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現代日本でダンジョン生活!ハズレスキルで無双生活  作者: 色蓮
第7章 罪と罰

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アイラside

 最近とてもおかしい…。

私は男性に対して良い印象をもっていなかった。

探索者時代も女性だけのパーティに所属していたので男性との関わりはほとんどなかった。

それでも女性だけのパーティな上にそれなり若い子も多かったのでちょっかいをかけてくる男性は多かったがそこは私が追い払っていた。

男性に対しては嫌悪感しか抱いていなかったというのに…ここ最近はアキラくんに対して変な気持ちを抱いていた。

当初の警戒感はどこへやら今ではパーティの中で一番親しくさせてもらっていた。


彼の過去を聞いた事で自身と同じように男の欲望によって人生を狂わされた一人だという事がわかってからは彼の気持ちを少しでも晴らせればと思い母親のような気持ちで接していたつもりだったのだが…。


「これは本格的にまずい…」

10個近く下の男性に恋慕するなんてありえない。

母親として接していたつもりだったのだが、接している内に男性として意識するようになっていた。

娘にもそれとなく聞いてみたが当初の嫌悪感などは抱いていないようだったが男性との距離感がよくわからず今は、強くなるのが楽しくて仕方ないようだ。

思っていたりよりもかなり探索者向きの性格をしていたこともだが…あれだけ女性に囲まれて暮らしていたというのに女らしさの欠片もない事に頭を抱えていた。


「ちょっと接しただけで好きになるなんて若い子じゃないんだから…」

そう言葉にしながらもこの気持ちを否定出来ずにいた。

しかし、遥かに年下という状況がその気持ちに蓋をしようとしていた。

普通の若い子はこんなに上の女性に恋慕されても気持ち悪さが勝つだろうと思いなんとか蓋をしたかった。

そう思ってはいるのにここ最近は『絶倫』スキルのせいか夜が非常に困っている。

かれこれ15年以上そういう行為とはご無沙汰だったというのに個々最近は性欲が増大しており悶々とした毎日を送っている。

こんな状況になってしまってからは、ホテルも娘とは別の部屋を使っていたりする。

娘は娘でソフィアと仲良くしているようで一緒の部屋で寝てたりするので問題は無さそうだ。


早朝の戦闘訓練を通して彼の特異性は充分理解出来ていた。

当初は、私の呪いの為に必要なスキル所持者という印象を拭えなかったのだが、こちらの事情を察して謝罪は不要と言い張る高潔さに加えてその類稀なる強さも彼の魅力だと感じていた。

娘は、贔屓目ながらもかなりの身体能力を擁しているのは察している。

あの男の遺伝もあり身体は女性らしからぬ長身に加えて小さい頃から鍛えてきたおかげで身体も出来ている。

しかし、その身体能力を持ってしても彼には敵わないと本人が言っていた。

恐らく鍛え方が違い過ぎるというのが娘の言だった。

小さい時から専属でしかも人体において大学教授レベルの見解を持った人間が鍛えていたとしか思えないほどの身体の作りをしているらしい。

彼の母親に関しては2人とも有名人であり閉鎖された状況であっても情報が入ってきていた程には有名人だった。


一人は、類稀なる才能を小さい時から開花させて挑戦したすべての分野で成功を収めてきた天才。

そしてもう一人は日本の漫画界に置いてミステリーならこの人と言われる程の実力を持っている鬼才。

この2人の子供であることが影響しているのだろうか…彼の実力は本物だった。

幼少期に恵まれた環境であったとはいえその努力をずっと続けている彼の実直さ故の強さと言っても良いのかもしれない。


そんな彼に惹かれているのは私だけではないようでずっと彼を目で追ってしまっていたせいかソフィアと娘を除いて他の4人からも好意を寄せられていることに気付いてしまった。

そんな状況でも彼は過去の出来事のせいかそういった好意を素直に受け取れないないでいるようだ。

そんな状況をもどかしく思いながらも彼の側にいたいという欲求が沸いてくるのだからいくつになっても女だったのかもしれない。


なぜこんな考えをしているのかというと一通りやってからの賢者タイムと呼ばれる物だったからだ。

彼の事を考えながらするのは非常に罪悪感があったのだが反動からかとても捗ってしまい22時頃から始めて今は夜中の3時…どこにこんな性欲が眠っていたのだろうか怖い…。

1週間までは生きるか死ぬかという状況だったというのに本当に現金なものだと思っている。


実際の所はまだ呪いは続いているし解決はしていないのだが娘の事も解決して肩の荷が降りた影響もあるのかもしれないが…それにしたって確実に『絶倫』の影響でてるだろと思っている。

いやそのせいにしないとやっていけない…。


沙月やソフィア、そしてアキラくんも所持しているそうなので一度聞いてみてもいいのかもしれない。

確かに気力が充分で衰弱を打ち消すほどのスキルなのは間違いないのだが制御が効かなさ過ぎる。


そう思って翌日に相談してみたのだが両極端な返事が返ってきた。

アキラくんとソフィアに聞いた所、特に何も問題はないそうでどんなに疲労していても翌日には元気になるほどで非常に助かっているということだった。

さすがに性欲の件を効くわけにはいかずそこで話は終了した。

その後、沙月にも聞いてみたら彼女も私と同じように性欲が止まらなくなるそうで…

「困っているといえば困ってますけど…まぁこれはこれで…」

という返事だった。


そこから導かれた結論としては…そもそも性欲を感じなければ効果が出る事はなくあくまでも性欲を増大する効果のようでそもそもの発端がなければ影響がでないという事に気付いてしまった。


つまり…そういうことだった。

受け入れるしかないのか…でもさすがに…10個下は…。

うーん…余計な悩みが増えてしまい今日も夜が更けていく。






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