――― 5月12日 ――― 午後7時5分 ―――
てててててってってーん
パソコンによって更新が速くなった
しばらく走ると明人を発見した
明人「カクカクシカジカ よし、変なことに巻き込まれたお前の友達助けに行くか」
龍斗「ちょっと待て!?俺は何にも言ってないぞ!?」
明人「いやまったく!!!」
龍斗「はぁ・・・」
こいつは全く変わらない・・・こんなときに
明人「だってお前の説明いちいち長いじゃん」
龍斗「あぁああああああ!!!もういい、移動しながら説明するぞ!!!」
こんなところでふざけてる暇は
明人「急いでるんだな」
龍斗「ああそうだよ!カクカクシカジカ言ってる場合じゃないんだよ!」
明人「じゃあ俺を殴れ、手加減するなよ」
・・・・・は?
龍斗「あのー明人さん?いつのまにそんな趣味を?」
明人「これじゃあ駄目か、なら白川さん、その手で私を痛めつけてくれませんか?」
龍斗「その口調で白川さんやめてくれ!俺のトラウマなんだよ!」
明人「・・・・・優しくしてください・・・」
龍斗「なんでそうなるんだあああああああああ!!!!!」
ノリで明人にチョップをかました
もう見た目が女の子とか関係無いんだよ
みんなならわかると思うんだ、この口調で俺、死にかけてるから
明人「よし準備完了!!!」
龍斗「なんだ?ドM性癖で準備完了なのか、今度は本気でなぐ」
明人「駄弁ってる暇はないんだろ!!!」
そう言って明人は俺をつかんで跳んだ
8mくらい?
龍斗「ってはぁぁぁぁあああああああ!!?」
明人「まぁ落ち着けって」
そして近くの家の屋根に着地して
そのまま次の家の屋根に飛ぶ
龍斗「おいおい、いつからそんな化け物になった!?」
明人「うーーーーん、多分ロリ巨乳なったときからかな」
龍斗「どういうことだ!」
明人「お前のクラスのやつらが俺に傷ついて欲しくないって願ってついた防衛機能じゃね?」
そして着地すると今度は次の家を3つ飛び越える
明人「気付いたのは今日の帰り、のんびりしてたら変なやつらがナンパとか愚かな行動してくるもんだからしゃべり終えた瞬間に本気で蹴ったわけだ」
龍斗「いきなり蹴るなよ・・・相手はどんくらい吹っ飛んだんだ?」
次の家に着地するとビル群が見えてきた
そして10m以上跳躍する
龍斗「ぎゃああああ!!!無理無理無理無理無理!?!?!?!?」
明人「落ち着けよ、ちゃんとしがみついてれば問題ないだろ?」
龍斗「それが困難なんだよ!!?」
何度も言うがこいつはいまロリ属性になってる
今のこいつの身長は中学よりも小さい130くらいかそれより小さいかぐらいだ
そして俺の身長は174cmである
その状態で小さいほうにおぶってもらって
龍斗「大丈夫なわけないだろうがああああああ!!!」
そして一個ビルをまたいでまた跳躍する
龍斗「ぎゃああああああ!!!」
明人「それでさっきの馬鹿の話だけどな」
龍斗「ああああああああああ!!!」
明人「ペちってなっただけでまったくとばなかったんだよ」
龍斗「落ちるから!もう少しゆっくりで明人!」
明人「そしたら相手がつかみかかってきたから、相手の顔面殴ったらな」
龍斗「そうそう、速度落として、もっともっと」
次のビル着地してさっきよりさらに跳躍する
ビル4つ跳びこせるぐらい
明人「30mぐらいとんでビックリだ (^∀^)」
龍斗「俺が飛んでくから!ぎゃああああああああああ!!!」
明人「うるさい、臨死体験する?」
龍斗「すいませんすいませんすいませんすいませんすいませんすいませんすいませんすいませんすいませんすいませんすいません」
明人「よしもう着くぞ」
龍斗「まだあんなに離れてるけど」
一番高いビルのフェンスに着地する
龍斗「ガタガタガタガタガタ」
明人「よし、投げるか」
龍斗「!? ((( °д°)))」
明人「300飛べば届くな、木に引っ掛かれば問題ないだろ」
龍斗「無理無理無理無理!!!!!」
明人「いっけぇええええええええええええええええええ!!!」
龍斗「\(^O^)/」
――― 咲視点 ――― 午後7時15分 ――― 山奥? ―――
黒服「さて処理はどうしようか
・・・・・
黒服「オイル撒いたけど煙で怪しまれる可能性があるからな」
・・・・・
黒服「一人ずつなぶり殺しにするか、さてと誰にしようか」
ピピピピピピピピ
咲「!?」
こんなときにメールするのか!?
黒服「おい、電話はよこせって言ったよな、出せ」
咲「・・・・・」
なんでこんな時に・・・なんでメールなんか!?
黒服「出せって言ってるじゃねぇか!!!」
咲「やだ!!!」
あいつのことだ、あたし達を助けにここまで来るだろう
これがばれたら白川まで
黒服「まぁいいか、これがあるし」
ポケットから黒い銃が取り出される
黒服「出せよ」
咲「いや」
英孝「これでいいのか?」
咲「英孝!!!」
あたしの携帯が黒服に投げられる
咲「英孝!!!」
英孝「仕方ない、俺たちはまだチャンスがあるんだ、あいつが携帯をのぞいた隙に」
黒服「なんだこの文?」
ぎゃああああああああああああああ!!!
黒服「グボァ!?」
なんか飛んできて黒服に当たった
「殴る・・・・見た目は関係ねぇ・・・絶対殴る・・・」
咲「・・・・・」
「なんか当たったから生きてたけど、何にもなかったら死んでるからな・・・」
咲「どうやって来たんだ?白川・・・」
英孝があたしの携帯をのぞく
英孝「おい、白川・・・」
龍斗「なんだ?」
英孝「この文面ふざけてるのか?」
龍斗「・・・・・見せろ」
『遅れて参上ドラゴンライダー (`・ω・´ )シャキーン』
龍斗「訂正、ブッコロス!」