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『真夏の雪に逢いに行こう』
時も性別も超越して求め合う二人。
夏に雪は降るでしょうか?そんな奇跡は起こるでしょうか?
七瀬渚さん作『真夏の雪に逢いに行こう』は、読み手にそう語りかけてくるようです。
ひたすらに、がむしゃらに、想いに突き進む主人公たち。
時は大正後期から始まります。
男子学生たちの友情。そして…。
転生を経て、主人公の性別も移り変わります。
『わすれなゆき』
主人公には「夏」、主人公と想い合う相手には「雪」を象徴する名前がつきます。
とある経緯により、主人公は勿忘草に格別の想いを抱いています。
『渚の海』
これは書き手である七瀬渚さんと、主人公であるナツメをイメージして描いたものです。
緩やかに流れる時間。揺蕩う魂。
『一途』
主人公の夏南汰を想い続ける一途な女性・夏呼。トルコキキョウが彼女のトレードマークです。
絡み合った縁の連鎖。行き着くところは楽園か、はたまた……。
七瀬さん描かれるたくさんの挿絵も見どころ。
本編完結済みです。