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現代日本でダンジョン生活!ハズレスキルで無双生活  作者: 色蓮
第7章 罪と罰

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歓迎会

 沙月が戻って来た時に、話に行こうとしたら先にカナタが寄ってきた。

「おい、ちゃんとフォローしとけよ。めっちゃショック受けてたから」

とカナタからお小言を頂いた。

「そんなに?」

「ああ、お前がいった後、取り乱して大変だったんだぞ」

いつも冷静な沙月なのでそこまで取り乱すと思っていなかったのだが怒っていると思われたのだろうか…確かに沙月に対して思う事があったのは事実だがそれは俺のことを考えてやってくれたことなので今では感謝している。

「マジか…悪かったな」

そして俺は、沙月に謝るべく側にいく。


「さっきは悪かったな。言い方がよくなかった」

「良いんです…私が先走った結果なので…今度からちゃんと相談します…」

「いや、俺のことを考えてくれた結果だしな感謝してるよ」

「いえ、勝手してしまった私が悪かったので…気にしないでください」

やはり目に見えて落ち込んでいたのでどうしたもんかと思ったが…

「そんな顔するなってほんとに感謝してるんだから」

そういって沙月の頭を撫でた。

この対応が合っているのかわからないが頭を垂れて落ち込んでいる沙月に対してどうしたものかと困り撫でてしまったがこれはまずいのではないだろうか…。

と撫でてから思ったが…

「はぅ…」

「悪い、嫌だったか!?」

慌てて手を離した。

「いえ…もう少し撫でてもらっても…いいですか…?」

上目遣いでお願いしてくるので

「こんなことで良ければ全然いいぞ」

そういってもう一度頭を撫でる。


非常に恥ずかしかったが沙月が満足するまで頭を撫でていた。

時間にして数分だと思われるが恥ずかしさのせいか長く感じていた。

「もう大丈夫です!ありがとうございました!」

頭を上げてどうやら元気になったようで安心した。

「そうか、それなら良かった」


変な寸劇を見せてしまったが気を取り直して準備を進める。

2人は所在無さげにしていたが、そこに沙月が声をかけた。

「呪いの件は気にしなくていいので手を繋いでなくても大丈夫ですよ」

「えっ!?でも」

「調べて見ましたけど大した量は吸収されないみたいですしこの家の中にしか効果は及ばないので大丈夫ですよ」

「本当に良いのですか?」

「ええ」

全員がそれに同意するように頷いていた。

「本当にありがとうございます…」

そういって2人は手を離した。


「それにこうしていたほうが減る量が緩和しますからね、明日からの事を考えたら私達から吸ってて貰ったほうが助かります」

「それなら私も何か手伝います!」

「私もやります」

2人も手伝うと言ってくれたが。

「今日はゲストなんですからゆっくりしててもらっていいですよ…そうだ。もしよかったらこれを見ててください」

そういってリビングのテレビに新作の配信動画が映し出されていた。

「ちょっ!」

「恥ずかしい…」

「全世界に公開するのに何いってんだ」

ミレイとカレンの反応にカナタが突っ込んでいた。


そこから私もこんな風に出来るのかな?とランファがアイラに質問したりと色々話していた。


そして準備が完了して料理が並ぶ、今日の料理は和洋中入り乱れて統一感皆無な状況だが食材だけは実はかなり豪華だったりする。

ダンジョン産の食材をメインに使っているので見た目は普通でも味は保証されている。


「それでは2人歓迎を祝して!乾杯!」

カナタの音頭で全員が乾杯して歓迎会が始まった。

さすがダンジョン産の食材を使っているの事もあってとんでもなく美味だった。

「「美味しい…」」

2人も喜んでくれていたようで準備した甲斐があった。


中国からなので中華も用意していたのだがあまり辛い物は好きではないようであまり手をつけていないようだった。

洋風のものが好みのようでパスタやグラタンなどに手を伸ばしていた。

「こんな離れた所で寂しそうね」

シトリーが話しかけてきた。

「まぁまだ和解した訳じゃないしな食事の時に緊張させても仕方ないだろ」

俺は離れた所から皆の様子を伺っていた。

沙月やカレンは年齢が近い?…いや近いという事にしておこう…ランファと何やら楽しそうに話していた。

そんな様子をアイラさんはにこやかに見ていたがそこにカナタが突っ込んでいった。

探索者として活動していたようなのでその話をしにいったのだろうか、そこにミレイやサキも続いた。


「こんな所で寂しそうですね」

なぜかソフィアが話しかけてきた。

「そっちこそ別に向こうに言って良いんだぞ」

「ワタシは一応2人の監視も頼まれてるので念の為」

アメリカ側としては2人の動向は気になるようでソフィアに監視の依頼を頼んできたようだ。

「報告するのか?」

「呪いに関しては知られてますからね、かなり警戒してましたよ」

「まぁそうだろうな」

「当初は、反対もしてたので一定の報告は入れておかないとですね」

当然、アメリカにとっての重要人物の沙月に呪い持ちという危険人物を近づけたくなかったのだろうが残念ながら沙月の決定を覆すほど反対は出来なかったのだろう。

あくまで苦言を呈す位。

「怠惰についてはどうするんだ」

「そっちは内容をぼかして報告しますよ、実質無尽蔵に魔力が増えていくなんてバレても良いことありませんからね」

ソフィアは実際かなりというかほぼこっち側の利益で動いている状況らしいので特に心配はしていなかったりする。

「魔力が無尽蔵ってことになると魔法を連発させる感じが一番なのか?」

「沙月さんと同じようになるならアイテムボックス持ちとしてはかなり有用になりそうですけど…実際モンスターの魔力ってどれくらいなんでしょう?」

「そんなに多くないわね、基本的にはEからD一番多くてもCってとこね」

シトリーが答えた。

「なるほどなるほど…」

「じゃああのグリフォンもCなのか?」

「確かDしかなかったはずよ」

ちょっと親近感が沸いてきた。


「それだと魔力稼ぎはなかなか難航しそうですね…そこは置いといてとりあえず手合わせしてみたいですね」

「それは俺もだ」

運動能力に関しては人類の至宝とまで言われた人物だからな…とても興味がある。

「アニメや漫画のキャラみたいなこといってますね」

「完全にバトルジャンキーのそれだけどな」

基本的に自分の力を試したくてワクワクしていたりする。

「そういえば2人の過去については気になります?」

「まぁ気になるといえば気になるけど本人達から聞かされるまでは聞く気はないぞ」

「そうですか…一応本国から聞いてるので伝えておこうかと思いましたけどやめときますね」

危ない所だった。

ここで聞いてしまっては約束を違えたことになってしまう。

普通に楽しく歓迎会は過ぎていき宴も酣といった所でアイラさんから全員に話を聞いて欲しいと言われた。


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