あらすじ
あらすじ
第一章 操られたアヤカシ
千羽に現れた知らぬ人間の気配。最初こそ気のせいかと思われたが、日に日にそれは侵入者が居るという確信に変わる。その正体を追う智鶴と百目鬼。そして現れた侵入者、それは蛟を従えた契約術師の少女、十所竜子だった。彼女との激しい戦いが終わり、当主・智喜は竜子を千羽に迎える意向を示す。
第二章 ムカつくアイツ
千羽に迎え入れられた竜子だったが、千羽への侵入者として現れ、百目鬼を傷つけた彼女を許せない智鶴は、何度も竜子と衝突する。そんな折、警察から捜査協力の依頼が舞い込んだ。それは市内に現れたのっぺらぼうを調べて欲しいというもの。当主・智喜はその依頼を、智鶴・竜子・百目鬼の3人で調査するように指示する。嫌々ながらも、『仕事だからしょうがない』と自分に言い聞かせ、その仕事をこなす智鶴。その後見つかったのっぺらぼうの『唯雄』彼の家族を探す中で上級妖『鵺』に襲われる。力を合わせて倒した彼女らは互いを認め合う事が出来た。
第三章 弱いワタシ
近頃の戦いで、自分の弱さを痛感した3人。竜子は実家へ指南書を取りに帰り、智鶴はずっと遠ざけて居た道場へ向かった。また、百目鬼は自身に重くのしかかる過去と向き合うべく、実家に帰る。だが、各々が各々で壁を乗り越えようとしているところへ、智鶴の宿敵『ぬらりひょん』が百鬼夜行を従え現れる。苦戦を強いられる中、竜子と智鶴が力の発端を握るも、戦いに負け、己に負け、3人は出稽古に行く決心をする。