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現代日本でダンジョン生活!ハズレスキルで無双生活  作者: 色蓮
第7章 罪と罰

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節制(3回目)

 今後の訓練方法などの話をしている間に節制が達成したようだ。

そして結果が共有された。


一度選んだ項目に関しては今回も選択することができなかった。

「ここまで来ると次の時に確認ですかねぇ…」

「まぁ確認するにしても沙月とソフィアだけだな」

最悪のパターンは何も選択出来ないパターンが普通にあり得た、なぜなら『節制』だからだ。

一生付き合う事になるソフィアは例外の可能性はあることを考えると次の特典タイミングには沙月とソフィアで確認をする必要があった。


「それで何を取ったんだ?」

「いつも通り5個でましたけど即決でした」

「どんなの取ったんだ?」

「『魔纏』ですね、ほかは『竜化』とか『無敵』とかだったんで」

「へぇ、そんなに良いスキルだったのか?」

「私の魔力値だったら最強です」

どうやらこのスキルの効果は名前から察する事ができたそうだ。似たような効果がすでに判明スキルだったらしくすでに使用者が存在する。

いや正確には使用者が人間ではないのだが…。


『魔纏』

・自身の魔力を消費して自身に纏う事が出来るスキル

・消費した魔力に応じた防御力を得る。

・魔力に応じた大きさを持ち自由自在に伸縮も可能。

・さらに魔力なのでそこから魔法などの魔力をつかった攻撃も変化可能。


「魔力D位の消費をするとこんな感じです」

沙月の周りになにやら紫色の膜のようなものが出現した。

それが伸縮自在に伸びる。

そのままその膜に触れると普通に感触があり少し硬いゴムのような感触だった。

色々と動かしている試しているみたいだ。


「ちょっと殴ってもらってもいいですか」

そういって膜が盾のような形に変形して俺の前に差し出される。

「いいのか?」

「普通に強めに殴っていいですよ、痛みもなんもないので」

そう言われてとりあえず殴ってみる。

それなりに強めに殴ったのだが盾はびくともしておらずそのまましっかりと俺の拳を受け止めていた。


「マジかよ」

「ノーダメって訳ではないんですけどね…その証拠にもう消えます」

その言葉通りに霧のように霧散した。

「ある程度のダメージまではこれ相殺する感じです」

「なるほどなぁ…燃費の問題で俺には絶対使えないスキルだ」

「このスキルは40層のボスのフェンリルが使ってくるんです」

「そういうことか」

沙月が言っていた使用者が人間じゃないという点で納得してしまった。

「ほとんどの攻撃を膜のようなもので無効にされてしまうそうでスキルの名前を見てピンと来たんですよね」

「ってことは40層のフェンリルはそれを張ってくるってことか」

「そうなります」

大量の魔力を使うスキルであるのは間違いないがそれを補って余りあるほどの防御力を得られるようだ。

これは俄然気合いが入るってもんだ。

「ちなみにフェンリルの資料を見せてくれるか?挑む気なんだろ」

「いいですよ。そうですね…近い内には挑む予定ではいます」

攻略速度としてはかなりのスピードで探索をしている訳だが40層より先は人類にとっては未知の領域であり先に到達して色々と調べておきたいと沙月も思っているようだ。

「まぁ挑むにしてもかなりの強敵みたいなので準備は万全にして挑みますけどね」

先程のスキルを考えると力押しでなんとか出来そうもないのである程度作戦を立てて挑みたいところだ。

沙月のスキルの確認は終わった。


ソフィアに関しては魔力値を上げただけなので特に確認事項はなかった。

「Bまでは届きませんでした…」

元々のソフィアの魔力値はCだったのでもしかしたらBに届くのではという期待もあったそうだがCのままだったそうだ。

「Bにするには後2回節制使わないと無理ですよ」

沙月から無情な真実がソフィアに告げられていた。


そして残りのメンバーは未だに頭を悩ませているようだ。

「相談に乗ってもらってもいいですか?」

どうやら自力で答えを出すのは難しかったようでサキが声をかけてきた。

候補はこの3つなんですけど…

サキが候補として上げてきたのは…

『高速詠唱』

『並行詠唱』

『魔法ストック』

の3つであった。

今までは選択候補に上がってもきていなかったスキル達だったので、もしかしたらある程度は、本人の適正を見てあのスキル達が選ばれている可能性があった。

「パッと見でスキルの効果はわかるが…詠唱?」

「そうなんですよね…そもそも魔法の発動に詠唱は必要ないので」

残念ながら現状の魔法には詠唱らしい詠唱は必要ない。

魔法のイメージをする為に魔法名を発動条件として使う場合はあるが特に無くても発動する事は可能だ。


「詠唱が不要なのに詠唱という単語がでてくるってことはそういう魔法もあるってことか?」

「その可能性もありますね…だから悩んでまして」

現状の事を考えれば『高速詠唱』と『並行詠唱』は特に必要は無さそうである。

しかし、そんな役に立たないスキルがあるとは思えないので今後必要になる可能性はある。

なんせスキルは進化をするのだから…。

「『魔法ストック』もこれまた謎だな」

「単純に考えれば魔法を貯めておけるんじゃないかと考えてます」

「名前的にはそうだな…」

事前に魔法を発動してその魔法をストックしておけるスキルであればこれほどヤバイものはない。

サキのアポカリプスをストックして速攻で打てることになれば戦闘における革命である。

「現状の事を考えるなら『魔法ストック』でいいんじゃないか?」

あまり無責任なことは言えないが名前から判断するのであれば一番役に立ちそうなのはストックである。

「やっぱりそうですよね…最悪ストックが文字通りのスキルであれば両方のスキルを兼ね備えてるとも言えますしこれにします」

そういってサキは『魔法ストック』を取得した。

サキの言う通り、もし今後詠唱が必要になったとしても事前に詠唱を済ませてストックしておけば『高速詠唱』も『並行詠唱』の必要はない。

理にかなった選択だと思う。


さて残りの2人は未だに頭を悩ませていた。



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