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奄美のリアル事件簿 『変装眼鏡』

 推理小説にでてくる名探偵や怪盗は変装の名人だ。私・奄美も挑戦してみることにした。ここのところ、PCでの作業が多いから、目がしょぼしょぼしていた。丁度良いではないか。PCの有害光線カット用の眼鏡を購入。それを着用してみた。

 十八時。仕事で滞在している安宿の通路を歩く。近い部屋にいる測量会社のサブさんに挨拶する。退勤してきたばかりで、扉を開けるところだった。

「こんばんは」

 ぎょっ。「こ、こんばんは……」

 塗装職人のゲンさんが階段を上ってきた。

 うおっ。

 変だったか。

 部屋に戻り、恐る恐る鏡で顔をみてみる。

 げっ。

 そこにいたのは目玉ぎょろぎょろ怪人だった。

 街に出なくてよかったあ。不審者として、お巡りさんに補導されるところだったよ。

     了

   

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