沙月side
久々のまともな休日を過ごす為に家に帰宅したかったので希望者を募って家に戻った。
アキラさんは残念ながら今回は留守番でアイラさんと訓練をするそうだ。
2人にするのは色々と心配だったのだがソフィアさんとランも一緒に残るそうなので私とミレイさん、カナタさん、カレンとサキさんで帰宅した。
今日は色々とヤルことがあった。
「さぁて洗いざらい吐いてもらいますよ」
そういって正座したミレイさんの前に立つ。
ことの発端は、アキラさんが出かけているにも関わらずミレイさんとアキラさんが一緒にいる所を見たというカナタさんの証言から始まった。
その件をミレイさんに問いただした結果…『分身』と変化能力を使用した疑似デートをしていたことが発覚したのだった。
「だから外はやめときなって言ったのに…」
どうやらカレンも知っていたらしくアキラさんに変化して色々やっていたようだ。
「これは出来心で…」
ミレイは顔を伏せて気まずそうにしているが…こちらにだって色々と思う所がある。
「とりあえず変化してもらえませんか?」
「はい…」
変化能力に関しては『獣化』の能力の一部なのでダンジョン外でも使用出来るのは確認済みである。
魔力の使用量や継続時間などには影響はあるが戦闘をしないのであれば特に問題はない。
ミレイさんがアキラさんへと変化した。
その姿は完全にアキラさんであり『叡智』スキルで確認しなかればアキラさんとしか見えなかった。
「その姿で何をしたんですか…」
「黙秘します…」
どうやら言えないような事をしたようだ。
「写真撮影とか色々してたよ」
と妹からの暴露に慌てるミレイさんだったが、姿がアキラさんなのでとても新鮮な姿であった。
「これは確かに撮りたくなりますね…」
サキさんが呟いていた。
元々女顔のアキラさんの女性のような仕草はなんとも言えない唆られるものがあった。
「とりあえず私たちも撮影会しようぜ」
「そうですね…」
アキラさんには悪いとは思いつつもこんな姿は絶対に見られないというアキラさんの女性バージョンに撮影する手は止まらなかった。
一時間ほど撮影を行っていた所
「そろそろ解除してもいいですか…」
「魔力切れですか?」
そういってマジックポーションをすっと取り出す。
まだまだ着せたい服もたくさんあるのだからやめたくないというのが本音だった。
「いえ…『絶倫』の効果が…もう我慢が…はぁはぁ…」
そういうミレイさんの一部が目に見える位に膨張しているのを全員が見る。
ゴクリ…静寂の中で全員が息を飲んだ。
さすがにそこに踏み込むのは完全にアウトだろう…と思ったのだがみたいという欲求もあった。
それに葛藤していると…
「もう無理です…」
そういって変化が解けミレイさんへと戻った。
「なるほど…そういうデメリットもあるんですね」
「はぁ…はぁ…そうなんです…なんで長時間の変化は難しくて…」
艶めかしい表情の上に股を抑えて悶えるミレイさんに女性同士とはいえエロさを感じていると自分の状況に気付いたのかすぐに部屋に走っていってしまった。
「『絶倫』で高ぶった性欲は変化を解いても残るらしくてああなると大変みたいです」
と知ったように呟くカレン。
「前にもああなったんですか?」
「はい、襲われそうになって大変でした…私が」
何やら不穏な事を言うので問いただした所…絶倫の効果が出てしまったアキラさんの姿のミレイさんに襲われそうになったそうで色々とまずいと思って『跳躍』を使って逃げたそうだ。
とまぁ色々と余罪があったんでしばらくして出てきたミレイさんにあることを伝える。
「撮影会する時は呼んでくださいね」
全員で囲んで圧を強めでミレイさんに伝える。
「わかりました…ただ、戦闘に関してアキラさんをストックしとくのはあんまり得策でもないのでどうしようかと思ってます」
ミレイさん曰く、操作系能力に関してはすぐに使用できるものでもなくある程度の修練が必要でありアキラさんの持ってる操作系の能力は癖が強く使いにくいそうだ。
「ひとまずは私をストックしておいてもらってもいいですか?」
「そうします…また『絶倫』…」
「性欲が発生しなければ大丈夫ですよ…一応」
そもそもこのスキルは性欲を増大させる効果があるがそもそも性欲がなければ増大出来ないので一度発散してしまえばしばらくは大丈夫だったりする。
まぁ発散にかなり時間がかかるがそれは仕方ない。
色々と収穫もあったのでそれぞれの部屋に戻って各々色々と済ませる。
部屋に入り報告書を開く。
アキラさんから言われていた彼女についての資料が届いていたが…驚くべきことに彼女についての情報が一切見つからなかったのだ。
「これは間違いなく何か操作してる」
日本に生きててどこにも見つからずに生活するのはほぼ不可能だと言って良いそんな彼女を見つけるには…ある方法を使う必要があった。
「一応、アキラさんの許可はもらってるとは言えちょっと心苦しいな…」
出来れば使いたくはなかったのだが彼女の方から出てきてもらうしか見つける方法がなかった為、仕方ない。
そう思って彼女の動画にある文書を書き込んだ。
後は、これに反応して連絡をくれるかどうか…と思っていたのだがやはり釣り餌のおかげかすぐに連絡が来た。
「ここからは私次第か…」
そう思い彼女へと返信を送った。
◯あとがき
彼女の名誉の為にいっておくとミレイはアキラの姿でデートをしてそういう写真を撮っただけで性的な事はしてません。
大事な部分については触ってはいますが見てはいません。
彼女なりの線引きがあるようです。




