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現代日本でダンジョン生活!ハズレスキルで無双生活  作者: 色蓮
第7章 罪と罰

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スカウト

 さて一緒に被害にあった氷川部長はというと事情と状況の説明の為にすぐに帰国していった。

大丈夫だろうか…身体…まぁ本人はほとんど怪我をしていなかったというのだから凄い。

俺と同種のタイプな気がしていた。

実はレベルを上げれば俺よりも強くなるのではないだろうか?と一度沙月に聞いたことがあるが…スキルがとても使いにくいらしくあまり強くなるのをおすすめ出来ないと言っていた。

おすすめ出来ないとは?と疑問に思ったがまぁ今、氷川部長を引き抜いたら西園寺さんが阿修羅になる気がする。


「今日、配信データも渡したのでそのうちミレイさん達はスターになるかもですね」

今回直接渡す必要があったデータは配信用のデータだったらしいカナタがせっせこ編集していたのは知っていたが恥ずかしいからと正式な映像は見せてもらえなかった。

「日本の電子防衛はまだダメなのか?」

「日本にもいるにはいるんですけどね…まぁそこは交渉次第じゃないかと」

沙月には思い当たる人物がいるようだが、結局雇うのは国になるので沙月がどうこう出来る問題ではないらしい。

情報漏洩の観点から直接取り引きをしているのだが今回のようなことを考えると遠隔でやり取りが出来た方が安全だ。


ちなみに日本の電子戦が可能な人間はほとんどが有名企業に所属している。

国に所属するよりもそっちの方がメリットが多いからだ。

つまりそういった人材を雇いたいのであればそれ相応の報酬を用意する必要があるのだがそういった対策に金を払わないのが通例となっているのか雇えずにいるのだ。


「うちで雇っちゃえばいいんじゃないか?」

「それも考えたんですけどね…うちの情報だけ守ってもらうってことは国の中枢付近まで守らないといけないので結局意味がないんですよね…」

なるほど…確かにこちらの提供してる情報はかなり重要な物が多くそれを守るという事は国の中枢を守るのと変わらないということか。

「一人は確保出来たみたいなんでマシにはなると思いますけど規模を考えると後2人は欲しいですね」

まぁ改善はしていってるようなので期待しよう。


「後は、一人スカウトが完了したので近いうちに来るかと思います」

「どんなやつなんだ?男?」

「残念ながら女性ですよ…ちなみに大罪系スキル持ちです」

「マジか…っていっても判明してる奴で大罪系は後は『憤怒』か?」

「いえ…本当に最近見つかったスキルで『怠惰』です」

「名前だけ聞くと役に立た無さそうだけどどうせヤバイんだろ?」

「いえ、まだ本人と対面してないので正確なスキルはわからないんですけど…」

「そうなのか?」

沙月の事だから把握してるもんかと思っていた。

「『嫉妬』と一緒で同じ階層に対して効果を発揮するのでここのダンジョンの場合都合が良いのと単純に本人のスペックがヤバイので」

「そんなに凄いのか?」

「スケート選手の氷眼藍アイスアイラって知ってますか?」

「まさか…嘘だろ?」

「そのまさかです。スキルのせいで探索者として活動が出来ず、スポーツ選手にも戻れなくて困ってるみたいなので」

氷眼藍とは、中国のナンバー1スケートプレイヤーであり全世界でもナンバー1になったこともある選手だ。

中国人としては珍しい特徴的な蒼い目をしておりそれを元にしてアイスアイラと呼ばれている。

ちなみに本人の名前は、李 藍華リー・ランファ


「ってか探索者になってたのか…去年引退するって話は出てたけど」

沙月が彼女をスカウトした理由もなんとなくわかった。

彼女の身体能力に目をつけたのだろう。

スケート選手として高い実力を持つ彼女だが運動においてはマルチな才能をもっており他競技でも圧倒的センスを見せていた。

運動能力という点においては加入すればパーティ内で一番かもしれない。

「彼女を持て余しているようなのでこちらで有効活用させてもらおうかと」

沙月が悪い表情になっているが本心としては困っている彼女を助けたいと思っているのだろう。

スキルのせいで苦労するっていうのは他人事ではないので反対する理由はない。

「ちなみにいまわかってるスキルはどんな効果なんだ?」

「同じ階層の探索者の魔力を吸収するスキルみたいです」

「…ちょっと反対したくなってきた」

俺の雀の涙ほどの魔力を吸われるのはかなり問題だ。

「私がいれば大丈夫なんで心配はいりませんよ、多い所から吸収するみたいなんで…」

そういってニヤッと笑っていた。

「なるほどな…まぁもとより反対するつもりはないから任せるけど慎重にな」

今回の事件のような事もあるので他国への対応は慎重にならざるを得ない。

「ああ、とりあえず喧嘩売ってきたことに対する対応はすでにアメリカを通して対応済みなので大丈夫ですよ。手を出したらどんな目に遭うか教えて上げます」

沙月がとても怖い顔をしていた。

実際、沙月の予測の上をいったのは素直に感心する。

まぁ沙月曰く普通に考えればありえない行動の結果だと言っていた。

そのありえない行動で沙月の予測を外したのだからやはり凄いのか…。

この後の沙月の報復を知った後はやっぱりバカなことしただけだったなという結果になったのでやはり沙月は怖い。


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