俺と友とクリスマス!
12月25日・・・
町は元気だった。
こんあ寒いのに・・・
もうすぐ夜の8:30・・それなのにこの明るさ
「電気の・・無駄だよ・・・」
一人の男が呟いた。
彼の名は村上 暗之助
どっかの誰かさんと名前が似ているが、それはスルー
彼は日向中学3年2組。趣味はギター。
12歳の時に両親を事故で無くし、それ以来一人暮らしだ。
「にしても、いいよな~恋人さんがいる奴は。・・・」
そんな事を思っていると・・・
「「ピーンポーン」」
自宅のチャイムが鳴った。
・・・無論無視・・・
「「ピーンポーン」」
・・・・・仕方がないからドアを開けてやった
「よっ、来てやったぜ。どうせ暇だろ?」
俺の大親友であり、幼馴染の、杉浦 雅人。
中二のときはお互いまったくモテなかったが、中三になり、突然モテ期が来た。
こいつも、俺と同じでオタクであり、バカだ。しかしこいつには女を引き付けるカリスマ的美貌と、
すぐれた運動神経があった。
そんな雅人に俺は、嫉妬していた。
「どうせって何だよ・・」
「まあまあ、今日はクリスマスだぜ、楽しくしようや!」
「お前はモテるから、楽しいかもしれないけど俺はいつもどうり、ポ〇モン育てるだけだから・・・」
「・・・・・・・」
「ご、ごめん。とにかく座れよ。」
雅人が座ってから、俺は言った。
「で、何のよう?」
「いや、今日はクリスマスだろ。」
「それ、さっきも言ってた。」
「えっ、あ、いや、その、だからさ、家にいても退屈だろ?だから、外でパーッと遊ぼうぜ!」
「一人で行けば?」
「まぁまぁ、そんな事言うなよ。さ、行こうぜ!」
俺は雅人に連れられて、外に出た。
さすがはクリスマス。明るいなんてレベルじゃない。
むしろ、まぶしい。
「世間は、24日に、『クリスマス』とか言って、告ったり、キスしたり、S○Xするけど、実際クリスマスは、25日だよな。」
つい、本音が出てしまった。
「そ、そうだな」
「・・・・・・・・・・」
「・・・・・・・・・・」
お互い黙りこんでしまった。
そんな時、以外な奴らが現れた。
「あれれ?ねぇ、あれって村上くんじゃない?」
「あっ!本当だ!雅人もいるじゃん!」
彼女達は、俺たちと同じ中学の篠田 絵里子と、鈴木 カンナ。
実は俺とカンナは、皆に内緒で付き合っている。
俺が小三の時にスペインから転校して来た彼女に俺は惚れた。
そんな俺は中二の時にカンナに告白した。
正直無理だと思っていたが、男としてけじめを付けようと告った。
しかし、彼女はイヤな顔せず、yesといってくれた。
実は今日も彼女をデートに誘ったが、同級生に見つかったらヤバイと、いう結論が出て中止になった。
俺はすれ違い際に
「メリークリスマス」
といって時を終えた。
そんなこんなで今年のクリスマスも終わってしまった。
来年は、
来年こそは、
俺はカンナに・・・・・・・・・