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白虎の宝玉  作者: 西都涼
芽吹の章
43/201

43

 王太子府の参謀室の奥に参謀資料室がある。

 ここには、開闢からの王太子軍の記録が残っている。

 何時、何処で、どの国を相手にどんな戦をしたのか。

 その時の状況をとても詳しく書き記した書物が、奥の書棚に年号別に揃えられている。

 参謀室の仕事は、戦の最中だけでなくその後が最も忙しい時期となるのだ。

 後世に残すために、克明に記す義務があると、初代より受け継がれてきた慣例。

 もちろん、その中には戦にならずに回避されたものも含まれている。

 何を理由に戦が回避されたのか、実はそこが重要なのだ。

 しないで済むなら、戦などやめるべきであるというのが、一貫した颱の態度である。

 だが、そうはならない現実に苦悩する名もなき先達の想いを感じ取る度、翡翠は瞑目する。

 なぜ人は争うのか。

 他者と争う前に、己との争いに負けぬように己を鍛えなければならぬのに、それを放棄した者達が、醜い争いを引き起こすのだ。

 先の戦の経緯をまとめた書を書き終えた翡翠が、それを書棚へと置き、百年以上昔の書へ目を通していたときのことだった。

 がたんと参謀室の戸が乱暴に開け放たれた。

「翡翠! いるか?」

 少年とも青年とも判別しにくい、だが、力に溢れた若々しい声が部屋の主を呼ぶ。

「これは……我が君。御用がございましたら、わたくしが参りますとあれほど申し上げておりますのに」

 書物を所定の場所に戻した翡翠は、書庫から資料室を抜け、参謀室へと姿を現す。

 三年の月日は、幼い少女を娘へと変化させるのに充分すぎるほどであった。

 昔と変わらず質素な官服に身を包んでいるものの、誰もが彼女を少年だとは思わないだろう。

 背も伸び、女性にしてはかなり高い部類に入るものの、小作りな顔とほっそりとした長い手足がそうと感じさせない。

 まろやかな肢体を味気ない男物の服に包んでいるのが逆に彼女の整った体型を際立たせている。

 それでいて女性特有の甘さは一切感じさせない。

 穏やかで何処か老成した包容感を漂わせているものの、凛と引き締まった表情が、彼女がただの娘ではないことを匂わせる。

 対する熾闇も、この三年で精神的にも肉体的にも急激な成長を遂げていた。

 上の兄ふたりを亡くし、残る王子の中で最年長という立場からか、その年齢以上の落ち着きを漂わせており、そうして時折見せる少年らしい茶目っ気たっぷりの言動や表情が、周囲の空気を華やかに賑わせ、女性達の気を惹くようになった。

 身長も高くなり、以前は翡翠と視線を合わせる位置にあったものが、今では頭半分以上も高い位置にある。それに伴い、頬もすっきりと削げ落ち、しなやかな躰にはそれに見合った俊敏な筋肉もついてきている。若狼といった精悍な風情だ。

 闇色の髪と瞳を持つ彼に、若黒狼と呼ぶ者までいる。

 父王と似た、だが違う魅力を湛えつつある若者は、やはりたったひとりの乳兄弟の前では、ただの子供であった。

「俺が会いたいから来た。それじゃ駄目か?」

 からりとした口調で告げるが、翡翠が言いたいことの半分も理解していないだろう。

 その言葉を他の女性に告げれば、必ずその女性は頬を染め、瞳を潤ませることだろうが、言われた翡翠は額に手をあて、重々しく溜息を吐いただけだった。

「少しは対外的なご身分をお考え下さい。臣下の許へ気軽に足を運ぶなど、あまり体裁の良いものではございませんと、常に申し上げておりますでしょう」

「ま、普通はそうだな」

「普通でないと仰る?」

「そうだろう? ここは、参謀室だ。ここから持ち出せない資料を見たいと思ったと言えば、誰もが納得するぞ。ここはそういう場所で、俺は王太子軍の主将なんだからな、とりあえず」

 のほほんとした表情で答えた熾闇は、乳兄弟を見下ろし、肩をすくめる。

 言いくるめたと思った片腕が、呆れたように溜息を深くしたからである。

「それで、御自ら足をお運び下さったご用件はどのようなものでございましょうや」

 敢えて王子の言葉を指摘せず、あからさまに話題を変えてみせた翡翠の態度に、第三王子は視線を彷徨わせる。

「あ、いや……大したことじゃないってゆーか、充分大したことなんだけど……おまえ、北の坤からの婚約の申し入れ、断ったんだって?」

 相手は同じ四神国であり、北の玄武神が見守る大国の坤からの申し入れを断るとは思わなかったらしい若者は、戸惑ったような表情で問いかける。

「それって……」

 大丈夫なのかと言いたいのか、それとも相手の名を問いかけているのか、それは熾闇にしかわからない。

 しかし、翡翠は何かを感じ取ったのだろう、柔らかな笑みを浮かべてみせる。

「正式なお断りではございません。ただ、わたくしはまだ成人を迎えぬ若輩者──覚えることが多き身ですから、言葉を返すことはできかねますと申し上げたのみです」

「……よく通用するな、その言い訳」

 心底羨ましそうな響きがそこにある。

「寝所に忍び込まれたのですって?」

 くすっと笑った彼女は、見事な切れ味で切り返す。

 思いっ切り嫌そうな表情を浮かべた若者は、頭を横に振る。

「ひっくりしたぞ! 俺の寝台に見知らぬ女がいたときには。思わず剣を抜きかけたが、相手が女だとわかったから即刻退室を願ったら、泣くわ怒るわで大変な目にあった」

「それはまた、お気の毒に」

「思いっ切り同情してくれ。実際、うんざりするぞ。こんなことなら、草原で天幕張って暮らしていた方が、どれだけ快適かわからん! 女に寝込みを襲われるくらいなら、戦場で命を狙われてる方が余程すっきりしてマシだ! なんで、自分の思い通りにならないとあんなに癇癪起こすんだ!?」

 心底理解に苦しむと言いたげに、熾闇の口調は苦々しい。

 相手の女性にしても、熾闇にしても同情してやりたいと、翡翠は笑いを噛み殺しながら思う。

 熾闇は、自分が異性に対してどれほど魅力的に映っているか、まったくわかっていない。

 彼の心にあるのは、風となり草原を駆け抜けること、そうしてこの国を護ることだけである。

 共に駆け抜け、戦う者の姿は映っても、待っている者の姿は彼の瞳には映らない。

 彼は風と同じなのだ。何よりも束縛を厭う。風は留まることを知らないものなのだから。

 だからこそ女性達は、彼の瞳を自分に向けさせようとあれやこれやと画策をする。

 寝所に入り込んだ女性も、そのひとりだ。

 成人前だというのに、並の男達よりも精悍で魅力的なくせに禁欲的な熾闇を、どうしても手に入れたいと思い、そうして既成事実を作ってしまおうと思ったのだろう。

 成人していなくても、王族は側室を持てることになっている。

 それを見越しての行動だったというのに、熾闇は事もあろうに即刻退場を突き付けてきたのだ。

 顔も何も確かめずに、寝所に女性が居ると判った時点で。

 自分が非常識であることを承知していても、恥をかかされたことには違いない。

 泣きもしようし、怒りもするだろう。

 ただ、それは熾闇には通用しない。

 恋愛事に関して、彼は奥手と言うよりも未成熟なのだから。

「……過ぎたことでございましょう。それで、どうなさるおつもりですか?」

「あぁ、それで、しばらくここに泊まることにする。ここなら無関係の者は入れないからな」

 にっと笑う若者は、己の計画が完璧だと思っているらしい。

「近く、兵を出すことになるかもしれぬから、殺気立って、悪ふざけをするような女性も減るだろうが」

「北、ですか」

 その名の由来となった宝玉のような瞳を主に向けた娘は、落ち着いた声で告げる。

「あぁ。子細わかり次第、動くぞ」

「御意」

 彼等に平安の時は訪れないらしい。

 またもや襲ってくる嵐に、若者達は僅かに目を細めただけであった。


 北の四神国、坤と奏国のさらに北に位置する巍は、何かにつけ、綜家の末子を狙っていた。

 何度も颱へ使者を派遣し、妃に翡翠を望み、その度に断られても諦めず、挙げ句の果てには、大使であるはずの男が王太子府へと忍び込もうとまでする。

 側室が悪いなら、正妃を廃し、その地位を翡翠に与えるとまで言う巍王の命を受けた大使は、彼女を連れ帰らなければ、その命を摘み取り、尚かつ家族、血族すべてを根絶やしにすると脅されていたということだ。

 常軌を逸した王の言動に、颱王や白虎どころか、官僚に至るまでげんなりし、国民に至っては、颱の至宝に対する人とも思わぬ対応に怒りを露わにしていた。

 さらに言うなれば、この巍王、颱王よりも遙かに年上であり、翡翠との年齢差は祖父と孫ほどあるのだ。

 四神国との和平を望むという意味での婚姻なら、巍王自身よりも立太子した王子と娶せる方が理に適っているだろう。

 先が短い王よりも、次代の王子に嫁がせた方が長く平和を保てることは明白である。

 それよりも、さらに奇妙なことは、巍は颱と国境を接していないのだ。

 颱は決して他国へと攻め入らない。

 それゆえ、和平を望むのは簡単である。自国が颱へと攻め入らねば、恒久的に平和が続けられるのだ。

 さらなる援助を望むとき、婚姻という手が有効になってくる。

 ところが巍は、他国に援助を望まなくても充分やっていけるほどに豊かな国である。

 そこまで翡翠に執着する理由が何処にも見当たらない。

 年若い者が恋々と美貌の娘に執着を抱くのなら、話は判る。

 だが、孫ほどに年の違う娘に老人が何の執着を見出すのだろうか。

 わからぬことばかりだが、はっきりわかっていることはただひとつ。

 巍王は、翡翠を諦めるつもりは毛頭ないということだ。

 手始めに誘拐を行い、失敗した後、外交で駆け引きをかけてきたが、再び武力行使にいたり、軍を颱に向けて行軍させているという情報が数日前、王都へと届いた。

 情報集めをしていた閣僚達は、あまりにも馬鹿馬鹿しい挙兵理由にうんざりしながらも、迅速にそれらをまとめ、王太子軍の布陣を決めて、王都を出立したのである。


 王太子軍の持ち味は、その機動力にある。

 疾風迅雷──風の如し。

 主将参謀の号令に一糸乱れぬ動きを見せる一軍は、すべて騎馬である。

 有り得ない程の短期間で目的地へと到着できるその速さは、整備された街道ではなく、路なき道である草原を最短行程で駆けるからである。

 そして今も、北部国境に向けて疾走していた。


 移動の途中で、兵士達が最も楽しみにしていることは、野営の食事である。

 大将の指示を副将兼参謀が受け取り、伝令に野営の準備をするよう各将に告げる。

 大隊の将が中隊長へ、中隊長から小隊長へと命令が伝わり、即座に足が止まり、そうして野営の準備が始まる。

 天幕を張る者、食料を調達する者、賄い当番の者、それぞれが忙しく、また楽しげに己の仕事に励んでいる。

 その中で、大隊の将軍達はのんびりとした足取りで主将の天幕へと向かう。

 そしてそこに、第五王子青牙の姿もあった。

 帯刀後、武人となることを望んだ彼は、王太子軍の小隊長へと任命され、そうしてそこで順当に手柄を立てて昇進していったのだ。

 だがそれは、すべて翡翠の指示に従っての昇進であることを青牙は承知している。

 そのことを口惜しいとは思わない。

 翡翠や兄と自分との差は、埋めがたいほどにある。

 逆らったところで今の自分にどうしようもないことはわかりきっている。

 経験が足りないことは、百も承知であり、その経験を積ませてくれるように翡翠と兄が苦心してくれているのだから、ありがたく思ってそれを活かせるように努力すべきであると、自分に言い聞かせている。

 そうして、信じられないほどの速さで将軍の地位を得ることができた。

 まだ、経験が足りない。

 しかしながら、中隊や小隊を束ねる役目ではなく、大隊を束ね、主将の側近としての将軍の地位を与えられたのは、おそらく主将や参謀の仕事を間近で見るようにという配慮であることは、彼なりに理解できた。

 それが恐ろしく大任であることも、感じ取っている。

 将軍であれば、参謀や主将の命令を受け取り、そうして自分の判断で大隊を指揮しなければならないのだ。

 今までとはまったく違う。

 自分が采配を失敗すれば、命を預けてくれている兵士達のその命とそして信頼を失ってしまうことになるのだ。

 小隊でも、その命ひとつひとつが重かった。

 それが大隊になれば、その重さは半端ではなく重圧にしかならないほどだ。

 そうしてそれを一個師団分預かっている主将達は、どれほどの重さに耐えているのだろうか。

 その重さを感じさせない凛とした姿勢を崩さない翡翠の横顔を見つめ、青牙は溜息を吐く。

「翡翠殿は、美しいなぁ……」

「今更ながらとは申しますが、至言でございますな」

 青牙の背後から飄々とした声がかかる。

 人に聞かせるために言ったわけではなく、しかも口に出したつもりもなかった青牙は、大いに慌てた。

「犀蒼瑛殿!」

「おや、これは失礼を。壁に耳あり、戸に目ありと申しますからね、ご注意を」

 痩身の美丈夫は、にやにやと人を喰った笑みを浮かべて恭しく告げる。

 青牙はこの男が苦手であった。

 どうにも、からかわれているような気がしてならない上に、翡翠がこの男と非常に親しいせいである。

「う……人の気配には十分注意することにしよう。だが、わたしは疚しいことを思って言ったわけではないぞ」

 無理矢理表情を引き締め、真面目そうな表情を作った青牙は、精一杯の体裁を取り繕い、威厳を込めて答える。

「はい。もちろん、存じておりますとも。我が軍の者は老若男女問わず、軍師殿に憧れておりますゆえ。かくいうわたしも、麗しの軍師殿の前に膝をついております」

 悪びれずに答えた男は、人好きのする笑みを浮かべる。

 この笑顔が食わせ物だと、兄である王子がぼやいていたことを思い出した青牙は、気を引き締める。

「ご存知でございますか? 他軍の将軍達は、こぞって軍師殿に求婚なさっておられるとか……我が軍の将達は、時期を見て口を噤んでいるだけ。他国の王族、貴族も、大国名門の綜家の末姫であり天才軍師である翡翠殿に婚姻希望の意志を告げているというのに、我が国の王族の方々だけがあの方にその様な気配をお見せしないのですよ。まぁ、例外であった方はもういらっしゃらないのですがね」

 呑気な口調で告げる青年は、笑顔を作っているが、実際には笑っていない。

 それを彼を良く知る者は判っていたが、残念なことに青牙はそこまで彼を知りはしなかった。

「犀将軍は、王の選出方法をご存知であられるか?」

 苦笑を浮かべた若者は、美丈夫の言葉にならない問い掛けに、問い掛けを返す。

「王の……? 白虎様がお選びになられるのでしょう」

「そう。王家の血を引く者で、最も民のことを考える者を白虎殿が選ばれる。つまり、直系でなくとも、王座に相応しいと思われたら、それで良いのだそうだ。今、颱で次期王座に相応しい方はふたりいらっしゃる。兄上と、翡翠殿だ。もし、翡翠殿が女王に選ばれたとして、それを支え、共に生きていけるだけの強さを自分が持っていないとわかるから、二の足を踏んでいるのだ。意気地がないと思われるか? ただ兄上に関しては、何をお考えなのかはわからぬが」

 肩をすくめ、自嘲しながら答えた青牙は、相も変わらず翡翠の姿を目で追っていた。

 熾闇と肩を並べ、彼の言葉に穏やかに微笑みながら軽く頷き、風に艶やかな黒髪をなびかせている。

 恋愛感情という甘いものは、この二人の間にはまったく感じられない。だが、それよりも確かで強固な絆が二人の間にはある。誰も入る隙が全くないほどに強いものが。

「熾闇殿に関しては、簡単ですよ。まったく何も考えていらっしゃらない。翡翠殿は翡翠殿です。それ以上でもそれ以下でも有り得ない。従妹で乳兄弟で親友。すべての一番は翡翠殿に向かっているのに、恋愛感情だけはない。まぁ、熾闇殿にしてみれば、もうひとりの自分に恋するなど、異常だとしか思えないのでしょうがね」

 小さく笑った蒼瑛は、青牙の言葉に答えを返す。

「もうひとりの自分? 兄上にとっての翡翠殿が? 翡翠殿は女性だろうに、何故その様なことを思うのだろうか」

 不思議そうに呟いた青牙の言葉を、犀将軍は聞いてはいなかった。

 何かを納得したかのように、軽く何度も頷いている。

「犀将軍?」

「おや、失礼を。ですが、北の老王が何をお考えなのか、わかりましたよ」

「巍王が?」

 不気味すぎる王が何を考えているのか気になった青牙は、視線だけで蒼瑛に問いかける。

「颱を手に入れるおつもりのようだ。翡翠殿が女王となれば、その夫は必然的に颱を手に入れられると思い込んでおられるようだ。昔、こういう噂が流れました。綜家の末姫が選んだ者が、颱王となる。真実を知ろうとした者が、白虎様に尋ねたようですが、彼の御方は沈黙を守り、そうして陛下がその噂は真実ではないと公言なさった。それ以来、その噂は立ち消えましたが、噂を真実だと思い込んだ方も何人もおられたようだ。さしずめ、巍の王はそのひとりのようだ」

 あからさまに呆れたような表情を作ってみせる青年に、若者は生真面目な顔で頷く。

「なるほどな。確かにその噂、翡翠殿であれば真実のようにも聞こえるな」

「佳人の宿命というやつです。見目麗しく、才溢れる者ほど、重い宿命を負わされてしまうという実にやっかいな思い込みですな」

 綺麗に整えてある顎を撫で、笑いながら皮肉った蒼瑛は、本陣の天幕へと歩を進める。

「思い込みであれば、どんなにか良いのだが」

 かつて、翡翠の口から告げられた真実を照らし見て、とても軽いとは言えない半生を歩んできた従姉と兄に、青牙は心からそう思った。

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