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『魔女の愛弟子』

生きることは重荷を負って一歩一歩を踏みしめることに似ている。


井川林檎さんが書かれる物語には、そうした面が強調されているものが多い気がします。

だからこそ、一筋の光が見えた時、読者はほっとするのです。


井川林檎さん作『魔女の愛弟子』もまた、そうした物語です。


挿絵(By みてみん)


『その身に負うもの』


主人公であるルンペルシュティルツヒェン、略してペルは、西の大魔女(男性)の弟子となるが、ある日、師匠であるラトメは失踪してしまう。オパールの魔女に連れ去られるのです。

彼を恋うるペルは師匠を求めて旅に出ます。


汽車による旅の描写は、ペルの不安に揺れる心の内を如実に表しています。

東の大魔女(男性)であるゴルデンと共に、契約可能な依頼を受けながらの旅は続く。

それは童話になぞらえた、深い構成のもとでの描写です。


挿絵(By みてみん)


『東の大魔女』


旅を続ける内にペルは次第にゴルデンに惹かれていく。

その恋の結末。

そして師匠のラトメを取り戻すことができたかどうか。


壮大で素晴らしい物語を、堪能してください。



挿絵(By みてみん)




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