表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
現代日本でダンジョン生活!ハズレスキルで無双生活  作者: 色蓮
第7章 罪と罰

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

284/321

変化能力

 ミレイの姿が変わり、ソフィアになったことで2人で驚きの声をあげていると。

「変化能力は尻尾に触れた相手にしか変化出来ないみたいです」

ソフィアの声で喋るミレイなのだが喋り方はミレイなので非常に違和感を感じる。

「ワタシが喋っている…」

自分が喋って動いている姿を見るとしたら録画した映像とかになるのだろうが、それはあくまでも自分であり実際には本物ではない。

しかし、今目の前にいるのは自分と瓜二つの姿をしているモノが動いて喋っているのだから不思議な感覚だろう。

「なるほど…これは凄いですね」

そういってある構えを取るミレイ。

「うそ…」

「重力操作!」

ミレイが使ったスキルはソフィアの持っているスキルだった。

どうやらミレイの変化能力はスキルもコピーできるようだ。


その後、検証をするにあたって沙月にも来てもらった。

ミレイが変化中どういう状況なのか知る必要があったからだ。

その結果わかった事が色々とあった。


『獣化』

・身体能力が向上する。

五感が鋭敏になった上で第六感も使えるようになる。


・変化能力

尻尾に触れた物に変化可能。

無機物にも変化可能、しかし自身の体積から大きく離れた物には変化不可。


人に変化した場合は、その人とほぼ同一となり固有スキル以外は発動可能。

変化していられる時間は不明だが変化中は魔力を消費。

解除はいつでも可能だが、解除後はすぐに変身できない。

インターバルは10分。


尻尾にストックできるのは1人のみ基本的に上書きで保存される。

ミレイが拒否した場合は、その限りではない。

俺が触った後に沙月が触れた際に保存を拒否できるのか試した所、拒否することができた。


「ヤバイスキルだな」

「これは凄いですね…」

単純に1人が2人に増えるのだからその能力の有用性は計り知れない。


「でもこれ固有スキルが使えないので色々と考えないといけないですね…」

ミレイの不安も尤もで、俺とカナタのように固有スキルが火力に直結している人に変化しても充分な効果は発揮出来ない。

サキに関しても魔法の制御などを固有スキルに依存しているのでそこも無理。

ただ、回復スキルに関しては使えるようになるのは便利なような気がする。

後、固有スキルと一緒でレベルと魔力値に関しては反映されなかった。


「逆に考えると俺のスキルを魔力値Bの状態で使えるってことだよな…」

俺のスキルは、使い勝手の良いものが多いが俺の魔力値が低いせいで乱発が出来ない。

そこを考えると魔力値が反映されないという事は、利点でもある。

まだまだ検証不足ではあるが、がっかり能力ではなかったのでミレイも満足そうだった。


その後、良い時間だったので10層に戻る話しになったが、戻る際に

「私に変化すれば今後は一緒に制作物作れるんですね」

とてもいい笑顔でミレイにそういって話しかけていた沙月の目が笑っていなかったことだけは印象深かった。

それに怯えるミレイだった…。


それはそれとして現状、保存されているのが俺でよかったのだろうか、使い勝手を考えればソフィアか沙月を保存しておいたほうがいいと思ったが、まぁ後でサキを保存し直すだろうと思い何も言わなかった。


その後、節制の結果の報告を行った。

「同じの選べないのか…」

前回魔力値を選んだカナタが残念そうにしていた。

「まぁ何回も出来たらそれはそれで問題ありそうだしな」

「申し訳ないです…」

ソフィアが謝ってきた。

「いやいや、こっちは勝手に相乗りしてるだけだからソフィアが気にする必要はないぞ」

ぶっちゃけた話をすればソフィアには感謝すればこそ文句を言う立場ではない。

「でもこれ3回したら選ぶもの無くなっちゃいますよね?」

同じ物が選べないとしたら3回やったら『節制』の効果が無くなってしまう。

まぁ名前の通りだと言われればそれまでの可能性もあるが何にせよあと2回達成しなければ確認は出来ない。


「しかし、次の達成に適当なモンスターがいなくねーか?」

ゴブリンとスライムが終わって数が多くて狩りやすい敵の目星がついていない。

「固まってるとしたらオークとかになるけど一撃で倒すのは無理だからなぁ」

迷宮フィールドの敵は倒しやすいがいかんせんレベルが高すぎて特攻があってもそれなりに攻撃を加える必要がある。

「あぁ…一個良いところがあるな」

ふと思いついた所があった。

「沙月、7階層のレイクリザードなら数狩るにはいいかもしれん」

残念ながらレイクリザードは、経験値のボーナスはないが数を狩るだけならあそこは湖に身体を入れれば寄ってくる。

狩るのも新しいスキルを使用すれば問題もない。


「そうですね…他の候補よりは狩りやすそうなので明日からそこで狩りますか」

すんなりと狩り場が決まった。

「そうなると10層からのが早いが…俺は早朝に出て先に行くか…」

「あっそうか、ワタシが運びましょうか?」

8層と9層は虫フロアだったので出来れば通りたくなかった。

その事にソフィアが気付いた。

「虫?」

ランが反応した。

「アキラは虫が苦手なんですよ、11層と12層のカタ…」

「それ以上は聞きたくない…」

俺はそういって耳を塞いだ。


「虫は遠慮したいですね…」

ランも俺と同じ事を口にした。

「同士!!」

俺はその手を握っていた。

なぜか、このパーティは全員虫は平気という状況で肩身の狭い思いをしていたので非常に有り難かった。

「あっいえ、私というか母が駄目なんです」

同士と思ったらアイラさんの方だったようだ…。

「なので…そういうことなら私も母と一緒に1層から向かいますよ」

「なるほど、そういうことか」

最悪、ソフィアに運んでもらう事も出来たが残念ながら2人は運べないので仕方ない。


「盛り上がってる所申し訳ないですけど明日から2日はお休みですからね」

ジト―っとした目で沙月に突っ込まれた事でずっと手を握りっぱなしだったことを思い出し離れる。

「悪い…」

「いえ…」

まずい、セクハラになっただろうか…。

「それに明日はアイラさんの全快祝いしたいですしね」

魔力枯渇で目を覚まさないのでまだ全快祝いは明日やることになっていた。


「明日は、俺は出かけてくるから準備は済まないが頼む」

「あっでも…」

ランが何か言いたそうにしていた。

「どうした?」

「母はアキラさんのオムライスをとても喜んでいたので食べたいと思います…」

「ふぇ」

なるほど、全快祝いに作ってほしいと頼まれているようだ。

「そういうことなら早めに戻るわ」


その後、解散となった。

その後ににカレンに頼んで30層のセーブポイントに連れて行ってもらって30層のセーブを行った。

「明日はここに来るんですか?」

「ああ、身体が鈍ってるのと新しいスキルを試したくてなゴーレム狩りだ」

「なるほど、それなら私も一緒いきますよ」

「おっほんとか!?休みなのに付き合わせるの悪いなと思って遠慮したんだが」

「休みといってもやることは限られますからね…」

「俺は早朝からやってるから起きたらでいいから来てもらってもいいか?31層の入口辺りで狩ってるから」

「了解です」


本当はここから帰還石を使って10層まで戻るつもりだったので非常に助かる提案だった。

カレンと別れて俺は早めに眠りについた。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ