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ふと頭をよぎる、そんな何か【詩集】

※私の取扱注意書

作者: 春風 優華

私はとても我が儘です

だから自分勝手に行動する時もあります

そんな時は暖かい目で

見守ってくれれば幸いです


私は時に寂しがりやです

でもそんな時に限って人に話しかけるのが苦手です

もしその様子に気づいたのなら

そっと仲間にいれてくれると嬉しいです


私はよく怒ります

すると話しかけてくれた人に八つ当たりをしてしまうのです

そんな時は何も言わず

そばにいてくれると落ち着きます


私は嫉妬心が強いです

他人を見ては羨み妬み自らの惨めさに胸を痛めます

皮肉を言ってしまうこともあるでしょう

でもそれは心のどこかであなたを尊敬している証なのです


私は笑いが大好きです

なのでくだらないことをさも面白いことかのように言っているかもしれません

笑がないのは辛いです

無理にでも波長を合わせてくれると満足します


私は細かいとことが気になります

音や臭い その他です

なるべく対処しようと努力をしますが

どうしても間を開けてしまうのでもしそんな私の様子に気づいたのならなおしてくれるとあり難いです


私は親しい人に饒舌です

話を聴くのは得意としません

なので話し出すと止まらなくなることがあります

あなたの話を聞いてあげられなくてすみません


私は言葉に敏感です

些細なことで傷ついたり気に障ったり不快に思ったりします

険悪な雰囲気を出すときもあるでしょう

そんな時は無理に近づかないで距離をとってくれればどちらも嫌な思いをせず収まります


私は謝ることが苦手です

大事な時こそその言葉が上手く発っせません

けどだれに対しても申し訳ないという気持ちを抱えて接しているのです

感じてくれたら助かります


私はあなたにとってどんな人ですか

友達 親友 知り合い 邪魔者 他人 色々でしょう

友達だったら嬉しいです

でも嫌われていてもおかしくありません


私は今まで生きてきた中

一体何人の人を傷つけ哀しませ怒らせてきたのでしょう

対して笑顔にさせられたのは何人でしょう

前者が多いことだけは分かります


私は思考を巡らせています

例えば電車内でぶつかってしまったあの人

咄嗟に声は出ませんでした

そんな一瞬でも人を不愉快にさせてしまったのです


私は果てしない数に圧倒されます

日本だけでも何億人といますが

一秒で迷惑がかけられるのですから

人一人の存在は小さなことではないのかもしれません


私は同時に気がつきます

自分が人に嫌な思いをさせた数もほんの一握りのことではないのだと

自分のしてきたことの大きさに

衝撃を受ける瞬間でした しかし


私は私です

今まで生きていた十数年で作り上げられた私は中々変えることができません

なのでこんな私ですが

受け止めてくれる人を探しています


私はダメな奴ですから

悪い時には叱ってください

調子に乗ったら諭してください

たまに良いことをしたならば

心の底より褒めてください


私はまだ生きています

そしてこんな私が嫌いではないのです

ダメな奴ですが

なるべく素直に自分の思ったことを隠さずに生きています私が

ここまでお読みいただきありがとうございます。

今回は最初のワンフレーズがふいと頭に流れ、それに掛け算していったものです。個人的には今までにはない感じで良かったかなと。

皆さんは自分を分析したことがありますか? 私はよく後悔をします。他人にどうこうして欲しくてこれを書いたんじゃない、自分で自分を理解するために書いたのだ。ということを読者様には分かっていただきたい。

そしていつか、説明なんか見なくても互いの距離感が自然とつかめるような仲の良い友が……。


それではこの辺で、またいつか。


2013年 2月27日 春風 優華

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― 新着の感想 ―
[良い点] ・リズムがいい。 ・言葉が綺麗。 [気になる点] ・あえてなのかとも思ったが、敬体と常体が混在している。せめて最後だけにした方がいいかと。 『そんな一瞬でも人を不愉快にさせてしまったん…
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