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現代日本でダンジョン生活!ハズレスキルで無双生活  作者: 色蓮
第7章 罪と罰

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世界情勢

 ここ最近の探索者事情は非常に活気づいている。

日本の躍進に目が向きがちだが転移石、帰還石などの発見やミスリルなどのファンタジー金属の登場で話題に事欠かないという点もあるが、日本で起きたダンジョン外にもモンスターが現れた事件は世界に衝撃を与えていた。

保守的な人種もそれに伴い自衛の為に探索者になろうという動きが世界中で広まっていた。


魔石による魔力値測定の開始年齢が引き下げられる流れが出来ていた。

今後は16歳から鑑定出来るようにするそうだがそうなると色々と法改正が必要になるので時間はかかりそうでもある。


そしてミスリルの普及により攻略階層が深くなったか?

と言われれば相手は出来るようになったが未だに突破に至っていないというのが現状であった。

ミスリル武器によって火力があがりフェンリル相手も善戦出来るようにはなったがやはり既存の防具ではフェンリルの攻撃を受け止める事が出来ず撤退を余儀なくされていた。

フェンリルに挑める探索者は貴重なので犠牲者が出る前に撤退しているので被害はでていないが結局武器だけでは突破は不可能というのが共通認識となっている。


防具の提供についてはまだ作れないという発表のみしており今はまだ流通していない状況だった。

これについては各国が強力な武器を手に入れる事で自分達にその脅威が向く事をを恐れて自分達だけは防御手段を確保しておきたいという沙月の狙いだった。

パーティメンバー全員にミスリルを使った防具をすでに渡しており、もしミスリル武器の脅威を向けられたとしても防ぐ事が可能な状況であった。


そして、この現状を沙月は予想しており攻撃力が上昇することによってモンスターの狩りに関しては効率があがり30~40層のアイテムの数が増えると考えていた。

その予想はあたっており、以前は希少が故に国が直接買い取っていた30~40層の希少なアイテムが市場に流れてきている。

これに伴いダンジョン市場は新たな活気を見せており世界的に経済が活性化しているような状況である。

しかし、この流れに乗れなかった国も存在する。


そもそもがダンジョンの探索が進んでいなかった国に関しては仕方ないがロシアに関しては完全に出遅れてしまっており世界でも置いてけぼりという印象を与えていた。


しかし、それに我慢出来るはずもなくすでにある国から奪えばいいと戦争準備を進めていた。

ターゲットは日本である。


準備といってもまだ計画段階だが、国内の有力な探索者には招集をかけている。

ダンジョン探索については停滞してしまうが仕方ない。

大量の兵隊を動員するような戦争を行うのはコスパが悪い。

なので強力な探索者を派遣して一気に占領する作戦を立てている。


最高レベルである56のコマは失ったが50前後の探索者はそれなりの数が揃っている。

平均レベルは高いが最高レベルがそこまで到達している探索者がいない日本であればゴリ押しで一部の地域であれば占領することが出来ると目論んでいる。

都合よく、首都を我が国の近くに移動していたのも幸いしていた。

順調に計画は進んでいたがある問題が浮上していた。


「ダンジョンのモンスターが強くなっている?」

「はい、明らかにモンスターが強くなっていると報告があがっていまして…」

「別に対処できないほどではないのだろう?」

「異常が発覚してからは20層より下への入場制限されてる現状なのでそこまでの被害はでていませんが…」

発覚と同時に制限をかけたのだが、その時には一般の探索者には被害者がかなり出てきており中堅のパーティにもかなり被害が出ていたようだった。

「一時的なものだろう…しかし調査は継続しろ」

「わかりました…彼に聞いてみるのはどうでしょうか?」

彼というのは我が国に派遣されているエルフのことである。

「いや、戦争の件を気取られれば他国のエルフに連絡される可能性もある、黙っておこう」

戦争の準備を始めてからは彼との接触は最低限にしていた。

ダンジョン内のモンスターが強くなった時期と戦争の準備時期が重なっている以上、この戦争の準備が影響している可能性もなくはなかった。

しかしそれがダンジョン内への影響だけであれば特に問題はないと考えていた。


「今のペースであれば3ヶ月以内には準備が完了します」

準備も順調に進んでいる。

以前のように大量の兵隊の用意も大量の物資などの用意の必要もない。

速やかに準備を進めて他国から出遅れている現状を打破したいと考えていた。

「我々を虚仮にしたことを後悔させてやる」

少し前までは資源大国として名を馳せていたが資源に関してはダンジョンの登場によってその立場を失っている。

そんな状況で戦争を起こす事でまた世界に対して発言権を増したいと考えていた。


着々と進む準備はそれそのものが国の終焉へと向かうカウントダウンであることにこの時はまだ誰も気付いてはいなかった。



◯あとがき

魔石の測定年齢については引き下げる話は出ているがあまり低年齢で計測すると魔力値が安定しないのでエルフ達的には非推奨とされている。

そして鑑定で魔力値が確定してしまうとそれ以上に上がる事はないと不利益を被る事になる。

これについては後々の話でしますがかなり先になりそうなので先に追記しておきます。

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