『液化』によって少し離れた場所から一撃を加える、『衝撃』スキルのせいで2連撃となりフェンリルは困惑して動きを止めた。

カナタがいないのでダメージを稼ぐ必要があるのでレールガンを走らせる。

すでに電磁フィールドを張っているので多少の軌道を修正しつつフェンリルに直撃させる。

かなりダメージが入って怯む。

「ミレイ頼んだぞ!」

そこに俺の分身が一撃を加えた。

これには特効スキルが乗っているのでかなりダメージが入ったはずだ。

退避の為に加速スキルを使ってこちらから距離を取る。

これで安心して魔法の準備が可能になった。


俺の分身を単騎で追いかけさせる事でタゲを集中させる。

体勢を立て直してから俺の分身に突進気味に突っ込んでくる。

普通なら色々と方向転換しながら攻めてくるのだが今回はキレてるからだろうそのまま突っ込んできた。

突っ込んでくるフェンリル目掛けてレールガンつを放つ俺の分身がフェンリルに切り裂かれて消滅すると同時に俺のレールガンが着弾する。

電磁フィールドのおかげでかなりコントロールが効くようになったのがマジでデカい。

レールガンに当たった事で怯んだフェンリルにランが追撃をかける。

ムチのようになった腕で攻撃を仕掛ける。

そしてその攻撃がフェンリルに当たる。

「うわっ…あれ痛いんだよな」

ランのムチによる一撃はヒット時の衝撃がすべてスキルによって2倍になるのでめちゃくちゃ痛いのだ。

そしてフェンリルも同じ痛みを味わったようで苦悶の表情を浮かべていた。

堪らずにその場から退避する。


警戒の為か今度は距離をとりつつタイミングを伺うかのようにフィールド全体を駆けている。

「ラン!退避するよりも『液化』で衝撃に備えろ」

「了解です!」

これでランは大丈夫、まぁどうせこっちに来るんだろうけど…ランはまだ沙月達に近い状態だ。

基本的にはある程度距離を保って攻撃するように伝えていたのであまり突出はしていなかった。


俺は惹きつける目的もあるが完全に突出していてフィールドの中央付近まで来ていた。

案の定俺に狙いを定めたようだ。

この学習能力の無さはモンスター故みたいなとこがあるが利用させてもらう。

今回は背後からではなく左から来るようだ左への移動の頻度が多くなっていた。

そしてこちらのタイミングを見計らって左から突っ込んできたので前回と同じように顎に拳を突き上げて上に跳ね上げる。

「後は頼んだ~」

人間とは違って顎部分が広い上に最悪外しても身体に叩き込むだけなので楽である。


跳ね上がったフェンリルに前回と同じようにサキの魔法が炸裂するが、今回は前回とは違ってマーキングがないので火力を上乗せするべくミレイもサキに変化して高火力魔法を叩き込んでいる。

固有スキルは再現できないのでアポカリプスは打てないのだが代わりにストックをフル活用して高火力魔法を連発させていた。


その結果前回と同じように耐える事は出来たようだがダウン状態だったのでそのままレールガンで仕留めて終了した。


「しかし魔法耐性高いな~」

フェンリルは、『魔法耐性』のスキルを持っていたので魔法に強いのはわかっていたのだがあの高火力魔法のオンパレードを受けて耐えるとはビビる…。

実は他にも回復魔法なんかも持っているみたいだが使用する隙がないのか使用して来ない。


ある程度攻略方法が確立したので次は俺、沙月、カナタ、ソフィア、アイラさんで脳筋パーティで挑む事にした。

沙月に大丈夫ですか?と心配されたが恐らくソフィアとアイラさんを加えるのであればこっちの方がやりやすいと考えた。


最初の流れは一緒で今回は沙月とアイラさんを残して3人で突っ込む。

アイラさんには歌によるバフをかけてもらっている状態だ。

おかげでかなり動きやすい。

マーキングなどの流れは前々回と同じで加速状態に移行したら俺が対処しつつ上に跳ね上げた所にカナタが『巨大化』による一撃で壁にめり込むほどに吹っ飛んでいった。

そこに俺がレールガンを叩き込む。

そこに霧化で移動していたソフィアがさらに一撃を叩き込んだ所で移動されてしまった。

さらに追撃を加えるつもりだったのだが加速状態だったので追撃が間に合わなかった。


そして俺達3人から狙いをアイラさんと沙月に狙いを変えたようでそちらに向かって『咆撃』を放った。

まぁそれは『障壁』でシャットアウト出来るので何も問題はないが問題なのは、あれは咆哮も兼ねているせいでアイラさんのバフが阻害されて切れてしまうのが問題ではある。

しかし『咆撃』を放ちながら加速は出来ないので横からレールガンをぶち当てる。

かなりダメージが入っているはずなのだがまだやれるようだ。

よくも悪くもさすがにマーキングをピンポイントで狙えていないので火力がイマイチなせいもありそうだ。

この辺りはマーキングごと巻き込んで攻撃が出来る魔法が羨ましい。

立ち上がったフェンリルの身体が光り輝き遠吠えのようなフェンリルの咆哮と共に全方位へと咆撃が放たれた。

「やばっ!?」

急いで身体を硬化させつつ手甲を前面に出す。

攻撃が止んだ所で周囲を見渡す。

カナタもなんとか耐えたようだ。

しかしダメージをかなり受けている様子だったので動けるかはわからない。

元々霧化していたソフィアはヤバイと思ったのか沙月達の後ろに避難していた。

咆哮が止むと同時に以前沙月が使用していた『魔纏』を発動していた。

恐らく『咆撃』のチャージをする間をそれで耐える設定になっているようだ。

ここまで一向に使わないのでどこで使うのかと思っていた。


「ソフィア!動けるか!」

「いけます!」

「『闘気』でこじ開けてくれ」

「了解です!」

すでに飛び出していたソフィアはそのままフェンリルに接敵する。

そしてカナタがマーキングした箇所に『闘気』スキルを纏った蹴りを叩き込んだ。


それによって『魔纏』の一部が損壊した。

崩されぬと思っていた防御が崩されて身構えるフェンリルだったが残念ながら『魔纏』はすでに検証済みだ。

一度崩れた『魔纏』を貼り直すには一度解除する必要がある。

案の定貼り直す為に解除を行った。


硬化と装備のおかげでなんとか耐えていた俺はこのチャンスを見逃さずにすぐにフェンリルに向けてレールガンを放つそれと同時に接敵する為に近づく。

『魔纏』は問題ないが全方位『咆撃』…あれをされるのはまずい。


レールガンが着弾したせいで『魔纏』を張れずに怯んでいる所に拳を顔に叩き込む。

さらに追撃を加えるつもりだったのだが視界の端にあるモノが映っていたので追撃をやめて後方に下がる。

かなりダメージを受けた様子だったカナタだったが復帰していたようで巨大化による追撃も加わりそれがトドメとなってフェンリルは消滅した。


「最後のアレはヤバイなぁ」

「ブレスして多少相殺したけどしきれなかった分でもかなりダメージ受けたからなまともに食らってたらやばかった」

ブレスで相殺しつつ片手を巨大化して盾にしたようで右手だけかなりダメージを受けていた。

すぐにボス部屋を出てサキに治療してもらっていた。

最後の形態を報告をしつつ反省会となった。

「グリフォンと同じで死にかけると移行する形態があるみたいですね」

「やっぱりある程度削ってから超火力で吹っ飛ばすのが安全だな」

まぁよくも悪くも全員が強化されていたおかげで助かった所があるので無事に終わって良かった。



◯あとがき

あとがきだったので『魔纏』のことを書くのを忘れていました。

ある程度までHPが減った場合に、身体が光って絶叫モードに以降して全方位『咆撃』をした後はチャージの為に『魔纏』を使います。

そしてその間にHPの回復も合わせて行うので『魔纏』が突破出来ないと完全に詰みゲーになるという仕様です。

一度移行した後はひたすらこの行動を繰り返すので『魔纏』の突破手段がないとアウトです。

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