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零の風~あるパイロットの戦争~  作者: 佐久間五十六


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日本の名機

 零戦以外にも日本軍には、優秀な機体が多数存在していた。"ワンショットライター"と呼ばれた一式陸攻。古くは大正時代に作られた13式艦上攻撃機や。昭和3年製造の、3式艦上戦闘機。ちなみに13式艦上攻撃機は、三菱が英国から招いたスミス技師に設計を依託。大正13年に完成したものである。

 日本は昭和8年までに約420機の飛行機を生産しており、日本海軍初の本格的攻撃機であった。

 とは言え、大正から昭和初期にかけての日本が作った飛行機は、そのほとんどが外国人による設計によるものか、外国機の摸倣の範囲であり、航空機開発後進国意識があった。

 艦上戦闘機、艦上攻撃機、双艦、三水、大陸攻の5機種が日本の主要機種であった。90式艦上戦闘機も、零戦が登場するまでは活躍した。隼型戦闘機も優秀な機体であった。陸軍の92式重爆もそれなりに活躍した。

 他にも、96式艦上戦闘機、8試特偵、烈風、97式艦上攻撃機等も、日本が開発をした航空機としては、優良な機体であっただろう。勿論、これ等の機体以外にも日本は多数の機種機体を製造しているのだが、どれもこれも戦果に乏しく名機とは、呼べなかった。零戦以外に名機を上げろと言われれば少し悩む。

 もし仮に日本軍が零戦をベースにした革新的にパワーアップした機体にバージョンアップし続けられれば、恐らく日本の戦争の結果も大きく変わっていたのかもしれない。無論、それはあくまで机上の空論に過ぎないのであるが。それは致し方無い。

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